Code Interpreterが動かない!そんなあなたにNoteableプラグイン(ChatGPT部, 大城)
おはようございます、ChatGPT部(チャットGPT部)、部長の大城です。
今日はこの後Tokyo.R勉強会のサテライト企画がありますので、東京からお送りします。
今朝方、ChatGPT部の部活でChatGPTでプログラムが実行できるCode Interpreterを触ろうとしたのですが、メンテ中なのか「利用不可」の状況になっていましたので、上位互換のNoteableプラグインについてご説明します。
Noteableプラグインだとコード実行の他、DB接続、ファイルアップロード&ダウンロード、あとpipインストール、PythonだけでなくR言語も使えるので、結構便利です(認知度は今ひとつですが。)
Code Interpreterが動かない
こんな感じの画面になってました。(そのうち、解消すると良いのですが。)
Noteableプラグインのインストール
Google Colabライクな、Webサイト上でコードが実行できるプラグインです。ChatGPTプラスのプラグインストアからインストールしてください。
Noteable側へのアカウント登録が必要
なお、Noteableは外部サービスでログインが必須となっています。Googleアカウント等で連携して登録ができます。
なお「ChatGPTから初回登録したNoteableアカウントに自動連携される」ような挙動をしますので、複数のNoteableアカウントをお持ちの方は注意が必要です。
アカウント作成はNoteableプラグインを最初使う際に表示されますが、先に作っておいてもおそらく大丈夫かと思います。
( 運営元が知らない会社なので、Google Colabよりはやや心配にはなりますが、業務データとかを入れなければ一旦は大丈夫かと思います )
Noteableプラグインでできること
プログラムの実行
この辺は鉄板ですね。普通に「Noteableプラグインで実行して」と言えばOKです。今回は1から15までのFizzBuzz問題を解いてもらいました。
依頼はそのまんまです。Pythonが得意な模様。
コーディング中
実行結果
Noteableのノートブック上で確認
いい感じですね。なおNoteableの場合は元のソースコードも参照・修正できる状態ですので、後から振り返りたい場合はCode Interpreterより便利だと思います。(Code Interpreterは最後にソースコードをpythonで吐き出してもらったり、とかしないとおそらく一覧で確認できない)
データ分析の実行
これはCode Interpreterと同じく、分析やその他は一通りできますね。
関連リンクを貼っておきます。
ファイルアップロード&ダウンロード
この辺りも通常のnotebookと同じように実行できます。
Noteableプラグインならでは、な機能
DB作成 & 問い合わせ & 接続(未検証)
こちらの後半に「データベース作成&問い合わせ」の例を書いています。
なお、この記事ではSQLiteで手元のDBを作っているだけなので、もしかしたらCode Interpreterでも同じことができるかもしれません。
またNoteable自体には外部DBへの接続機能もあるようなので、それ使えばおそらく外部DBへのやりとりもいけるのでは、と思っています(まだ、実験はしていない状態です)
多分、Noteable本体でここからDB接続いけますね。で、そのプロジェクトとnotebookのIDを指定すればおそらくChatGPTからも呼び出せるはず。
(気軽に繋げる外部DBがないので、未検証)
pip installができる
これ、多分Code InterpreterだとNGだった気がするのですが、PythonのライブラリであればNoteableプラグインはpipインストールが可能です。
一方で、Notebook環境からでは実行できないもの、例えばテキスト解析のmecabのようなライブラリを入れようとすると失敗したりするので、Code Interpreterよりは自由度高く、コンソールで入れる開発マシンよりは自由度が低い、くらいな立ち位置かと思います。
( Google Colabに近い感覚ですね )
R言語にも対応
これも分析者には地味に嬉しい対応ですが、統計解析が得意なR言語にも対応しています。
その他、Code Interpreterでできることは基本できるはず
こちらの記事などもご参照ください。gif画像生成とかも多分いけます。
ということで、知名度が今ひとつなNoteableプラグインですが、Code Interpreterにハマっている方々で、メンテ中の代替手段を探されている方はぜひ一度触られてみると良いのではないでしょうか。
それでは皆さんも引き続き、どうぞ良いChatGPTライフを・・! (大城)