ユドナリウムであそぼっ!前編
ユドナリウムは、ネットでTRPGを遊ぶ(=オンラインセッション)用のツール。
★ユドナリウムの公式サイトはここ!↓★
★とりあえず詳しい話はここに書いてあるからぜひ読んでね!↓★
https://seesaawiki.jp/trpg_tool_guide/d/Udonarium%b3%b5%cd%d7
2018年(だったっけか)、遠方に行った友人やSNSのフォロワーと一緒に卓を囲む機会が増えて、オンセ用のツールの需要が広まるなか、Flashの終了を受けてオンセツールの先駆けこと「どどんとふ」の終了が発表された。
以降、「ccforia」がオンセツールの主流となったが、3DMAPで遊べるユドナリウムの特徴はまだまだ失われてないと、チャットは思っている。
これちゃんと作ればボードゲームもできるんだってね。すごいよね。基本セットの中にトランプもあるもんね。
ユドナリウムの大きな特徴は、「3Dマップ表示」、「豊富なダイスボット」、「サーバーを使わない」の3つだろう。
3Dマップ表示は、いわゆる3D酔いが激しい人にとっては大変かもしれない。
だが、ココフォリアユーザーに一定数いる「オシャレ部屋作りが好き!」という人には、ついつい凝って部屋を作りたくなるような機能がたくさんだ。
そうでなくても、OneDriveのような画像共有サービスを使わずに、建物マップやモンスター、オブジェの見た目を共有できるのはなかなかにGOOD。
サーバーを使わないという特徴は、(特にオンゲやココフォリア慣れをした)初見さんには難しい概念かもしれない。
細かい理屈は「ブラウザー間通信」とかでググれば出てくるので、ここでは雑に解説すると、
・オンゲとかココフォリアは、他人のサーバーにデータを保存させてもらって使う仕組み。なので、ルームを離れてもしばらくは保存されたままで、再度同じ場所に行けばまた手間をかけずに同じものが使える。
→ユドナリウムはサーバーを使わないので、ネット上にデータが保存されない。なのでルームに人がいなくなると、使っていたルームは消える。同じ場所に行くということ自体ができないのだ。
→なのでデータの保存は、個人のパソコンにデータを保存する形。次の日集まった時に、前にセーブしたメモリーカードを持ち寄ってゲーム機に刺すみたいな感覚で、新しい部屋に前のデータをロードする。
・逆に言えば、限りあるサーバーを不特定多数が奪い合うということもなく、サーバー混雑に悩んだり、長期のルーム占有で迷惑をかける/かけられる心配もない。
・というわけで、混雑を避けて個人鯖をとって維持費を払うということもしなくていい。
(といっても、ユドナリウム自体の機能を自分好みに改造したい人もいるので、個鯖が無意味かといえばそんなこともないぞ!)
長くなったがだいたいこんな感じだろうか。
これがユドナリウムの特徴になる。色々つらつらと語ってはきたが、
触ってみるととっっっっっっっっても楽しいからまず触ってごらん!!!!!!
結局は、このひとことに尽きる。
ユドナリウムの操作はココフォリアと比べてカンタンというほどではないけれど、色々なツールを触って好きなツールを選ぶのも、また楽しいんだなあ。
実際にお部屋を作ると、なんかこんな感じでステキなものができる。世の中には天才がイッパイダ…
【https://image01.seesaawiki.jp/t/u/trpgyarouzu/XeN92AM5d5.jpg】…Mazzn1987様
【https://pbs.twimg.com/media/D8Ms-zXUYAA64vG.jpg】…ひなたん様
だけど悲しいことに、前の解説の通り「ブラウザー間通信」という特殊な仕様を使うので、回線やブラウザがユドナリウムに向いていない!という人もいる。
(※ちなみにユドナリウムはPC専用で、スマホやタブレットには対応していない。スマホでセッションをするツールも色々出てきてるので、そちらをぜひ。)
いざ当日部屋に入ってみて「あれ!?動かない!?どうしよう!」とバタバタすることのないように、事前に参加者と一緒に適性テストをしておくのがオススメ。
(あと、そうなった場合の避難所として、別のツールを用意しておくのもアリ。シナリオ用にカスタムした部屋とかじゃなくていいので。)
★スペック解説はここに全部書いてあるよ!↓★
https://seesaawiki.jp/trpg_tool_guide/d/Udonarium%c9%ac%cd%d7%b4%c4%b6%ad
上のURLを開いて、下の方に「回線関係について」という欄がある。
そこに書いてあることは一通り試してみて損はない。
(※ちなみに説明画像は今の画面とチョット違います。現在は「あなたのPeer ID」ではなく「あなたのID」って出ます。)
あとは簡易テストとして、筆者が何度かユドナリウムを使ったときに事故った経験をもとに、時間があれば試してほしいことがある。
『参加者にユドナリウムのルームに入ってもらい、その部屋で20~30分放置してから、チャットを送る』
というものだ。
筆者が以前に人を招いて遊んだ時、10分ほどでお相手がルームから追い出されて、ルーム更新が止まってしまう……ということがあった。
(これ、お相手にP2P制限回線かを見てもらえば何か出たのかな……)
なので回線の適性を見る意味でも、このテストは有益……かもしれない?
というわけで、テストを終わってめでたくユドナリウムが使える!となったら、早速何度か触ってセッションで遊んでみよう。
初めての人は部屋やコマを作るのも大変なので、有志が作ってくれたプレイマットを使って遊ぶといい。
操作に慣れたら、少しずつ自分のお部屋を作ってみよう。