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吉幾三・魔改造ラップ・IKUZO Remixまとめ
いやだから、わたくし普段はバッハとJAZZとR&Bあたりを聴いてるオサレ奥様なんだから…誤解しないでっ。これらはこいつのために探しまくっただけなんだからね?
沢山あるので特に興味ある曲が無ければ一個目とラストでも聞いて下さいね。
正統派 Remix
スリラー幾三。一曲だけ選べというならやはりこれでしょう。ポンコツクリエイターchさんの作品は後ろに行くにつれじわじわ良くなってきますので、冒頭で飽きてしまわず、どうか、早送りしてでもぜひ1:45からラストまでの最高にDopeな幾三をご覧ください(2:15あたりからも格好良いです)。ちなみにこれはマイケルはほとんど歌いません。マイケルはただのバックコーラスにされてます。
メインは幾三。
幾三の美声に酔いしれるための曲です。
つぎはダフトパンクRemix。いきなりサビから入るので聞く気がする。何より歌詞字幕が良い。
今どき風
夜に駆ける幾三。パンチラインはインタビュー中の幾三の顔を可愛い声でしれっとディスる「そんな顔が嫌いだ♪」。
何がいいかって、乙女の恋愛ソングに含まれる特有の欺瞞...恋愛とは根本的にまやかしであり嘘である…でも女は子育てやら生活のためにそこに蓋をして恋を語ってしまいそうこうするうちに自分自身も本気でその迷路に嵌まってしまう…という
その恋愛の構造的欺瞞、現世の悟りから外れてしまう女性あるあるな性愛の迷妄の道を、幾三の清らかな歌声が完膚なきまでに叩き潰し、そして徹底的に浄化しているところだわ。
こういうカワイイ声のボーカルと力強いざらざらしたセクシーな声のRAPはバランス良い♡
ラップバトル
山下達郎の「硝子の少年」×吉幾三RAP。
達郎と幾三という最高の美声の両雄が容赦なく闘います。冷酷無比なRAPを操り執拗にdisる幾三とそんな幾三をものともせずに朗々と歌い上げる達郎の肝の太さよ。
幾三のRAPは外国語なんだそうだそうだワタシニホンゴワカリマセーンと無理やり思い込んで極力言葉の内容を聞かないように頑張れば
最高に美しいRemixでもあります。
うしっ。
ファンク 【金魚ちゃん様に捧げる】
Ain't No Stopping Us Now 幾三。オシャレ過ぎるのに完璧に原曲を損なっていない。リズムやら音やらすべてが完璧すぎるほど合っている。ジャケまでもともとこういうジャケだったっけなーと感じてしまうほどに自然。
はっきり言って幾三の声は元歌のAin't No Stopping Us Nowよりいいボーカルかもしれない。
いやこれが『おら東京さ行くだ』の本当の 原 曲 だと聞いても何の違和感もない出来っていうかいや間違えました、
こ れ が 原 曲 だったんです。はい。
今度はセクスマシーン幾三。
ファンクの神様ジェームスブラウンをバックコーラスに従え堂々と歌い上げるIKUZO。これも幾三がメインでJBはバックコーラス。
実際にJBとIKIZOがふたりで歌って録音したとしか思えない完璧な音合わせ、完璧な出来。
最高に魅力的だが赤子の叫び声的な良くも悪くも魂にビリビリに訴えるJBの声の独特のキンキンしたアクの強さを、
そのまさにキンキン感だけ抜いて柔らかくしたような歴史に残る最高の声質の幾三の素晴らしいシャウトが
迷える現世の赤子達を救う救いの聖母の如くJBを包み込み
だが実は幾三の柔らかい聖母の声にJBがキレキレの熱いアクセントを加える事で幾三の魅力が増幅されでもいるのだった。
そしてふたりは融合しどっちのシャウトがどっちのシャウトか分かんなくなってくる。
わたくしはR&B好きなのでこの二曲を無限リピートですね。
最後に
何だこりゃ...上手すぎる…。
上手すぎる…。どこまで上手いの…しかも原曲がすでにトンチキRAPやん、ともこ…!
頼むからこんなヘンテコすぎる歌で感動させんといて幾三…気の弱い時に聴くとうっかり幾三に魂を持っていかれて落涙して幾三に抱かれたい気分になってくるからホント注意よこれ。
いやもう頼むからもうちょっとフツーにオサレな歌を歌ってくれたら一生聞き続けられる声質なのになあ…、幾三ったら、もうっ…。
晴れて見つけた幾三REMIXを使用した使用記事