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常識とかまじクソ食らえ。

この写真は、面接当日にしていたネイルの写真。

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仕事終わり、面接地に降りたった私は酷く緊張していた。

今日の面接に使用する履歴書には志望動機の詳細は記載していない。

フリートークをしないといけないのに緊張なんてしている場合ではないのだ。

緊張で顔がこわばり笑顔も出せず声が出ない。これじゃだめだ。

会場に向かう私はiPhoneで浜崎あゆみの「evolution」を流し緊張を吹き飛ばすために歌いながらこう自分に暗示をした。【私はGAL(ギャル)だ、こんなことで緊張しない。絶対に今日の面接は成功する。うまくいく。】と。

少し緊張が解けた気がした。GAL(ギャル)ってすげえ。

でも実際に面接が始まったときには、面接担当者2名の名前を聞き取れず質問されたことに対してもなんて答えたか思い出せないくらい緊張していた。

めちゃくちゃフレンドリーに、話易い雰囲気を作ってくれていたのがわかったが全くと言ってうまく話せなかった。

面接の時間は、30分もかからずに終了した。

帰り道で、ああ終わったな・・・と思った。

こんなことで落ち込むなんてって周りから言わせればきっとそうなんだろうけどめちゃくちゃ落ち込んだ。

面接のあと、仲良しな友達とご飯の約束をして心底救われた。

その日はめちゃくちゃ飲んだ。もうなんか何もかもがどうでもよかった。

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次の日の夕方頃に、企業から面接結果がきた。

当たり前に落ちてた。

落ちた理由ってなんなんだろうと思った。

実際に落ちた理由は企業は教えてくれない。

自分で考えないといけないのだ。

昨日の面接を振り返って考えた。

思い当たる原因なんてめちゃくちゃたくさんある。

・志望動機が曖昧。

実際に緊張し過ぎて何を話したか思い出せないが、志望動機が曖昧なままフリートークでいってやるなんて気持ちで挑めばそりゃ本気でその企業の業務についきたいと思う人に勝てるわけなんてない。

・うまく自分の売り込みが出来ていない。

面接とはきちんと自己分析を行なって、自分がどれほどその企業にとってプラスになるかというトークが出来ないといけない。今までの経験でいかに企業に入ってから自分が役に立つかを売り込まないといけない。それが出来ていなかった。

・ネイル、髪色が派手

面接の最中にネイル派手ですね。って言われた。(※この記事に貼った写真が面接時にしていったネイル)これってよくよく考えれば面接の最中では褒め言葉ではないのだ。あと、明るめの髪色だった。髪色は大体今どこの企業でもゆるくなってるので直接理由かはわからないけれどもそれも少なからず自分の頭で考えた落ちた理由だと思っている。webとか企業での面接を落ちた人の中で清潔感がどうこう〜とか派手なファッション奇抜な格好はNG。みたいな内容はよく目にする。髪型服装自由。私服面接とかいっても結局はこういうネイルや髪色はダメなんだろう。

ざっと考えただけでも、落ちた理由はたくさんある。

自分がうまく話せなかったこと、これはいかにも仕事が出来そうに話すという意味ではなく相手に伝えるいう行為がうまく出来なかったことは本当にこれから自分が改善していくしかないのでそこはさておき。

もしも少なからず、自分が大好きなネイルや髪色というそういう世の中の常識的な部分が理由にあるのであれば・・・

まじでくだらねえと思うし、落ちてよかったと心底思っている。

今やりたいこと、今大切にしていることを犠牲にしてする仕事は自分の価値観に合わない。生活もそうだ。

さて、なんとなく自分の大切にしているものと自分の課題が見つかったから次に進もう。

自分のことを棚にあげて他人のせいにして文句を言うだけなら誰でも出来る。

誰にも文句を言われないためには、きちんとやることやって認められて自分の好きなことをしないと。好きなことをするっていうのはきっとそういうことだから。

そう思って、スマホの画面を閉じた。

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