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【ポケカ】シティリーグ2023 S1 デオキシスデッキで予選全勝 8位入賞の記録

自己紹介

はじめまして、ちゃすこといいます。好きなポケモンはフシギバナとヌケニンとベトベトンです。
本題に入る前に自己紹介がてらポケカ歴を軽く紹介します。2020年の10月頃からポケカを始め、初めて握ったデッキはリザードンVMAX。しばらくリモートでやり続け、パックが全然買えなくなったのを境に一旦はポケカに触らなくなりましたが、今年に入ってから再燃してジムバトルに通い始めました。ひねくれた性格なので環境と呼ばれているデッキを使うことにとても抵抗があり、マイナーポケモンで環境ポケモンたちを倒すことを目標にしています。というかマイナーで環境を倒すことに快楽を覚えます。
しかしながら勝率は基本高くなく、人に言えるような戦歴はカイリューVSTARでジムバトル優勝とルカリオ争奪戦ベスト4くらいなものでした。

アルセウスデオキシスデッキに至るまで

デオキシスデッキを使い始めた経緯

デオキシスVはVSTARとVMAXの進化先があり、どちらも唯一無二な性能をしています。発売当初は「こくば型」「アルセウス型」「ロスト型」とジムバトルで見かけることもありましたが、VのHPが210、VSTARは270と低いことで、ミュウVMAXやパルキアVSTAR、ギラティナVSTARといった攻撃力の高いデッキと渡り合うのが難しく、次第に環境から数を減らしていきました。しかし、始めにも書きましたが、デオキシスにはベンチ狙撃と超耐久という唯一無二な性能があります。「こいつは絶対に環境で戦える」という強い気持ちがあり、デッキを模索し始めました。

こくばバドレックス型デオキシスVSTAR

デッキレシピを調べると、こくばバドレックスVMAXとデオキシスVSTARを合わせたデッキが多くヒットしました。また、某エクゾディアポケカYouTuberがこくばバドレックスVMAXを使っていて興味があったことから、まずはこくば型でデッキを作り始めました。しかしながら時代はVMAXを許してはくれません。ギラティナのスターレクイエムやこだわりベルト付きレジギガスは一撃でこくばバドレックスを沈めていきます。また、デオキシスVSTARは1撃で相手を倒せず、1回攻撃した後にそのまま返しやられてしまうことが多く、ベンチに2体目のアタッカーがいないということも度々発生していました。2ヶ月程度使いましたが、こくばバドレックスでは限界を感じ次の相棒を探すことになります。

アルセウスVSTAR型デオキシスVSTAR

しばらくは超タイプで何か良い相棒がいないか考えていましたが、ポケモンカードには全てのVを救ってくれる最強の神アルセウスVSTARがいることを思い出しました。しかし、アルセウス型を始めようと思った時に出てきたデッキはデオキシス発売当初の環境のものしかなく、アルセウス型デッキを作り始めたときの環境には合わないと思い、とりあえず自己流で水エネを混ぜたデッキを組みました。こくば型よりはデッキが回るようになりましたが、安定感はイマイチでした。何かいい案はないか思っていたところで、2つのデッキが目に入ります。ミュウツーVUNIONデッキとアルセウスギラティナデッキです。この2つをミックスしたデッキにしてから安定感が高まり、メキメキと勝率が上がっていったため、方針が固まりました。

シティリーグで使用したデッキ

今回使用したデッキは以下のものになります。

シティリーグ2023シーズン1 10月30日 BOOKOFF SUPER BAZAAR 立川駅北口店 使用デッキ

デッキコンセプト

とにかくシンプルにアルセウスVSTARを2ターン目に起動し、トリニティノヴァでデオキシスにエネルギーをつけてとどめを刺すデッキです。とにかく運の要素を減らしたシンプルなデッキが強いと思っているので、メタカードは不純物になると考えて少なめにしています。後攻の場合だとしても相手の先攻2ターン目にアルセウスを倒すための打点を少しでも上げようと大きなおまもり、Vガードエネルギー、かがやくサーナイトで耐久を上げることを選択しました。デオキシスVMAXも含めて全部起動している状態でアルセウスVSTARを相手のVSTARポケモンが倒すためには390ダメージが必要になります。デオキシスメインと言うよりはデオキシス入りアルセウスというのが実際のところです。

シティリーグ当日の戦績

当日は定員32名大会で29名参加でした。
試合の様子と個人的な有利不利を書いていきます。

予選1戦目 レジエレキVMAXクワガノン

6−2で勝利
グッズを止められても技さえ打てれば次のポケモンは育てられることや、クワガノンVのダメージ量が大きくないため、あまり不利には感じていません。ダメージ量を上げるためのレジエレキVMAXに対しては、頂への雪道で特性を止めることができます。今回はそれに加えて相手のクワガノンVが2体サイド落ちしてたようで、1体目倒したら完全に止まっていたのも大きかったですが、例え2体目がいたとしても、こちらもベンチを育てきれていたので負けてはいなかったと思います。

