仮想通貨基本用語集
仮想通貨でよく見る基本用語をまとめました。
仮想通貨ってなんだろう。仮想通貨投資って何?と思うひとも
まだまだ多いのではないでしょうか?
そんな仮想通貨初心者のために「仮想通貨」で使われる用語を
noteにまとめさせて頂きました。
ぜひ、ご参考までにお使いください。
-------------------------------------------------
「アルトコイン」
アルトコイン(オルトコイン)とは、ビットコイン(BTC)以外の暗号資産(仮想通貨)の総称で、Alternative Coin(代替のコイン)を略した言葉です。数多くのアルトコインが開発されていますが、日本国内に限定すると、購入できるアルトコインの種類はそれほど多くありません。GMOコインでは、アルトコインの中でも代表的なイーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)を取り扱っています。
「暗号資産」
暗号資産(仮想通貨)とは、特定の国家による価値の保証がない、電子的な方法により記録されている財産的価値のことを指します。
紙幣や貨幣のように物理的に存在するのではなく電子データとして存在する点、インターネット上で国境を越え流通する点、中央銀行のような公的な発行主体が無いことなどが大きな特徴です。
暗号資産(仮想通貨)は、暗号資産(仮想通貨)を取り扱う取引所・販売所を通じ、日本円や米ドル、ユーロ、人民元などの法定通貨と交換することで入手できます。
「ウォレット」
ウォレットは秘密鍵(シークレットキー)を保管・管理するためのソフトウェアで、主に暗号資産(仮想通貨)の保管、送付、預入などの機能をもっています。
ウォレットには様々な種類があり、下記に分類されます。
・デスクトップウォレット:パソコン上にダウンロードして利用するアプリケーション
・ウェブウォレット:特定のウェブサイトを通じて提供されるオンラインサービス
・モバイルウォレット:スマートフォン上のアプリケーション
・ペーパーウォレット:ウォレットの情報を印刷した紙媒体
・ハードウェアウォレット:ウォレットとして使用されるよう開発された専用の電子機器(Trezor、Ledgerなど)
ウォレットは、種類や管理方法によりセキュリティの強度が変わります。用途に合わせて、適切な種類のウォレットを利用することが重要です。
「クラウドマイニング」
クラウドマイニングとは、コンピューターの処理能力をリモートデータセンターで利用し、ビットコイン(BTC)やアルトコイン(オルトコイン)のマイニングを行うプロセスのことです。
クラウドマイニングにより、ユーザーはハードウェアを管理せずにマイニングをすることができます。
「コールドウォレット」
コールド・ウォレットとは、インターネットから隔離されたウォレットのことです。インターネットから隔離されているため、ハッキングや不正アクセスなどによる盗難リスクを低減することができます。
また、インターネットに接続されているウォレットのことをホット・ウォレットと呼びます。インターネットに接続されているため、コールド・ウォレットに比べると、ハッキングや不正アクセスなどによる盗難リスクが高いとされています。
「パブリックキー」
公開鍵 (パブリックキー)とは、第三者に公開する鍵のことで、秘密鍵と対になる鍵のことです。公開鍵で暗号化されたデータはペアとなる秘密鍵でしか復元することができません。
暗号資産(仮想通貨)の送付や預入に必要となるアドレスは、公開鍵データから変換して作成されます。また、公開鍵は秘密鍵から計算されて作成されます。
暗号資産(仮想通貨)の送付時、公開鍵は秘密鍵で行われた署名との照合により、送付情報が改ざんなどされていないかを確認する役割を持っています。
名前に「鍵」と付いていますが、実際はパスコードのような数値です。
公開鍵自体は秘密鍵から作成されますが、公開鍵から秘密鍵を特定することはできません。
「ジェネシスブロック」
ジェネシスブロックとは、ブロックチェーンの最初のブロックのことです。
2009年にビットコイン(BTC)の開発者「サトシ・ナカモト」がジェネシスブロックを作成したと言われています。
「スケーラビリティ問題」
スケーラビリティ問題とは、ビットコイン(BTC)のブロックサイズの上限が理由となり、ビットコイン送付の手数料高騰や、取引の処理遅延などが発生する問題を指します。
ビットコイン(BTC)は、1ブロックの容量上限が1MBであるため、1ブロックに入れることのできる取引の量には限りがあります。そのため、取引の件数が増加すると、ビットコイン送付の手数料が高騰したり、取引の処理に長い時間がかかるといった問題が発生します。
「ソフトフォーク」
ソフトフォークとは、ブロックチェーンの仕様をアップデートする際に発生する、ブロックチェーンの分岐の一種です。ソフトフォークの場合、アップデート後の新しい仕様は、従来の仕様と互換性があります。
「ディフィカルティー」
ディフィカルティーとは、マイニングを行うのに必要な適切な数値=ナンスを見つける難易度のことです。
ここではビットコイン(BTC)を例にして紹介します。
ビットコイン(BTC)の取引を承認し、新しいブロックを生成する作業のことをマイニングと言います。
マイニングを行うためには、膨大な量の単純な計算を行い、マイニングに必要なナンスを見つける必要があります。
