ネット倫理の不可解(だから結局みな権力者に平伏している)。

あるSNSの投稿に、

いつも差別発言をコメント欄に書き込むアカウントは、よくいますよね(残念ながら)。。

不特定多数の対象者や社会弱者に対する、差別発言。。

やめるきざしはいっこうになく
毎度、面白おかしがって、必ず書いてくるアカウント。
それが本人アカウントなのか、ナリスマシの偽アカウントなのか、とんとわからないけれども、

その投稿を毎回楽しみに見ている側としては、
見掛けるたび、とてもいやな気分になります。。
(そもそも、管理企業がそういうアカウントの作成や書き込みを放置して平気な気持ちが、私としては、分かりかねますが。。あまりに責任感がないようにも感じます。。)

先日、たまりかねて、
そこへ書いたんです。
「そんな、相手の気持ちが分からないようなことばかりを書く人は、
大抵、オンナゴコロも分からない人でしょう。
ということは、仕事の交渉もおそらく下手なのだと思えます。
つまり、そんな差別発言をこんな公の場所に書いているという事は、
自分がモテない仕事もできない人間だと公に発表しているようなものだから、
そういう書き込みはやめたほうが良いですよ。」と。。

その結果、どうなったと貴方は思いますか?

びっくりしてしまいました。。
投稿主は、差別書き込みアカウントではなく
私に対して批難をしてきたのです。。
「特定の人をコメント上で攻撃するのは、やめてください。」と。

投稿主の言い分は分からなくもありません。
私も、ネット上ですら、争い事はきらいです。

けれども、私自身も、自分にデメリットはあれどメリットなど微塵もない事を承知で、 けれども差別書き込みがなくなることを願って
書きたくなかったけれども書きました。
誰かが云わないと、このアカウントは、やめるようには見えなかったから。

私はアカウントを名指しすらせずに、そのコメントを書きました。
だのにそのコメントが投稿主から返ってきたという事は、
「名指しせずして、それが誰のどういう行為に対するもの」であるか、判ったということです。

事実無根の差別コメント書き込みをしているのは、
その、差別者アカウントです。

なぜ投稿主が、そうした差別者アカウントの「攻撃」を放置して、
私の、その行為の「引き止め」を「攻撃」扱いし、批判をしてきたのか。?

これは、リアルの普通の人間関係間では、
非常に不可解な出来事となる筈です(想像してみて下さい)。
けれども、
なぜかこうした不可解は、ネット上では最早「普通にあること」だったりします。。(私もそれを承知した上で書きこみをましたが。)

私には、この不可解が、
リアル社会でもよくあることで、
リアル社会とは形の違うだけの、同じ「見てみぬふり」に思えました。。

リアル社会では大変残念なことに屡々、
身近で「苛められている人」や「困っている人」を
「見てみぬふり」する人が絶えません。
(それが良い意味での「見てみぬふり」の類いなら、私も文句は云いませんが。。)

対しネット上では、
「卑劣な事をしている人」を、多くの人が
「見てみぬふり」をしています。

ネット外(つまりリアル社会)の「卑劣な事をしている人」に対しては、
皆、いつもあんなに批判をネット上でしまくっているのに、
ネット上にいる「卑劣な事をしている人」に対しては、
「見てみぬふり」をする人が絶えません。。

少し考えてみれば、リアル社会とネット上のこの違いは、
どちらも実は出所は同じで、
「見てみぬふりをする人たち自身の保身」でしかない事が分かります。。

投稿主が、差別者アカウントでなく私だけを批判してきたのは、
争い事がいやだという面もあったにせよ(私もその点はひどく同意します。)、
一方には、差別者アカウントからの「更なる攻撃」を恐れたから、私に対したような批判ができなかったのだと感じられます。
(この件から結局は、やはりこうした差別者アカウントを「放置」している管理企業側の責任は、大きいと私は感じます。
ところが、管理企業や国がそれに本気で乗り出さないのは、管理企業や国関係者が「何らかの理由」や「趣味嗜好」で、この手の「ナリスマシアカウント」を作成し利用しているからではないかとも、思う。。)

もし、私が投稿主の立場で、本当に只、争い事がいやなだけであれば、
少なくとも私は、両者に、やめてほしい旨を書くと思うのです。
そして、
逆に、本当に穏便に済まそうと思うなら、両者ともに、返信はしないだろうと思う。。

人間の、「ずるい正義」「ずるい見てみぬふり」を大量に見掛ける昨今の世の中ですが、
最終的には、
「せめて自分は、そうはしまい。」と誓うしか、
ないのでしょうか。 ?

🐦🐲🌠🍀🌸🐾 しかし私の「現在の世への反論」は、いつも「10年後の世の常識」に、なって来た過去ばかりである。。
皆は本当に、先の世を見て生きているのだろうか。?