イラストレーターになるには
先日、憧れのfoxcoさんの講演会にオンラインで参加した。
実は対面とオンラインのハイブリッド開催だったのだけれど、対面で行くかを迷ってモジモジしていたら、チケットが売り切れてしまいました。何をやっている、自分。決断が遅いタイプはこのような後悔がしばしばある。仕方ないから、オンライン参加で申し込んだ。講演会が始まるまでは、ご本人に生でお会いできないことをめっちゃ悔やんでいたけれど、家からのオンライン参加でも大満足であった。めちゃくちゃメモを取りながら聞いていたら、あっという間に終わってしまった。(会場でやるとドン引きかもしれない。すぐ忘れちゃうので、メモするのが好きなのです。)
この熱が冷めないうちに、感じたことをここに記そうと思います。
好きなことを仕事にするということ
まず思ったのは、好きなことを仕事にするには強い気持ち(パッション)がいるなぁということ。
これは当たり前で、打ち込めることが目の前にあると自然とパッションは湧き出てくる。
なんとなく、高校の頃の吹奏楽部時代を思い出した。もともと中学校では別の部活に入っていて、初心者からのスタートだった。色んな縁とかタイミングが重なって、たまたまユーフォニウムという楽器を担当することになった。今思えば、正直、しんどいことの方が多かったけど、練習を頑張ったら頑張った分だけちゃんと音に表れるし、できなかったフレーズを演奏できるようになることで達成感があった。みんなで一つの音楽を作ることが楽しくて嬉しくて、気がついたら好きになっていて、気がついたら楽しくて、のめり込んでいた。
本気になれる才能というのは人間誰しも持っているのではないかなぁと思う。それをどうやって引き出すか。何なら本気になって取り組めるのか。
私は大人になるにつれて、本気で取り組むことをしなくなってしまっている。昔の自分と何が違うのだろう...。
次に、いつどうやってゴールに辿り着くかをしっかり想定する(思い描く)ことも大事なんだなぁと。
foxcoさんはまずは得意なことを活かして仕事につき、安定した環境でイラストレーターは副業から始めたそうだ。勢いがついて定期的な収入を得れるようになってきたら独立する。もし、30歳までに結果を残せなければ、また会社員に戻ろう、という風にダメだったときの期限とプランまで考えていたことには驚いた。「独立」するということは、うまくいっても、失敗しても自分が責任をとるということ。私は今までそんな経験がなく、学校や会社に守られてきたので、正直なところ、かなりハードルが高いなと感じてしまった。(なんて、小さい人間なの。)
若いうちから、色んな働き方や職業、人生の選択肢があることを知っていればよかった。視野が狭すぎたことに少し後悔した。そして、何もしてこなかったわけではないけれど、何も考えずに生きてきてしまったようだ。そういう意味で、自分を形成する要因として、周りの環境の役割が大きい。親や友だちの近しい人からは特に影響力が大きい。だからこそ、どこで誰とどんな風に過ごすかというのが、今後の人生の中でもかなり重要なのだと思う。
マネしたいと思ったこと
自分のことを振り返る
イラスト(企業とコラボしたプロダクトの)はその企業の歴史や商品が作られたストーリー、商品に込められた思いなどをより明確に届けるためのツールでもあった。ただ可愛さを追求するのではないのか。 クライアントのことを知り、そのうえで表現に落とし込む。0から1よりも難しそうな気がしている。が、商業イラストで生計を立てつつ、自分の表現にも価値が出るような気がする。
foxcoさんは自身の売り出し方も上手で、バランスよくこなされている印象でした。
キラキラしていてかっこよかったなぁ〜
まだまだ、私は人生の迷路の中にいて、やりたいこととかよくわからない。
理想論になるけど、まずは定職を見つけたい。(今やっている仕事(事務系)のようなジャンルも、何やかんや好きで自分に合っているとは思っている。)
そのうえで、イラストを描くこと、文章を書くことなんかを続けていこうかなとぼんやりと考えている。
それが仕事に繋がると良いのになぁ。よし、パラレルキャリアを目指そう。
まずはコツコツ続けることが重要なので、着々と続けたいと思っている。
大きな夢で言うと、いつか絵本を作ってみたいし、本のカバーデザインとかを手がけてみたい。あとは映画を撮ってみたい。夢はいくつ持ってもいいよね。
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