偏見差別視や「他人事」視をした人は、後に必ずバツの悪い思いで顔を隠し口をつぐむことになるという実話。。
偏見差別視や「他人事」視をした人は
後に必ずバツの悪い思いで顔を隠し、口をつぐむ事になるという実話。。
コロナの後遺症として昨今、
報道にも数々その名の出ている「筋痛性脳脊髄炎」ですが、
その病に対して多くの医師が偏見視を一応しなくなったのは、2017年以後の事です。
その頃までは、海外では既に30年以上前から
免疫系やALS等と同じ神経系疾患だとされていたのに、
何故か日本では「慢性疲労症候群」との名で、
「気のせい」「詐病」と医者からすら言われていました。
私も、ある医者へ行った時に
その旨を言われたので、「またか、」と思わずムッとしたところ、
それを見て「心を静める為の薬」を処方され、
更に立腹を感じたのですが、
(当時の私は週1~2で来るスーパーの配達員さんとも談笑する状態で、普通に穏やかでしたし、その医者にも声を荒げたりは一切していません。変ですよね。
医者の中には、
SNSの中でも時々見かける様な横柄や高慢傲慢な人も正直結構います。実際10年程前のSNSには、患者のワルクチを延々とツイートしている実在の匿名医師アカウントというものが、結構平然と存在してもいました。勿論、驚きましたけど。又勿論それに対して怒りを訴えた医師も見掛けています。 また、ある病名は裏で「ゴミ箱病」と呼ばれていた事実も、昔偶々実在医師のブログで私は見掛けています。その医師はその状態を憂いての記載でした。
家族が一緒について来たり、それなり地位があったりという患者にそれは、見せる事はないのでしょうが、
差別視を30年間受けて来た私は、残念ながら哀しくもそれを散々知ってしまう事になりました。
医師も聖人君子ではなく、大方社会で優遇され続けて生きてきた立場です。聖人君子というならばそれは正直医者よりも看護師のほうが多いと思います。とはいえ看護師にもそうでない人は見掛けた事はあります。 批判というよりも、事実の改善を願い、この際記しておきます。
官僚もそうですが、そういう心の人は、地位の高い人ほど地位の危うい人や社会から差別視や勝手に厄介者のレッテルを貼られた類いの人には、関わりたがらなかったりします。
その露呈をいわゆる弱者達は多く目撃または経験をしながらも、謙虚や優しさや社会圧力から黙っているだけです。)
後の2017年に「詐病でも気のせいでも心の病でもない免疫系神経系難病」旨が研究医師により有名経済誌に掲載された途端、
その差別視発言をしていた医師は、
ばつの悪そうな顔に変わり、
私の診察にもあまり関わりたくなさそうな感じでした。
(なので私も行きづらくなってしまいました。正直、迷惑な話。。他の歯科でも同様がありました。多くの医師の間で半ば常識の様にそれまで偏見視されていた事が見てとれました。。病の出現が丁度日本ではバブルの頃だったというのも、高慢な思想の後押しになっていたかも知れません。。)
ちなみに、同様の事が、この30年間、医者でも企業でも、幾つもありましたし、引き続き現在進行形の話でもあるのだと思います。
私の肉親も幼馴染みや旧知の人達にも、
そういう人は、数えきれないびっくりするほどいました。私の田舎が特にそういう土地柄だったということもありますが。
そして、その田舎で実際「心の病」になってしまった知人は、
田舎を出た事がないゆえにか、やはりご身内や自身が、それを恥じている状態でいる様子で、
私は、その状態状況にこそ、立腹したのですが、
やはりそういう風潮の田舎なんだな、と沁々あらためて感じもしました。
以前、ある大きな震災の頃、
その田舎の会社の男性の先輩に用事で連絡をしたら、
その大きな震災について、
地域的に離れていた事もあったのだとは思いますが
「正直、他人事」と言っていました。
彼は、誰から見ても、良い真面目な人という評価の人でしたので、
私は、一瞬びっくりしてしまいました。
私の退職後、その会社では不況でのリストラがあり、
彼の部署の中からは特に多くのリストラがなされたようです。
彼の部署は、社を背負って危険で大変な環境のなかで懸命に働いていた部署で、
神戸の震災の時には、有志でライフラインの復興の手伝いに行こうとしてもいた部署でしたが、
その理不尽なリストラ以降、皆の気持ちが変わってしまったようにも見えました。
とはいえ、
私が退職の際には既に
私が寝たきりをネグレクト受けていたことも
私が発声できずに皆も筆談する暇もなく伝えられなかった事から誤解を受け、
私は結構冷たくされた状態で退職に至っていたのですが。
彼らの我儘を常にきき続けて通院できなかった末の出来事だったのにもかかわらず。。
(昔から、私にひどいことをした人や組織は皆その後忘れた頃に不祥事発覚したり等で大抵自滅していましたし、逆に親切な人は皆出世したりという事が続いていたので、その類かな?とも感じたりもしました。
当初その不思議さから不気味にも思っていましたが、随分前、美輪明宏さんが同じ事を仰っていたのを偶々聞き、美輪さんにもある事なら問題はないのだろうと、以後安心しました。。)
コロナ禍になり、
日本全国の皆が
長年寝たきりの私と同じ、
自由に外出できない、人と会えない、好きな所へも行けない、常にマスクで過ごさねばならない、
という状態になりました。
コロナ以前は、
「筋痛性脳脊髄炎」についてをどんなに訴えても
耳を傾ける人は、僅かでした。
耳を傾けなかった人の何割かは、
かつて、そして今現在も、
社会でその差別視が拭えていないゆえに無視、という人も、
少なくなかったと思います。
その彼らが皆全員、
新型コロナウイルスに感染しうる立場になり、
その先には後遺症として
「筋痛性脳脊髄炎」に罹患する可能性も
視野に入って来ました。
ここ半年ほど「こわい、こわい」と
報道を含めた皆が騒いでいる状況を、
医者や行政や周囲の協力や支援もなく、たった一人で30年以上の間抱えて生きて来たのが、
「筋痛性脳脊髄炎」の患者です。
昨今、「他人事」と言っていた彼の地域では
地震や大きな水害が頻発しています。
「差別視」をした人も、
「他人事」と言っていた人も、
最終的には、後々その行いに、
バツの悪い顔をすることになってゆくようですし、
自分の身にもふりかかるようになっているようにも、
私には、見えるのです。。
昔、私を
身障や貧乏人として見下して来た色々な「自称セレブ」のヒト達も、
今頃は、
贅沢をしてきた各種支払いに困っていたり、
様々を叩かれる事態になっているのかも
知れません。
最近めっきり迷惑メールが減少したのも、
その発信者達が、そんな事にお金を使えなくなったからかも
知れません。
そもそもこのコロナ禍自体が、
省みず勝手を続けてきた人間に対する
自然の、反撃で揺さぶりで審判かも知れません。
2020.8.27筆