【DX3rd】"Code::Renutus"雑記03 - シナリオのこと

ゲームマーケット秋2023
DX3rd「Code::Renutus(コード・レナトゥス)」

頒布開始します
3回目なのでそろそろサムネイルを見慣れてきましたね

何度でも天丼しますが、このnoteを知らなくても
本の内容+GMさんが補完した内容でシナリオは完成します
皆さんのセッションにこのnoteの中身が反映されててもされてなくても
そういう差異が原因でケンカしないでね!
どっちのパターンでも、それはあなたのGMPL陣のオンリーワンです
なので、作者は「GMが作者の期待を背負う・なぞる」のではなく
貴方達のオンリーワンを楽しんでくれることを願います

↓ということでここからはネタバレ
今回はシナリオ自体について色々と
















このシナリオのこと

そもそもなんでこのシナリオを書いたかというと
「インフィニティコード」のサプリを購入して読み、より詳しい解釈を求めてネットの海を彷徨ったときに
記憶が確かなら、明確にインフィニティコードが関わってるシナリオが同人で3つしかなかったからでした。
(概要しか見てないので、本当はもっとあるんかもしれない)
まあ公式情報に曰く「何もわからん、博士しかその正体を知らん」だから無理もないのかもしれない…

なので一つ、「インフィニティコードって何?」への、いちユーザーとしての解釈を出してみようかなと。
ICのシナリオ1(Venomous Hate)がごく僅かな公式からの「インフィニティコード」およびプランナーの態度に対するヒントだったので
そこからこう(ろくろを回すポーズ)… アレして…(もう一度回す)

ちなみに弊シナリオ全般のそれですが、Code::Renutusもまた
作者なりの特濃""emotion""で殴りかかるストーリーではなく、
群像劇があって、そこで生きるNPCが各々の信念で生き様を見せて、
そこに立ち会ったPCへその生き様を通じて
「Who are you?」を問うタイプのシナリオになっています。
心に差し迫るような切っ先は、人によっては無いのかもしれませんが、
だからこそ、どのような生き様のPCでも歩ける作りを目指しています。

「::」の意味

そもそもシナリオタイトルがなぜ「:」ではなく「::」なのかについて。

「::」ていう表記がIT用語(もっというとC言語)なので、このあたりの細かい説明は省略しますが
一言で言うと、シナリオタイトルは
「sprouts・entangle・renutusとは、本キャンペーンで出てくるインフィニティコードです」
という意味になります。

「インフィニティコード」というジャンルに仕分けられた
「sprouts」「entangle」「renutus」という3つのレネゲイド
そういうふんわりした認識程度でオッケーです。

ウロボロスと年表のあれそれ

~この辺はシナリオ回すのに0ミリも関係ない、ただの考察資料です 回す際はマジで忘れてください~

シナリオ本編とウロボロス周りの年表をざっくり並べて

・レネゲイドの拡散が20年前
・コードウェル博士が失踪したのが11年前
(・ここでは関係ないが、面影島事件が1年前)
・ウロボロスが定義・認知されたのは半年前
⇒ただし過去から存在自体はしており、封印されていた

なので、6年前の事件の時点では、ウロボロスという概念はなく
モルブズがやらかした大量進化についても
「謎の大量ジャーム化事件」として未解決のままだったのかなと。
それが本編のミツバやクスノキの話を通じて、
ウロボロスの事件として再定義されたのだと思います。
(IC P.93ソデの「知らずに扱われた事件」云々のアレ)

「6年前の事件」はコードウェル博士の失踪~帰還までの空白期間にあたります。
また公式ではモルブズはコードウェル博士の直属の手駒のようですが、そうなった時期についての明記はありません。なので

・6年前の事件の"主犯"はモルブズなのか、コードウェル博士なのか
⇒ミツバを研究対象としてさらったのはどちらの意志か
⇒主犯格がモルブズ自身でも、萌芽/抑制のインフィニティコードを「ウロボロスシンドロームの感染拡大/それを阻害する要素」とみるなら、一応の理由は成り立つ。
・コードウェル博士はいつから萌芽/抑制のインフィニティコードに関与していたのか

あたりのあれそれは公式情報待ちになるのだと思います。
整合性については後でなんとかするから許してヒヤシンス

まあウロボロス自体の認知がご覧の有様なので、
当時捕食されたクスノキに分かったのは「食われた、使われた」程度だし
それを周囲に訴えかけようが、誰も真相がわからないか信じないかだったのでしょう。
(一応、萌芽のインフィニティコードにはPC4ですらわかるほどにクスノキのレネゲイドの面影があります。なので本人も利用されたことくらいは気づいていたのでしょう)
その辺のモヤモヤした状況が一気に動いたのが、シナリオ本編、すなわちミツバの来訪だった…というわけです。

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