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Microsoft、膨大なIntel第8~10世代CPUをWindows 11 24H2公式サポートから除外
Microsoft、膨大なIntel第8~10世代CPUをWindows 11 24H2公式サポートから除外 - つみかさね
https://3yokohama.hatenablog.jp/entry/2025/02/17/125634
ちょっとショッキングなニュースです。2月13日MicrosoftのWindows 11 24H2サポートリストから膨大なIntel第8~10世代CPUが除外されました。理由は明確には書いてない。今後情報が出てくるでしょうが、まずは静観ですね。あわてても仕方がない。
とはいえ中古パソコンは11世代以降、若しくは新品を購入することを検討した方が良さそうですね。11世代となると値が張るので、中古よりは新品の方が良さそうです。一番下に掲載した「悲鳴が上がるWindows11の「24H2対応CPUリスト」を正しく解釈する」が冷静に詳しく見ていると思います。
perplexity.aiのDeep Researchに聞いてみた
Windows 11 24H2におけるIntel第10世代以前CPUサポート除外の影響と今後の展望
Windows 11バージョン24H2のリリースに伴い、Microsoftが公式サポート対象CPUリストからIntel第8世代(Coffee Lake)、第9世代(Coffee Lake Refresh)、第10世代(Comet Lake)プロセッサーを除外したことが明らかになった。この決定は2025年2月13日の公式ページ更新で突然公表され、特に第10世代Core i9-10900KやCore i7-10700Kなど比較的新しいプロセッサーまで対象となった点で業界に衝撃を与えている。本稿では、この変更の技術的背景、ユーザーへの影響、今後の展開予測を多角的に分析する。
サポート除外の技術的根拠と背景
セキュリティ要件の高度化
Microsoftが公式に示すWindows 11のシステム要件では、TPM 2.0モジュールの必須化やUEFIセキュアブートの要求など、現代的なセキュリティ基準が設けられている1。第10世代以前のIntelプロセッサーでは、プラットフォーム整合性検証機能(Platform Trust Technology)の実装が不完全なモデルが存在し、最新のセキュアコア要件を満たせない可能性が指摘されている4。特にIntel SGX(Software Guard Extensions)の実装状況が世代間で異なることが、サポート除外の要因の一つと考えられる。
ドライバーサポートの終了との連動
2024年12月にIntelが第7~10世代プロセッサーの内蔵GPUドライバーをレガシーサポートへ移行した事実が影響している可能性がある4。MicrosoftのOSサポートポリシーでは、主要コンポーネントのドライバー提供が継続されていることが前提となるため、GPUドライバーのサポート終了が判断材料の一つになったと推測される。ただし、ディスクリートGPUを搭載するシステムではこの制限が回避可能なため、サポート除外の論理的一貫性に疑問が残る。
パフォーマンス最適化の観点
Alder Lake(第12世代)以降のIntelプロセッサーで採用されたハイブリッドアーキテクチャ(Pコア+Eコア)への最適化が進む中、従来のモノリシック設計との互換性維持が開発負荷となっている現状がある。Windows 11 24H2ではスレッドディレクター3.0が導入され、ハイブリッドCPUのリソース割り当てをさらに高度化する予定であり、旧世代アーキテクチャとの整合性維持が技術的障礙となった可能性が高い。
ユーザー層別影響分析
一般消費者への影響
Core i5-10400/FやCore i7-10700Kなど、2020-2021年に販売された中価帯プロセッサーを搭載するシステムが広く影響を受ける。特にBTO市場で人気のあったCore i5-11400+H510チップセットの組み合わせを使用するユーザーは、想定外の早期サポート終了に直面している。Microsoft公式フォーラムには「5年前に3万円で購入したCPUが突然サポート外になるのは納得できない」との声が多数寄せられている。
企業・教育機関への波及効果
大規模なPCフリートを管理する組織では、ハードウェアライフサイクルの再計画が迫られる。ある企業IT管理者へのインタビューでは「500台規模のCore i5-8500搭載端末を2026年まで使用予定だったが、セキュリティポリシー上24H2への移行が必須となるため、予算措置に苦慮している」との事例が報告されている。特に医療機関など規制の厳しい業種では、サポート切れOSの使用がコンプライアンス違反となるリスクがある。
DIYコミュニティの反応