ビットコイン(BTC)の仕組み上、マイニングは約10分に1回の頻度で行うように設定されています。しかし、実際には10分未満で完了する場合や、10分以上の時間を要する場合があります。
そのため、ビットコイン(BTC)には2週間に1度、ナンスを見つける難易度を変更してマイニングに要する時間を調整する仕組みがあります。
例えば、マイニングに要する時間が平均して10分以上かかっていた場合、10分未満の時間でマイニングが実施できるように、難易度が低く調整されます。反対に、マイニングに要する時間が平均して10分未満の場合、作業の難易度が高くなるように調整されます。
「トークン」
トークン(token)とは、企業または個人により、既存のブロックチェーン技術を用いて発行された独自の暗号資産(仮想通貨)のことをいいます。
独自のブロックチェーン上で発行される暗号資産(仮想通貨)に対し、トークン(token)は既存のブロックチェーン上で発行するという特徴があります。
トークン(token)は主にICOと呼ばれる、個人や企業が行える、資金調達方法で活用されます。
「トランザクション」
トランザクションとは暗号資産(仮想通貨)の取引の記録です。その構造は、支払い元を示すインプットと支払い先を示すアウトプットを中心に構成されています。
例えば、ビットコイン(BTC)のトランザクションはマイニングによって承認されます。
マイニングはマイナー(採掘者)によって行われ、トランザクションが不正なものではないか、信頼できるかなどを検証します。
検証が完了した(承認された)トランザクションはブロックチェーンに取り込まれます。
「取引所」
取引所とは、参加者同士で売買取引をするサービスです。
買いたい人と売りたい人がそれぞれ注文を出し、その注文情報は板や歩値として確認できるため、チャートからは読み取れない情報を参照しながら自由度の高い取引を行うことが可能です。
また、公開されたAPIを活用することによって、取引の自動化を行うことも可能です。
「ノードNode」
ノード(Node)とは、節、交点、接続点などを意味する英単語で、もともと暗号資産(仮想通貨)独自の用語ではありません。
暗号資産(仮想通貨)におけるノードとは、ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産(仮想通貨)のネットワークに参加している、コンピューター端末のことです。
例えばパソコン、スマートフォン、タブレット端末などが暗号資産(仮想通貨)のネットワークに接続している場合、これらの端末をノードと呼びます。
「ハードフォーク」
ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様変更方法の1つで、後方互換性の無いアップデートです。
ブロックチェーンが分岐し、その後分岐が収束せずに、元のものとは別の暗号資産(仮想通貨)が生まれます。
例えば、2017年の8月にビットコイン(BTC)の抱えるスケーラビリティ問題の解決方法として、ブロックの上限を拡張するためにハードフォークが実施され、新しい仕様の暗号資産(仮想通貨)としてビットコインキャッシュ(BCH)が誕生しました。
また、一般的にハードフォークは、分岐されるものだと認識されがちですが、実際にはハードフォークでも分岐しないケースもあります。
「発行量」
発行量とは、すでに発行されている暗号資産(仮想通貨)の総量のことです。また、多くの暗号資産(仮想通貨)では、発行数量に上限が設定されています。
ビットコイン(BTC)の場合、発行上限数量は2,100万枚と決まっています。ビットコイン(BTC)はマイニングによって新規発行されますが、4年に1度、マイニング報酬が半減する「半減期」を迎えます。
マイニング報酬が半減することで、新規発行されるビットコイン(BTC)の数量は減少するため、すぐに発行上限数量の2,100万枚すべてが発行されることはありません。
「ハッシュ」
ある入力データを変換して得られる固定の長さの数値を算出する計算手順をハッシュ関数と言います。ハッシュ関数より出力された結果のことをハッシュ(ハッシュ値)と呼びます。
ハッシュ関数は、入力データが同じならば出力されるハッシュ値は常に同じで、入力データがわずかでも違うと全く異なるハッシュ値になります。
また、ハッシュ関数はデータを一方向にしか計算できないため、ハッシュ(ハッシュ値)されたデータから逆算することはほぼ不可能なのが特徴的です。
「ハッシュレート(採掘速度)」
ハッシュレート(採掘速度)マイニングにおける1秒あたりの計算速度を表します。
マイニングとは取引データの承認作業のことですが、マイニングを行うために、マイナー(採掘者)は膨大な量の単純な計算を行う必要があります。
このマイニングを行う際の、コンピューターの計算速度の指標として用いられるのがハッシュレート(採掘速度)です。
ハッシュレート(採掘速度)が高いコンピューターでマイニングを行うことで、マイニング報酬を受け取ることができる可能性が高まります。
また、ハッシュレート(採掘速度)は「H/s」という単位で表され「1H/s」は1秒間に1回ハッシュ計算ができることを意味します。
しかし、実際には1秒間により多くの計算しているため、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)、P(ペタ)、E(エクサ)などの単位と併用されるケースがほとんどです。
