最近の曲はすぐに飽きてしまうのはなぜ?
機材も音源も昔より良くなっているのに、最近の曲は何回か聞いたら飽きてしまう…
1985年以降バンドブーム以来、数々の曲が歌われてきたがもう一度聴きたくなる曲が何故だか今の曲より多い。
・BOØWY
・パーソンズ
・ブルーハーツ
・爆風スランプ
・バービーボーイズ
既に過去になってしまったものばかりだが、ふと思い出すのは最近のYOASOBIやADO、EXILEではなく昔の曲ばかりだ。
確かに最近の曲は耳に残りやすいが、心にはあまり残らない。
これは自分だけかと思い、友人に聞いてみたが同じことを言う。
友人と言っても25歳の音楽好きの仲間だ。
彼はoasisのファンだが、最近の曲も聞くと言う。
しかし1ヶ月くらいするとまた昔の曲を聞いているらしい。
恐らく、今の曲はリアリティーの選択肢が多くなったことで共感をモテなくなったのが理由だろう。
そしてベースは昔出た物のアレンジに見えるので、既に出尽くしてしまった音色にスパイスを加えただけなのだろう。
映画音楽にしてもBTTFやET、スターウォーズやスーパーマンのテーマは覚えているが、スパイダーマンの新作やアベンジャーズのテーマはすぐに浮かんでこない。
これは偶然なのか?
自分が劣化しただけなのか?
あまりにも簡単に芸術を創れるようになった今、感動を持続させることが一番難しくなったのではないだろうか?
今後CDやDVDはもっと売れなくなるだろうし、家電も半年すれば型落ちになる。
このスパンの速さがインフレを起こし、その代償が『飽きる』に繋がるのだろう。
結論から言えば、サイクルの加速の変化によって飽きが生じ、サイクルの遅かったものが記憶に残りやすくなったのだと思う。
久しぶりにMDプレーヤーでも引っ張り出して聞いてみよう。