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2024年を振り返って・・

早いもので、2024年も大晦日を迎えることになりました。今年は自分自身が「50周年記念」を迎えてしまうという、めでたい(本人はちょっと戸惑っているし、あまり嬉しいとは思っていない!?)節目を迎えました。この1年、仕事でもプライベートでも、色々と取り組みましたので、そんな1年を振り返りたいと思います。

■1 土木学会での活動

2023年6月からの1年間は、土木学会の「会長特別プロジェクト」である、「土木の魅力向上プロジェクト」の幹事長を務めていました。魅力を動画等で発信するプロジェクトなので、いろんなところに行かせてもらいましたし、動画等にも出演しました。黒部ダム関係のプロジェクトのインタビュー企画では、当時を知るレジェンドの皆さんを訪問し、インタビューする動画を撮影しました。

このインタビューですが、noteの記事にもまとめています。

また、土木学会のWeb情報誌である、「From DOBOKU」の活動の一環として、鉄道分岐器の製造工場をレポートしたり、分岐器の仕組みを学ぶために、京都鉄道博物館をレポートしたりしました。

こんな感じで、大きな委員会の幹事をやりながら、シンポジウムの運営をしたり、委員会の活動の取りまとめをしつつ、自身も動画等に出演したりという、なかなか経験できないことを経験させてもらった1年でした。

幹事のを無事にやり切ったという節目の時に、委員の方からいただいた1枚のプレートが宝物のようなものになりました。委員会メンバーも、多彩なメンバーが一同に会し、とても良い仲間が増えたと思います。

幹事長の役割を終えた時に頂いたプレート。
幹事長の次は、世界、と書かれていますが・・(笑)。

■2 noteでの創作活動

noteでの創作活動も、2021年3月に開設して以来、毎週投稿を継続中です。今年一番読んでいただいた記事は、地元:南大沢エリアのシンボルともいえる、長池見附橋の記事(2021年掲載)です。NHKの連続テレビ小説「虎に翼」でロケ地に使われたことが影響しているようで、ドラマが始まった途端に急に皆さんに見ていただく機会が増えました。

今年1年の読まれた記事のまとめ

そして、投稿回数や、読まれた回数など。投稿数は少し減ってしまったかもしれませんが、延べ約15万人にご覧いただいたのはとても大きいと思っています。

今年1年の記録です。

そして、12月には、とうとう開設以来の延べ訪問者数が、50万回を突破。皆さんありがとうございます!

■3 街歩き・舟遊びのガイドとしての活動

この1年、昨年に引き続き、「まいまい東京」での街歩きと、「舟遊びみづは」のガイドを務めさせていただきました。まいまい東京では、「①新宿」「②渋谷」に続いて、「③押上・東武博物館」「④羽田空港」という新しいコースに挑戦しました。押上、羽田空港のコースは、2025年2月にも再び開催予定(下記リンク)ですので、もし興味ある方はご参加ください!

舟遊びみづはのほうは、2024年10月に2年連続の開催。舟に乗りながら、地下を交差する地下鉄のことをガイドするという、ちょっとマニアックなテーマの舟遊びを開催。2回のうち1回は荒天で舟遊びは中止に。その代わり、電車でそのコースをガイドするという、スペシャルプログラムを開催しました。

■4 2024年に訪れた場所

というわけで、2024年はいろいろな場所を訪問し、noteに投稿しました。その中で印象に残った場所を少しご紹介します。

①北海道旅行で見た、タウシュベツ川橋梁

2月には、勤続25周年の休暇をいただき、真冬の北海道へ。とても魅力的な冬ごもりでしたが、特に印象的だったのが、旧:国鉄士幌線の廃線跡で、ダム湖に沈んだ旧線のアーチ橋である、タウシュベツ川橋梁です。最近荒廃が激しく、いよいよアーチが崩れてしまうのでは?との話もある中で、真冬のシュノーケリングツアーで橋が見えるところまで行ってきました。

②豊後土工のふるさと、大分県佐伯市浅海井へ

土木学会の活動で、当時のトンネル技能者集団を輩出した、大分県佐伯市浅海井(あざむい)という地区を訪問しました。リアス式海岸が広がり、ここを走るJR日豊本線もトンネルが多く、大正時代に多数のトンネルを請け負ったことが契機に、この地に技能者集団が出来上がったようです。その地域出身者の黒部ダム関係の仕事に従事した当時の技能者に話を聞きに伺いました。とても素敵な浅海井駅の風景が思い出されます。

③高校野球の聖地、甲子園球場へ

夏休みに帰省した際に、念願かなって甲子園球場に行きました。高校球児たちや、その応援団の姿を見て、そして、選奨土木遺産にもなった、聖地甲子園球場を見て、何だかとても楽しい気分になり、猛暑も吹き飛んだ経験でした。

■5 そして、地元:多摩ニュータウンでは・・

そして、地元多摩ニュータウンは、実は私の生まれた年がちょうど、ニュータウン内に鉄道が乗り入れた記念日、でもあり、鉄道開通50周年を祝うイベントが開催されていました。

また、NHKの「沼にハマってきいてみた」という番組で、MCのサーヤさんの地元である、八王子を取り上げていただき、南大沢でのロケの際には、私の投稿を参考にして、見晴歩道橋や大平公園を歩いていただきました。

特に、大平公園に関しては、こちらの記事で紹介している、雨水貯留のシステムを取り上げていただいたのが印象的でした。

また、駅前にあるアウトレットモール、「三井アウトレットパーク多摩南大沢」は、開業25周年で、実は定期借地権の期限が切れることになっており、再整備事業の公募が行われ、今のアウトレットモールの運営会社が応募し、採択されました。A街区とよばれる、アウトレット部分は営業を継続し、スーパーマーケットやレストランの入るB街区は建て替えをする計画になりました。

地元では、アウトレットが無くなるかも?と気を揉んだ人も少なくなかったですが、営業継続と、新たに建て替えて、フードコートなどが拡充されるらしい街区に期待が膨らむ形になりました。

現在の状況。一時閉館を知らせる広告が・・。

こんな感じで少しずつ変わりゆく地元:多摩ニュータウンの南大沢周辺を、引き続きいろんな角度で楽しく、ゆるく眺めていきたいと思います。

■終わりに

2024年は、ある意味色々と行事も多く、変化に富んだ1年になりました。思い起こせば、元日から能登半島地震が発生し、京都の実家ではいきなり鳴り響く緊急地震速報と、震度3~4の揺れが続き、恐怖を覚えたお正月。その翌日には何と航空機の事故があり・・、お正月ムードではなかった1年の始まりでした。その後能登半島の復旧・復興に尽力される方などに敬意を表しつつ、なかなか自身はそのお役にたてないことに少々もどかしさを感じながら、自分に今できることに取り組んだ1年でもありました。

この1年、何とかやってこられたのは、皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。これからも、お店で何かを頼む時は、能登や福島、熊本などの被災地で頑張っている方々の食べ物を注文したりして、様々な形でのささやかな復興支援をしつつ、引き続き今できることに取り組んでいきたいと思います。

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