予選2戦目 ルギアVSTAR

6−4で勝利
基本的には2撃対決になるため、先に攻撃できた方の有利と思いたんですけど、アメイジングイベルタルがいるため結構不利です。相手のサイドプランが2−3−1 or 2-2-2で良いのに対して、こちらは2-2-1-1にされるのがかなりきついです。今回もかなりギリギリでしたが、いいタイミングでチェレンの気配りを使用してアルセウスのダメージをなしにできていたことやクロバットを崩れたスタジアムで処理される前に倒すことができたこと、相手のエネルギーリソースが終盤切れていたことが重なって勝つことができました。

予選3戦目 ガラルマタドガスクロバットVMAX

6−0で勝利
クワガノン対面と同じでかがくへんかガスで特性を止められてもアルセウスが後続にエネルギーを供給してくれるため、あまり止まることはありません。また、ダメージ量が多くないためアルセウスで戦う分には有利です。アルセウスが毒ダメージでダイカッター圏内のHPまで削られたらチェレンの気配りでアルセウスを回収するという理想的な動きができました。頂への雪道を使用してナイトアセットを止めていたので、お互いに特性が使えない泥沼バトルでした。デオキシスはクロバットVを1撃で倒せますが、クロバットVMAXになってダイカッターを使える状態だと負け筋になると考えて出しませんでした。やまびこケアでトラッシュにも送らなかったので、対戦後に「結局何アルセウスだったんですか?」って言われました。

予選4戦目 ミュウVMAX

6−2で勝利
この時点で決勝リーグ進出は決まっていたため、実質フリー対戦みたいな気楽さでお互いにプレイできました。ミュウ対面は先攻を取られると不利ですが、トリニティチャージかトリニティノヴァを1回使えると五分五分くらいに持ち込めます。今回はお互いに事故している手札で、先にこちらがエネルギーをつけることができたため勝てました。基本的にミュウを相手にする際にはゲノセクトVを狙い続けるプランですが、トリニティノヴァで倒しそこねたベンチのゲノセクトを倒しつつミュウにダメージを与え、次のターンにセレナで呼び出したミュウを倒すというプランを今回は取れました。こうなると最後はボスさえ引ければ勝ちです。

予選結果

予選終了時点での暫定順位

運に助けられながらなんと予選は全勝。オポもなんだか凄まじい数字になっていてビビり散らかしていました。しかしながら、こんなに連戦をしたことはなく、プレッシャーと疲れで頭がパンクしそうになりながらデッキチェックに入ります。ここで少し時間があったので、カフェに入ってケーキで糖分補給していたのですが、緊張のせいかケーキの最後一口が全く入らなくて遅刻するかと思いました。

決勝リーグ1戦目 ソルロックルナトーン

5−6で敗北
こちらから先に攻撃できていたため、気にせず攻撃し続ければよかったのですが、戦い慣れておらず余計な交換とかしてしまい負けました。こだわりベルトが2枚トラッシュに見えている状態で220ダメージは出せないだろうと慢心したのが敗因です。3枚目のこだわりベルトがありました。同じ非ルールでもロストバレットならそれなりに戦ったこともあるため勝てていたと思います。アルセウスメインで戦いましたが、デオキシスVMAXで戦うのが正解でした。

シティリーグの反省点

ジムバトルでの勝率を考えて、今回のシティリーグはワンチャンいけるぐらいに考えていたら運も味方してまさかの大躍進でした。ポケカの歴史にデオキシスVの名前を残せたのは大満足です。
しかしながらもうちょっと上手いプレイングができるなと思う場面は多々ありました。クワガノンが目の前に見えているのにこだわりベルトを温存したりしたのは確実に練度不足でした。また、レジギガスのトラウマでVMAXの使用頻度を下げていたんですが、今の環境ならもうちょっと信用してあげてよかったと思います。
今後もデオキシスデッキの可能性を追い求めていくつもりなのですが、ルギアデッキのアメイジングイベルタルやギラティナVSTARなどの即死技が現状明確な負け筋になっています。あまりメタカードは採用したくないのですが、即死技に対するメタは確実に必要だと思いました。ビッグパラソルかエーフィVMAXかはデッキと相談して調整していこうと思います。デッキの調整は基本的に高田馬場や渋谷のバトロコ、竜星の嵐新宿店のジムバトルで行っていると思うので、出会った際にはお気軽に声をかけてください。
ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。以下は採用カードと不採用カードの理由欄です。時間をかけて培った知識や経験は資産だと思っているので有料にさせていただきました。拙い文章ですが興味のある方がいれば読んでみてください。

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