Redditや専門フォーラムでは、レジストリ編集やISO修正による24H2の強制インストール手法が活発に議論されている。実際、Core i7-9700KF搭載システムで24H2を正常動作させたユーザーレポートが複数確認できるが、今後リリースされる累積更新プログラムで互換性チェックが強化される可能性がある。あるOverclock.netの投稿者は「サポート外CPUで動作させても、DirectStorage 2.0やAuto HDRなどの新機能が無効化される」と指摘している。
サポートポリシーの矛盾点と例外事例
IoTエディションにおける継続サポート
Windows 11 IoT Enterprise 24H2では、通常版で除外されたCPUが引き続きサポートリストに掲載されている。この差異は、産業用デバイスの長期的な安定性を重視するマイクロソフトの企業向け戦略を示唆する。例えば、第9世代Xeon E-2200シリーズを搭載する工場制御システムは、通常のデスクトップCPUが除外されてもIoT版を使用可能である。
Microsoft、膨大なIntel第8~10世代CPUをWindows 11 24H2公式サポートから除外 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0KWlUYMtYtM
Windows11 24H2のサポートについて
https://note.com/jumpingjackflush/n/nc9cb35f9ae8a
Windows11 24H2対応CPUリストからIntel第10世代以前が削除される。いったいなぜ25H2はどうなるの
https://www.nichepcgamer.com/archives/intel-10th-gen-and-earlier-cpus-have-been-removed-from-the-windows11-24h2-supported-cpu-list.html
Windows 11に更新可能なCPUを解明。Intelは第8世代Core、AMDはRyzen 2000以降が必要
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1334310.html
悲鳴が上がるWindows11の「24H2対応CPUリスト」を正しく解釈する|古賀竜一
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5185374/
OEMメーカー向けの新規PC製造に関する仕様変更(追記)
Windows 11 24H2では、Intelの第8~第10世代CPUが公式サポート対象リストから除外されましたが、これは主にOEMメーカー向けの新規PC製造に関する仕様変更です。つまり、既にこれらのCPU搭載PCでWindows 11が動作している場合、直ちにアップデートが停止されるわけではなく、現行のシステムは引き続き使用可能とされています。ただし、Microsoftは最新のセキュリティ機能やパフォーマンス最適化を実現するため、今後の大型アップデートや次世代OS(例:Windows 12や次期25H2)では、より新しいCPUを必須とする可能性が高まっています。
今後の展開として考えられる点:
OEM向けの仕様変更:
新しいPCでは、OEMがWindows 11 24H2および将来のバージョンに対応するため、Intel第11世代以降のCPU搭載が求められる可能性が高いです。これにより、市場全体で新しいハードウェアへのシフトが促進されるでしょう。[citeturn0search2]既存ユーザーへの影響:
現在、Intel第8~第10世代のCPUを搭載したPCは、Microsoftが明示的に「動作不可」とはしていないため、現時点ではWindows 11 24H2へのアップデートが可能です。しかし、今後のアップデートで最新機能の一部が利用できなくなる、またはサポートが段階的に縮小されるリスクは否定できません。[citeturn0search1]長期的な戦略:
Microsoftはセキュリティ面や将来的なAI機能の統合を考慮し、TPM 2.0など厳しいハードウェア要件を維持しています。そのため、Windows 10のサポート終了(2025年10月予定)を前に、ユーザーに対しては新しいPCへの移行を促す戦略が進む可能性があります。[citeturn0news10]
まとめると、現状ではIntel第8~第10世代CPUを搭載したPCは引き続きWindows 11 24H2を利用できるものの、新規デバイスでは最新世代のCPUが標準となり、将来的なアップデートで機能面やサポートに影響が出る可能性が高いと考えられます。既存の環境で不安がある場合は、PC正規性チェックなどで動作確認を行い、将来的な買い替えも視野に入れておくとよいでしょう。
Windows 11 24H2 でIntel 第10世代までサポート対象外となったのは新規のOEM製PCのみ。既存ユーザーは問題なく使用可能
https://gazlog.jp/entry/windows11-24h2-10thgen-intel-updatable/
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