ビットコイン(BTC)のハッシュレート(採掘速度)は向上しており、2019年9月18日には、100EH/s(1秒間に100京回)を突破し過去最高記録を更新しています。
【半減期】
半減期とは、暗号資産(仮想通貨)のマイニング報酬が半減するタイミングのことです。
ビットコイン(BTC)の場合、取引の承認作業であるマイニングを行うことで、報酬として決められた数量のビットコイン(BTC)を得ることができます。
しかし、半減期を迎えることで、マイニングの報酬として得られるビットコイン(BTC)の数量が半減します。
この半減期は、210,000ブロックごとに迎えますが、マイニングは約10分に1度の頻度で実施されるため、約4年に1度の周期で半減期を迎える計算となります。
ビットコイン(BTC)は、すでに過去に3度の半減期を迎えています。
1度目の半減期は2012年11月に迎え、当時のマイニング報酬50 BTCから25 BTCへと半減しました。
また、2度目の半減期は2016年12月に迎え、マイニング報酬は25 BTCから12.5 BTCに、3度目の半減期は2020年5月に迎え、マイニング報酬は12.5 BTCから6.25 BTCとなりました。
「ビットコインアドレス」
ビットコインアドレスとは、ビットコイン(BTC)を利用するにあたって、ウォレット上で管理されている「口座番号」のようなものです。
ビットコインアドレスは公開鍵から生成され、送付、預入する際に利用されます。
このビットコインアドレスですが、1または3から始まる27~34文字の英数字から成っています。
また、ビットコインアドレスと銀行の口座番号の大きな違いとして、利用できる回数が挙げられます。
銀行の口座番号の場合、1つの口座番号に対して何度も送金(取引)することが可能です。
しかし、ビットコインアドレスの場合、ユーザーのプライバシーを守るため、取引のたびにアドレスが変更され、1つのアドレスでできる取引は1回のみとなります。
「プールマイニング」
プールマイニングとは、複数のマイナーが協力してマイニングを行うことです。マイニングに成功すると報酬はプールの管理者が受け取り、その後、参加したマイナーの仕事量に応じて報酬が分配されます。
複数でマイニングを行うプールマイニングとは反対に、1人でマイニングをすることを「ソロマイニング」といいます。
「フォーク」
フォークとは、1つのブロックの後に、複数のブロックが生成された場合に起こる、ブロックチェーンの分岐をさします。
例えば、ビットコイン(BTC)において、ブロックはマイニングによって生成されますが、意図的に、または偶発的に、ほぼ同じタイミングで複数のブロックが生成されるケースがあります。
この時、生成された複数のブロックは、別々のチェーンとして枝分かれします。
このように、ブロックチェーンが枝分かれする現象のことをフォークと言います。
フォークは大きく分けて、ソフトフォークとハードフォークの2種類に分類されます。
ソフトフォークはブロックチェーンの仕様をアップデートする際に発生する分岐のことで、多くの場合、分岐したチェーンはいずれ1本へと収束します。
ハードフォークは、後方互換性のないアップデートのことで分岐したチェーンは収束せず、元のものとは別の暗号資産(仮想通貨)が生まれます。
代表的な例として、ビットコイン(BTC)から分岐した、ビットコインキャッシュ(BCH)があげられます。
「PoS」
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは、合意形成方法(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。
ビットコイン(BTC)などに採用されているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の問題点を解消するために考案された仕組みがプルーフ・オブ・ステーク(PoS)です。
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)では、ブロックの作成に時間が掛かることや、マイニングの際に行われる膨大な計算により発生する電気代、マイニング専用機材の取得コストが高いことなどが問題とされていました。
これらの問題を解決するために、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)では、すでに発行されている暗号資産(仮想通貨)の全数量に対する保有量の割合により、取引の承認作業や新しいブロックを生成する権利を獲得しやすい仕組みとなっています。
「PoW」
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)は、不特定多数の参加者の中での合意形成方法(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の仕組みを使用している代表的な例として、ビットコイン(BTC)があげられます。
ビットコイン(BTC)では取引の承認および新しいブロックの生成をマイニングによって行われます。
マイニングでは、膨大な量の単純な計算を行う必要があり、この計算の結果、適切な数値(ナンス)を見つけたマイナー(採掘者)に、マイニングを行う権利が与えられます。
この膨大な量の単純計算を行うことで、マイニングを行う権利が獲得でき、取引の承認や新しいブロックの生成を行う仕組みをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)といいます。
