クローゼットの中で毎日体育座りして泣いていた頃の話。どん底の乗り越え方。
チャットレディをしていて一番辛かった時の話をします。
色んな種類の辛さを何度か経験しているけれど、一番どん底を味わったのは2017年の2月。
それから、気づけばもう3年も経ったようです。
あそこがどん底だったなら、私は確実に這い上がりました。
2017年の2月がどういう時期だったかと言うと、それまで勤めていた会社を辞めて約2か月。
「チャットレディ1本でやっていく」と決めた直後の時期です。
何が辛かったかって、一番はチャットに繋がらなかったこと。
待機しても待機してもチャットに繋がらずに、時間ばかりが過ぎていく。
夜20時くらいから待機をはじめて、朝4時の時点で獲得ポイント0なんていう日が何日もありました。
毎日頑張っているつもりなのに、全然結果が出なかったんです。
待機をしていると、毎日何回も何回も無料の待機覗きをしているお客様が目に入り、イライラしました。
メールで「応援してるよ」と言いながらチャットには来てくれないお客様にもイライラしました。
チャットに繋がっている他のチャットレディさんを見て「何であんな子がチャットに繋がって私が繋がらないの?!」とイライラしました。
とにかく私はずっとイライラしていて「私はこんなに頑張ってるのに何で誰も私を助けてくれないの?!お願いだから誰か私を助けてよ!」と、そう思っていました。
今思えば、恥ずかしい考え方なんだけど(^^;)
そして、生活するために最低限必要なお金さえ稼げない不安に押しつぶされそうになりました。
「自分ならチャットレディ1本で生活していける」という自信があって会社を辞めたのに、思い上がりだったのかと思うと悔しくて、不甲斐なくて、絶望しました。
イライラして、自信も喪失し、余裕もない。
そんな中、来てくれるお客様とのトラブルも重なりました。
これについては、あまり詳しくは書かないですが。
「何でこんなにうまくいかないの?」と泣きつきたいけれど、泣きつけるような相手もいない。
お客様に対して「チャットに来て」と甘えることもできない。
毎日家に帰って、クローゼットの中で体育座りをして泣きました(^^;)
クローゼットの中だけが、私が安心して泣ける場所でした。
さて、この時の敗因ははっきりと分かっています。
1つは、待機時間が圧倒的に短かったこと。
すごく頑張っている気になっていたけれど、蓋を開けてみれば圧倒的に努力不足でした。
実は全然頑張れていなかった。
おそらく、もっとちゃんとログインして待機時間を増やしていれば、ポイントも比例して伸びていました。
そして2つ目は、お客様への感謝を完全に忘れていたこと。
お客様に依存していたことです。
お客様に与えることをすっかり忘れて、お客様に貰うことばっかり考えていました。
これではうまくいくはずがありません。
幸い私は月末になって、この2つの敗因に気づきました。
それからとにかくがむしゃらにログインして、待機して待機して待機して・・・気づいた時にはどん底を抜けて、なんとなく良い軌道に乗っていました。
今思えば、会社を辞めた早い時期にああいう時期があってよかったです。
辛かったけれど、大切なことに沢山気づけた。
この時期を過ごさなかったら、多分私は本当の意味で「自分で稼ぐ」ことができなかったし、自立もできなかった。
辛かったけれど、気づきの方が多い1か月でした。
今はこのどん底を忘れずに「辛い時こそ頑張る」と決めています。
もう、クローゼットの中で泣かないために(笑)
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