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僕たちがアイドルにできること。

件のBRUTAS アイマス特集について、特にシャイニーカラーズに焦点を当てて(これは、僕がいちシャニマスのP、ファンであるので)、僕個人の感じたことをまとめようと思う。

まず前提として、我々はプロデューサーだ。
アイドルのプロデュース事務所に所属している限り、「事務所の利益となる行動をする」という基本的理念を胸に働いていかなければならないと感じている。
また同時に、事務所の不利益になるようなことは可能な限り避けるべきことでもあると考えるのは至極当然だ。

今回の特集にて、遺憾に思う部分があり悲痛な叫びを漏らしている同業者を見てきた。もちろんそう思ってしまうのは無理もない。

しかし、今回のBRUTASのアイマス特集を読んだ人間がどこまでその発言を気にしているのだろうか?
もし、書かれていることを読んだ上で、「この子はそういう性格なのか、でもやってみないこときはなにも分からないよな。」と、新たにアイドルマスターを始めたとすれば、それはユーザーが増えているという紛れもない数字としての事実で、事務所にとっては利益ではないか?

逆に書かれていることを読み、これはひどい間違いだ!こんなことを書く編集は無能だ、運営側はしっかりと確認をしたのか?と、先輩プロデューサーが苦言を呈していたとして。
それを見た新規ユーザーがどう思うか?
「そんな適当な事務所のアイドルなんてプロデュースしない」と思われてしまったら、それは事務所にとって不利益以外の何物でもないのではないか?

それこそ、所属しているアイドルたちは悲しんでしまうと思うし、そんな悲しい顔をプロデューサーである我々は見たくないではないか。

愛は薬にも毒にもなりえる。

ファンを増やすのもファンだ。
だが、ファンを殺すのもファンだ。

これを念頭に置いて生きていこうと思った。

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