マクドナルドの朝マックを食べてみた
10時30分までしか注文できないマクドナルドの朝マック。
在宅ワークだと殆ど食べる機会がなく、いつでも頼めないので特別感がある。
最近はポテトが品薄でハッシュポテトやポテトの注文制限まであるので、特にレアな食べ物のような気がしてならない。
早朝、食事の用意をしようとテレビををつけながら冷蔵庫を開いてみると美味しそうなマフィンのCMが流れてくる。
急いで冷蔵庫を閉めて、車に乗りマクドナルドへ走った。
テレビのCMにつられてスイッチが入ったのだ。
そして我に返って目の前の扉を開けると既にマクドナルドだった。
店内は香ばしい焼き立てのパンとコーヒーの香り。
真っ先に目の中に飛び込んで来たのはダブルソーセージエッグマフィン。
クーポンを見てもソーセージではない、普通のマフィンしかない。
たまにしか来れないなら奮発してみようと、単品でダブルソーセージエッグマフィンとGODIVAのホットチョコレート、付け合わせはチキンナゲットに決めた。
つぶつぶのバンズとソーセージの肉汁が口の中に流れ出る。
そしてチーズの深みが交わって、特別なマフィンを堪能できる。
熱々のチキンナゲットは飽きのこないマスタードソース。
パリッとした衣が火傷しそうなほど舌上で暴れるが、すぐに旨味に変わっていく。
全てを堪能したあと、デザートのようにGODIVAを口にするとほろ苦さとちょうど良い甘味が後味を一掃してくれる。
まさに時間制限のある至福の時だ。
ファストフードをグルメじゃないと馬鹿にする人が多いが、別にグルメだから偉いなんてことはない。
人間、自分が美味いと思ったものを満足するほど食べれればそれこそ本当の至福なのだ。
これからも自分が好きなものを自分で働いた金で、食べて行こうと思う。