NHKの、日本の伝統芸能番組や教育ラジオの縮小などに思うこと
NHK。
日本の伝統芸術芸能の番組をAMへ移動して、
「基礎英語」をFMに持ってきた事は、
私には、
頭と感性がおかしいとしか云えません。
いったい誰の案なのでしょうか。?
また今期、NHKラジオは、
日本の伝統芸術番組や、
古式ゆかしく且つ良質の番組を、
悉く、放送時間を減らしたり、廃止にしたりしています。
NHKが、日本の伝統や古き良きものの継承機会を絶やしたら、何処がそれを行うのですか?
NHKは、
いったいどのような立ち位置と理念で営業をされているのでしょうか。?
そもそも、NHKは昨今、
富裕層ほど試聴機会の得易いBS放送を
どんどんどんどん増やし続け、
それで「運営が苦しい」との言い訳をして、
低所得者層の貴重な「学び」の機会ですらある
ラジオ放送を、1局丸々、
「廃止」すると云っています。
私にはこれは、
まるでアベ政権の流れを汲む「下層いじめ政策」「格差拡大計画(もしくは思惑)政策」同然に見えてなりません。
(また同様の理由で、N党の主張する「NHKスクランブル放送化」には、私は反対です。
NHK受信料は、国民保険や介護年金、各種税金と同じ側面のあるものです。
国民保険や介護年金や税金に、
困った時、例えば、
急病や各種災害や被害の際、誰もが一律には救われる形に作られているように、
NHK試聴も、特に災害時には、皆が必要ともなるものです。
そしてそもそも、
NHKラジオで現在も続く「ラジオ深夜便」は、
そうした災害時情報の早期対応や不安な心の寄り添いや解消のために、阪神淡路大震災の時から始まった番組でもあります。
そうした役割を持ち得るNHK、であるという側面から、
昨今巷で流れるN党の主張も、
昨今のNHKの経営方針も、
私は率直に、正しくないと考えます。