上皇后さまが失語症(当時発表。現・失声症)になられた時のこと。
私が、コロナ後遺症と瓜二つの難病・ME/CFSを、
30年ほど前に発症した際、
同時に、
声帯麻痺(当時は何故か5年以上の間、慢性咽頭炎と診断されていました。本来は半年以上声帯が動かぬ状態なら精密検査の上、声帯麻痺診断になるのだそうですが。バブルの頃に通った3病院ともがそうでした。どうなっていたのかしら?バブル頃の医療。。なお私のME/CFSによる困窮に伴う遅延の末、発症15年後に下された私の声帯麻痺は、「日本の声帯の権威」と呼ばれる医師による診断です。←難病ヘイト者達が何処かで茶々を云いかねないゆえ念の為。)になり、
その後2年程で、とうとう息が全く声にならなくなって、暫く経っていた頃、
当時の皇后さま(現在の上皇后さま)が、
「失語症」になられたんです。
(※当時は、共同通信やNHKをはじめとするマスコミも「失語症」との発表をしていました。 ですから宮内庁医務官からも当時その公表だったのではないかと思います。
その後「失語症」と「失声症」が医学内で細分化されたらしく ……当時の医学はそれ程にまだ、ザルだったにもかかわらず、バブルの流れで「医師は3高の鼻高職業」として高慢者も多くいた為に、私の免疫神経難病ME/CFSも、そうした高慢者の偏見と怠慢から、「気のせい」や「仮病」「精神疾患」の如く流布された訳です。 そして、その後の謝罪もなく、正しい流布も極々少ないまま、現在に至っています(怒)。………、
現在ではマスコミは、この当時の皇后さまの症状については「失声症」と報道をしています。)
私は当時多忙で、その頃のドラマやCMまでをほぼ知らない程、テレビは観れていなかったので、
詳しい内容は知らないのですが、
その失語症が「心因性」で、
その原因は、何らかの世間からのバッシングによるものだと、
風のうわさには聞きました。
なんともひどいものです。
そのようなバッシングを繰り返すヒトには、思わず、
「あんた、なんにも関係ないぢゃん、☆」と
当時も言ってあげたくなりました。。
だってね、当時も皇后さま(今の上皇后さま)は、
品行方正でお優しい方でしたよ。
なんで?、と素直に思ってました。当時。
その理解のためだったのか、
当時、NHKか何処かが、
「声を失った人達」の特集番組を、放映して下さったんです。
その中では、失語症のほか、声帯を失った方々やその経緯や症状の説明、又リハビリなどの様子が、
流されていました。。。
(でも多分、声帯麻痺については紹介されていなかったと思う。もし紹介されていれば、私は自分の症状と同じだと気付いて何らかのアクションをした筈ですから。
けれども、同じ様な苦難でいらっしゃる方々の御様子を興味深く、また励ましあいの様に拝見させて頂きました。)
その患者さん方の、結構壮絶な(というか、当時はまだバブルの名残がある頃の事でしたから、バブルで随分に精神が呆けて、堪え性のすっかりなくなっていたその当時の一般の人々からすれば、かなりの「壮絶」に感じられた事は、確かでした。。)様子に、
その番組の放映後は、
当時の皇后さまに対するバッシングも、下火になっていった様に私は記憶しています。
しょうもない暇潰しついでの様なバッシングをする人々の正体って、
「 無 知 」なんですよね。 😔 😑
私もME/CFSに対する「無知」ゆえの
中傷やモラハラに、この30年間ずっと遭ってきた身なので、
非常に、その仕組みは理解しています。
で、
私の「息が全く声にならない状態」の声帯麻痺を、
当時平然と「明らかに軽んじて」いた職場のヒトビトも、
その番組放映後に、
コロッと180度転じて、慮ってくれるようになった事は、
未だに忘れない事実です。
とは言え、
それは「放映後の3日間だけ」でしたけど。 😑
皆、ここらへん多分、人間は認知症予備軍なのだとあらためて見せつけられているよーな結果でしたワ、ホンット。
まぁ職場のヤツらも、慮っていたら、
いつもして来た自分達の「我が儘」を私に頼めなくなるので、
結局、テメエ可愛さが勝りやがったんでしょう。(💢)
ここでも、人間どんだけジコチューなんだよ❗️(💢)という、人間の浅ましさを、
私は「観察」する事になった訳でした。。
(それに、もし「皇后さま」の失語症が話題になっていなければ、その手の番組も彼らは観る事すらなかったのだろう。 多くの福祉番組が健常者にスルーされ「無知」なままの放置となっているのも、結局そーゆーコトなのかと。)
そうして、
当時の皇后さまに対するバッシングは、
週刊誌らからも徐々に消えていったのです。。。
そういえばの話ですが、
昨年、コロナで亡くなられた、岡江久美子さんが
当初から長年、出演され、
日本の朝に毎日元気をふりまいて下さっていた番組
「はなまるマーケット」。
数年前に本当に惜しまれつつ終了してしまいましたが、
あの番組が、
「何故、放映が始まったのか?」を、
現在の若い方々はご存知でしょうか。
あの、超明るく楽しい話題に満ちた番組が始まったのは、
その直前までの報道の「反省」から始まったと言って過言でない経緯があったのです。
今でこそ、明るい番組の目立つ、あの朝の時間帯ですが、
かつてのそれまでは、
巷や芸能人のゴシップが延々と飛び交っているような番組が、各局こぞって放送されていたのです。
そこには、
そうした巷や芸能人のゴシップを観て悦びたがる「視聴者」の風潮も、
その後押しをしていたのだと思います。
週刊誌もテレビ局も、購買数や視聴率も取れないのにそんな雑誌や番組をこぞって作る訳がないのですから。
バブルって、そんな時代だったのよ。😔
現在の、アベ元首相やアソー財相やニカイ氏的な、
「セコさ、ワガママ、横暴傲慢、高慢、厚顔無恥ぶり」な感じを、
「国民全体」的に大半の皆が、持っていた様な時代でした。。
ホント、ジャパンマネーは金満だったのかも知れんが、
日本人全体の「心が貧しく」て、
イヤ~な時代でした。。
バブルを羨ましがる若い人達を最近時々見掛けたりするけれども、
私は、「あぁ、本当のバブルの姿を知らないからだなぁー。。」と。。
欲に満ち満ちた、きたなくみにくい顔をしたヒトが
とても多かった時代です。。
ゆえに、当時の皇后さまさえ、バッシングに遭ってしまったんだな、と思います。
皇后さま(当時)の失語症は治られたけれども、
その悲しみは、ふと何かの機会に思い出されてしまったりする事も、
今もあるのではないかしら。。。。?
あのような時代には、
少なくとも、私個人は、戻ってほしくないです。
きっと、いつも明るかった岡江久美子さんも、
無知なヒトからの罪なき人へのゴシップやバッシングがない日本を
望んでいらっしゃるのではないかな。。。?と
私は、思ったりもするのです。
私は、眞子さまと婚約者の方が、相思相愛なのかどうかは全く知る由もないですが、
おそらく眞子さまは、相手がどなたであったとしても、
御自身が「一途」であることが、眞子さまの美学ゆえの事なのだろうと、
勝手に思っています。
ゆえに
より周囲の方々の心遣いは重々大切にされたほうが、より良い方向へ向かう気も致します。
私は、眞子さまがお生まれになられた日の報道を今もよく覚えていますが、
日本中が、その誕生をとても喜んでいたのですよね。。。。
上皇后さまも、眞子さまも、
どうぞお幸せでいらしてほしいです。
誰かが無用に悲しむ姿を見るのは、私は厭です。
2021.10.1筆