夫の精神年齢が低い、いや、若すぎることについて
ちょいエロ。そして中年夫婦にオエっと注意-------
休日の真昼間にね。
食卓でゴリラ夫がコーヒー飲みながら、ヤフーニュースか何かで女性がしょうもない痴漢かなんかに遭った事件を読んで、脳で同情しながらも、下半身でコーフンしちゃったみたいで、なんか上目遣いで、私に言うんですよ。
「なんか...じょっつ、女性って本当に大変だよね...こんなろくでもない目にあわされて...ッ」
おまえなあ、気の毒がるか興奮するかどっちかにせえよ、可愛いけど
ってぶっ叩いてやってもいいけど、ゴリラ旦那はね、本当に産まれながらに燃え盛るようなエロへの衝動が有り余っているために齢50近くになってもそんなありさまなだけで、心底悪気ないのは知ってるから
「そうねえ...」
で流してあげたのよ。
会社の女性陣の前では完全ムッツリ紳士だから、おばさま連中に逆セクハラ発言されてからかわれて目を伏せて食堂から逃げ出したりしてるストレスを、いま自宅で発散してるんだろうな、と。
本気であの人、悪気ないのよ。
他にもね、コロナが始まってから
「ああっ...小池知事...女性なのに!『夜の街』『夜の接客業』とか連呼させられる辱めを受けて...何て気の毒な!!!なんとかならないのか!!!可哀そうすぎる!!!こんなワードは小池知事の部下の男どもに発音させればいいだろうに!!!...それにしても小池知事いくつになっても綺麗だな....♥」
ってコーフンしながら憤慨してるような人なんで...。
てゆうか、「夜の接客業」ってワードだけサングラスの後ろのSPがぼそっと発音したらますますえげつないだろが。パペットマペットかよ。
話戻るけど、それであたくし、
「いやーーでも。男性も(特にお前な)結構可哀そうだと思うわよ...いちいち変な気を遣わなきゃだし今どきちょっとしたことでセクハラ認定されたら大変だし...」
ってフォローして、豆を挽くところから作ったアイスコーヒーをもう一杯作って差し上げたのよ。
そしたら調子に乗って50近いおっさんがアラフォーなあたくしに、小声で
「き、君もよっぽど可哀想だよ...こんな俺なんかに毎日のように...その、ズブズブされて...っ!」
って彼的には(キャーッ俺、大胆なセクハラ発言をしちゃった...ッ!!こんなエグイ事言ったの、結婚20年近くなってほぼ初めて!妻、怒るかな...怒るよね...マジ切れしたらどうしよう...!)って
期待と恐怖がないまぜになったような表情で、もう「あたくしにぶたれるときのいつもの受けポーズ」でちょっと体をすくめて上目遣いのキラキラした瞳でこっちをじーっと見てくるのよ。ゴリラみたいなおっさんが。
(ちなみにこの時叩くと「DVですッ!俺の妻はDVですッ!!一方的に暴力をふるいますっ!!酷い!!」って何故か敬語で文句を言う)
あたくし、その、いい歳して、エロい事覚えたての少年のようなキラキラした瞳を見たらなんかもう可哀想になって来てね。
てゆうかあたくしのこの最低なnoteを回覧している方は、あたくしが夫にズブズブされても平気の平左だっていうかむしろもうかかってこいやレベルなのは解ってると思うんだけど、
(この世にはこんなとんでもねえ誤解が存在するのかしかしこれは秘すれば花の案件...誤解のままにしておくべきだな)
って思ってただ
「あなたもいろいろ大変ね...脳とかいろいろが病的に健康すぎて...別に怒ってないわよ...」
って言って肩をポンポン叩くだけで、何も言わないで差し上げたわ。
ゴリラ旦那は(あれ?おかしいな?ぶたれなかったワン)みたいな顔してキョトンとしてたわ。そんでそのあと妻のために休日にイタリア人顔負けのパスタを作って、一人で皿洗って、テーブル拭いてたわ。
本当に可哀想な男...すっかり歳下妻の奴隷みたいになって...。
今の見た目でも(いやあたくしはゴリラ愛好家なのでこの夫のフェイス好きよ)、せめてもう少し女性の扱いに長けていれば(たとえば女性に「ちょっとお茶でも飲みませんか」って誘って自動販売機に連れて行くからいまいちモテないんだゾとかそういう中学生レベルの女心すら理解出来てない不器用な男だからねこの人...)もしこの人に、気になる女はマリアージュフレールとは言わないからせめてスターバックスに連れて行くべきという知識があれば、この無尽蔵の精力と優秀すぎるブツを利用してモテモテになれたかもしれないのにねえ...。
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