
【ポケカ】リーリエのピッピexについて考える
昨今のポケモンカードにおいてリーリエのピッピexがゲームチェンジャーになると思っています。そのため、ピッピの運用について考えてみます。人間は考える葦なので考えることが上達の道とアオアシでも言っていました。テキストを読んでみましょう。
特性 フェアリーゾーン
このポケモンがいるかぎり、相手の場のドラゴンポケモン全員の弱点は、すべて超タイプになる。[弱点は「×2」で計算する。]
超無 フルムーンロンド 20+
おたがいのベンチポケモンの数×20ダメージ追加。
これは強い。特性で環境を席巻しているタケルライコとドラパルトに対して弱点を取ることができます。サーナイトデッキ使っている人はよくわかっているんですけど、この特性ってピッピが弱点を取れるというわけではなくて、他の超タイプでも弱点を取ることができるんですよね。なのでサケブシッポやフワンテが早いうちからドラパルトをワンパンするなんてシチュエーションが起きたりします。
そして技も普通に強いです。相手がドラゴンタイプでなかったとても、単純にアグロのサブアタッカーとしても運用できます。大空洞を使用しているデッキであれば、自分のベンチ8体+相手のベンチ8体で最大340ダメージ。相手のベンチが5体でも280ダメージが出ます。そもそもタケルライコを倒すだけなら自分のベンチ5体だけで240ダメージが出ますし、ドラパルトを倒したければ相手と合わせて7体ベンチにいれば320ダメージで倒すことができます。最近は宝石型など展開するベンチを展開するデッキが多いため、火力を出す分には困らないのでは無いかと思います。
そしてサブアタッカーとして運用する上でリーリエのしんじゅも重要となってきます。
このカードをつけている「リーリエのポケモン」が、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、とられるサイドは1枚少なくなる。
サポートもできるし、自分で攻撃もできる。これだけの性能を有しているにも関わらず、更に取られるサイドが1枚になるという攻防一体を成し遂げている。これがコンプリートってヤツですね。HPが低いという弱点をカバーすることができますし、今の環境だとカウンター状態にすることが大事であったりもするので、あえて倒されてくれるというのは一概に弱点にはなり得ません。さかてにとるを使えるようになったり、アンフェアスタンプを打つための起点になったりもします。そのため、どんなデッキにも出張できるポテンシャルがあると思います。
しかしながらそのポテンシャルが活かせるかどうかというのは別の話で、デッキによっては不純物になり得ます。最低でもピッピと超エネルギーが必要で、しんじゅまで入れようと思うと3枚枠を使います。そしてこの3枚を欲しいターンにクリティカルに揃えて使うということが必要になります。3枚のデッキ枠というのは最低ラインであり、もっと安定して運用したいと考えるともう少し枠を広げなければなりません。僕はサザンドラexデッキに入れて使っていましたが、超エネルギーが採用されていることが多いため、デッキ的には無理がないものの、そもそもサザンドラデッキはエネルギー管理が非常にシビアで、ドローソースも少ないことからピッピを動かすのにリソースを多く使ってしまいます。そこに更にしんじゅも付けようとなるとあまり現実的ではありませんでした。
デッキ構築の考え方として、メタカードを無理して入れるよりデッキの強みを伸ばせる方向にリソースを割いた方がいいと思っているため、貴重な3枠4枠をピッピに使うのが本当に正しいのかは吟味する必要があります。そもそもピッピ自体のポテンシャルが高いため、オーガポンみどりのめんexと組み合わせた専用デッキにした方が上手く使えるのではないかと言わればそうだと思いますし、サーナイトデッキであったり、ネイティオ型のドラパルトなどはエネルギーの噛み合いが非常に良いため、前向きに採用が検討されると思います。また、リザードンデッキであれば、れんごくしはい+超エネルギー手貼りで即起動ができますし、序盤の火力が出ない段階でも相手のアタッカーをワンパンできる可能性が出るため、非常に相性がいいと思います。こういった元々の強みを活かしながらピッピを使えるようなデッキで積極的に採用していきたい所です。
今後も超ポケモンが出るたびに活躍できる可能性があるカードだと思うため、新弾が出るたびに運用を考えていきたいと思います。町田のPAO行ったら特化で280円とかなり安かったので3枚補充しました。いや、バトルパートナーズ買わせてくれ。