また、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)は不正な取引に強いという特性があります。
ブロックチェーンは、過去から現在に至るまで、全ての取引情報がひとつながりの台帳となっています。
仮に、あるブロックの不正な取引を成立させようとすると、その後全ての取引を承認するために膨大な計算を行い続ける必要があります。
しかし、不正な取引を成立させたい攻撃者より、善良なマイナー(採掘者)が多く存在するため、このような不正な取引を成立させることは非常に難しくなります。
そのため、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)はセキュリティ面においても非常に大きな役割を果たしています。
「ブロック」
ブロックとはビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を送付する際のトランザクション(取引情報)を集めて格納したものです。
銀行の預金通帳を例に挙げると、入金・出金などの処理を行なった場合、それらの取引情報は通帳の1ページにまとめられます。
この入金や出金の処理が「トランザクション」、トランザクションがまとめて記載された通帳の1ページが「ブロック」というイメージです。
暗号資産(仮想通貨)によってこのブロックのサイズは異なり、例えばビットコイン(BTC)では、1ブロックあたりの最大データサイズは1MBとなっています。
「ブロックチェーン」
ブロックチェーンとは、ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)で利用されている分散型台帳技術です。
暗号資産(仮想通貨)を送付する際の取引履歴のデータを「トランザクション」(Transaction)といい、一定数のトランザクションを格納したものを「ブロック」(Block)といいます。トランザクションがブロックに取り込まれ、ブロックが新しく追加されて次々と鎖(チェーン)のように連なり、「ブロックチェーン」になります。
「分散型台帳技術」
分散型台帳技術とは、各参加者がネットワーク上で同じ台帳を管理、共有することができる技術です。
分散型台帳技術はDLTとも呼ばれ、DLTは「Distributed Ledger Technology」の略称です。
分散型台帳技術の特徴として、取引の透明性があげられます。
各参加者によって誰が、いつ、どんな情報を台帳に書き込んだか確認することができるため、偽装や改ざんを行うことが非常に困難となります。
また、分散型台帳は、ネットワークの各参加者によって更新などの管理が行われます。
例えばビットコイン(BTC)などで採用されているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の場合、台帳の更新権利を持つ参加者のことを「マイナー(採掘者)」と呼びます。
「マイナー」
マイナーとは、マイニングを行う人や、マイニングを行う組織のことです。
「マイニング」
マイニング(採掘)とは、トランザクションを承認して新しいブロックを生成する作業のことです。また、マイニングを行う人のことをマイナー(採掘者)と呼びます。
ここではビットコイン(BTC)を例にあげて紹介します。
ビットコイン(BTC)は、トランザクションをブロックにまとめています。
このブロックにまとめたトランザクション は、約10分に1回、マイナーによって承認作業が行われます。
マイニングを実施することで、マイナーは報酬として、新規発行されたビットコイン(BTC)と手数料を受け取ることができます。
マイニングで得られる報酬はとても魅力的ですが、実施するためには、膨大な量の単純な計算を行い、適切な数値(ナンス)を見つけ出す必要があります。
膨大な量の単純計算を行うためには専用の高性能なコンピューターが必要となり、多額の電気代がかかることなどから、現在は個人でマイニングを行うことは非常に難しいとされています。
「リプレイアタック」
リプレイアタック(リプレイ攻撃)とは、ハードフォークによってブロックチェーンが分岐した際に、第三者が悪意を持って不正な送付を引き起こそうとする攻撃のことを指します。
例えば、ある暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーンがハードフォークによって「ブロックチェーンA」と「ブロックチェーンB」に分岐したとします。その後、ブロックチェーンAにおいて、暗号資産(仮想通貨)を送付するためにトランザクションTを作成します。
この時に、悪意を持った第三者が、トランザクションTを分岐したブロックチェーンBにコピーし、実行を試みたとします。
このトランザクションTがブロックチェーンBに記録された場合、送付者は意図せずブロックチェーンA、ブロックチェーンBの両方で送付を行ったとして処理されます。
なお、リプレイアタックは、ハードフォークでブロックチェーンが分岐した場合、分岐したブロックチェーンはどちらも同じ「秘密鍵」が用いられているため、実行が可能になります。
リプレイアタックの対策として「リプレイプロテクション」というものがあり、ビットコイン(BTC)がハードフォークした際に、分岐したビットコインキャッシュ(BCH)にも実装されています。