ChatGPT活用の先人たちシリーズ② (note 深津さん、おしゃべり AIうなぞうさん、画像生成AI関連のうみゆきさん)
おはようございます。ChatGPT部、部長の大城です。普段はNOB DATAという会社の代表やDS協会九州支部の委員長をしているデータサイエンティストです。
本日は軽めになりますがChatGPT活用の先人たちシリーズ第2弾をまとめられればと思います。今回もtwitterを中心にご紹介していきます。
(前回記事はこちら)
①note CXOの深津さん
個人的にはChatGPTの実験と言えば深津さん、くらいな感じでいつも楽しく拝見させていただいております。
深津さんは初期の頃からChatGPTの様々な実験と情報発信をしてくださっていますが、個人的に一番驚いたのはこちらの感情エンジン。ChatGPT、基本的には言語モデルじゃないんでしたっけ・・??
ちなみにこちら、2023/2/19の記事なんですよね。twitter上ではもっと早かったはず。GPT-4の発表が確か3/1なので、その前から動かれていた方の一人です。
(私は2022年夏頃からMidjourneyやNovelAIなどの画像生成系をウォッチしていたので、twitterでレコメンドかリツイートされて深津さんの投稿を知りました)
なお、一部内容を引用させていただきますと、こんな感じに。
疑似的とは言え、「感情」のパラメータに応じてChatGPT-3.5の応答内容が変化する様が見て取れます。
( おそらく、言葉と感情の対応はこれまでのネガポジの極性辞書などで学習可能だと思うのですが、「喜んでいる人 / 怒っている人がどういう反応をするか」というのをChatGPTが学習・再現しているのはすごいなと思っています。
( 掲示板の会話ログなどから学んだのでしょうか・・??? )
また深津さんの注意事項にもあるように
というように、「原理上は」感情を持ちません。ただ、ユーザー側としてはそれを理解している人でも感情移入してしまうケースがあるようですし、私も「向こうに人間がいるかのように」ChatGPTとは対話しています。
(なので、なるべく敬語になってしまう)
ちなみに深津さんはセミナーなどもされているようなので、もしご興味がありましたら是非。(私はその日は参加できないので誰かレポートをば・・)
②おしゃべりAIのうえぞう@うな技研代表さん
感情エンジンの話が出てきたので、ちょっと関連して。
まずはこちらをご覧ください。
3Dアバター x 音声認識 x ChatGPTによる思考 x 音声合成による回答
とてんこ盛りです。
( 画像生成系の方経由、またはtwitter広告かお勧めで発見しました )
うちの妻曰く、「ちょっと印象としてエロ系のボイスだからユーザー選ぶかも?」という感じでしたが普通に健全なアプリです(笑)
ちなみに15年くらい前に任天堂DSでラブプラス、というゲームがありましたがあれの超絶進化版、みたいなユーザー体験でした。
なお、おしゃべりAIは設定もいじれるようですので、開発者はプロンプト設定などは一つ参考になるかも知れません。
(今見ると表情パターンとも組み合わされてますね)
ちなみに類推して考えると、おそらく今後はプロンプトだけでなくゲーム領域などと組み合わされて、裏側にはChatGPTなどのエンジンが使われるんだろうなと思っています。NPC全員にChatGPT組み込もう、という実験をしてる人たちもいるようですし。
( 現在のChatGPTはAPIが結構費用かかるので、例えばChatGPT使ってベータテストして、その応答を使った会話生成ロジック構築、とかもアリかもしれません )
③おまけ:うみゆき@AI研究さん
うみゆきさん、ChatGPTというよりは画像生成のAI関係のtweetをよくされている方ですが、いつも参考にさせていただいております。
ちなみにうみゆきさん、結構色々な情報をリツイートされてくださってまして、
この辺とか
この辺とか
画像生成系もヤバくないですか?
「自分の興味・認識の外側の情報」をtwitterは運んできてくれるので、ほんと面白いなと思います。(いわゆるセレンディピティってやつですね)
ということでChatGPTもすごいけど、その周辺領域もめちゃくちゃ進化してるので要ウォッチ、という話でした。
それでは皆様もどうぞ良いChatGPTライフを・・!! (大城)
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