2022年2月の記事一覧
■丹沢・大山を歩く■⑦伊勢原駅周辺の大山道
前回の投稿までで、大山阿夫利神社、大山寺並びに、大山の街並みを歩いてきました。見どころ満載のとても興味深い道中でした。
(前回の記事はこちら)
今回は、前回探索した子易(こやす)バス停からバスに乗り、伊勢原駅の一つ手前の「本町(ほんちょう)」バス停で降りて、少し散策しました。
今昔マップで小田急線が開業した昭和初期の頃の伊勢原駅から、左上の大山の手前・子易までの部分の古い地図を示します。子易集
■丹沢・大山を歩く■⑥大山への玄関口を歩く
丹沢・大山の山の上から降りてきて、山の下の町と参道を歩いています。前回は、大山ケーブルの駅から、大山の町を歩きました。今回は、さらに下の玄関口付近を歩きました。
(前回はこちら)
大山駅バス停。鉄道の駅はありませんが、なぜか「大山駅」です。
大山駅のバス停近くに、丹沢大山国定公園のアーチが。本来、「ここから大山ですよ」というような案内をしているように感じます。
芝(いまの東京都心の田町や三田
■丹沢・大山を歩く■④大山寺から女坂を山麓に下る
前回の記事で、伊勢原市の大山阿夫利神社から女坂を下り、中腹の大山寺まで来ました。(前回の記事はこちら)
今回は再び山麓に戻っていきます。
大山寺は、前回説明した通り、元々大山阿夫利神社の下社があったところにあった大山寺が、明治の廃仏毀釈で廃寺になったのを、この地に再建したものです。もともとこの場所は大山に住む僧たちの墓所だったとのことです。
大山寺に向かう石段。なかなか素晴らしい景色です。
■丹沢・大山を歩く■①大山阿夫利神社を目指す
大山詣。
神奈川県伊勢原市にある大山(おおやま)にある、大山阿夫利神社を昔から多くの人が目指しました。2000年以上前に開かれたとされる古い神社とお寺が一体となったこの場所は、江戸時代以降、山岳信仰の場として江戸をはじめとする民衆に広く定着しました。各地から大山に向かう道を、「大山道」、「大山街道」などと呼び、地域や職業ごとに大山に集団でお参りする「大山講」なるものが結成され、集団で大山に向かい、