わたしのごきげん?な 【 映画パロディ 】

2020年12月に作成された動画の様です。
この映画をパロディ化した動画が数年前、YouTube上で、当時アベ政権の各種問題への批判で沢山作成され好評をはくしていましたが、
何故かある時一斉にYouTubeが大量の強制削除を行いました。
私は国機関の会見動画の担当もしていたため、彼らの裏の動向は察しがつきます。もっとも、そんな職に就く以前から、YouTubeには国関係者との裏取引もしくは忖度をしている動きは見られていました。とある選挙の時とか。

昭和の新聞には、サザエさん等の4コマ漫画の他に、大抵、紙の政治面に、その時時の政治模様の1コマ漫画が日々掲載されていました。
その中には、政治批判と受け取られるものも当然に多く掲載されていました。
それらは常に、実に「言い得て妙」な作品群で、
幼少の私でも、それらの「政治批判」を見て、
思わず、クスッと笑ってしまう作品たちでした。

さて、平成とアベ政権を経、令和の今、
新聞紙面には、そんな政治の1コマ漫画がすっかり見られなくなりました。
何処かの時点で、そんな子供さえ理解し笑ってしまう、「粋」な政治批判の1コマ漫画を「邪魔物」と考える誰かが存在したゆえに、消えてしまったのかも知れません。誰なのかな?

今回紹介した、ヒトラー映画のパロディ動画と同じ、数年前大量にYouTubeにどうにも妙な形で削除されてしまった、政治批判パロディ動画の作品群は、かつて新聞政治面に掲載されていたあの1コマ漫画の「進化版」「動画版」だっただけだよな?、と、
私には思えて仕方ないのです。
そして、
それらの1コマ漫画が掲載されていた当時の政治家達は、
国民がクスッと笑うその「言い得て妙」を、
「自分に都合が悪いから排除」しよう、などとは決して思わず、寧ろ国民の気持ちや見方を知る「参考」にすらしていた訳ですよね。御自分の力量不足を省みていたりもしたかもしれない。当時はそれなり、少なくとも現在よりも勇断のできる政治家が多く存在しましたから。

今、政治の「劣化」は誰もが認めるだろう酷さで、そもそも彼らには既に、オリジナリティある未来の形なぞ存在しておらず、過去や先人や他国の知恵の「使い回し」の状態でしかありません。其処に「知恵」などありません。
そんな人達は、そもそも資質的に政治家とは言えないし、
そんな御粗末な発想ゆえに、上記の1コマ漫画的な「作品」にすら、チマチマと裏でケチをつけるという「不粋」しか能がなく、挙げ句、いとも容易な事ですぐどん詰まりを披露しているのだと、
私は思えてなりません。

ほんと劣化だなー、政治。特に今の政権政党は。