
開運文字書き初め講座に参加して思い出した花押のお話!(2025/1/11)
我が師匠高宮華子先生と元タカラジェンヌ娘役トップスター南城ひかり先生共催の開運文字書き初め講座に参加してきました!

南城ひかり先生とお会いするのは久しぶり。私よりも毎日たくさんいろんな方とお会いしているはずなのに、最後に私とお会いしたときのことを明確に覚えてくださっている、まずそのことに感動。人を惹きつける魅力をお持ちの方はいろんな才能タレントをお持ちなんですね。

参加メンバーもほとんどのみなさんが顔馴染みで和やかな雰囲気で始まりました。人生すべて思い通りに過ごされている南城ひかり先生のお話に参加者全員心酔しています。だって宝塚の娘役トップスターですからね。ひかり先生から発せられる宝塚スターのお名前が凄い。実際その方たちの息づかいが聞こえる場所で活躍されていた方ですからね。そういえば南城ひかり先生は声がデカい。思い出しました。

実はお一人だけ私がこちらの高宮華子先生をご紹介する形で参加されたお友達がおられました。もう終始感動しっぱなしのご様子。目がキラキラ輝いておられました。同じ雰囲気を共有することができて私も嬉しい。是非とも高宮華子先生のことをご紹介したく、書にも関心を持っていただきたい方だったのです。

そして全員で開運文字の書き初め。

私は「義」を選びました。まぁチョイスした理由はたくさんあるのですが、筆跡診断上、右下に特徴のある文字を選んでみたくなったのです。
佐藤進一『日本の中世国家』本日発売。カバー図版は足利直義の花押! 本文庫併録の論文では、足利尊氏と直義の「二頭政治」の実態を徹底的な史料検討から解明。表題作共、読むほどに「これぞ歴史学の醍醐味!」と興奮がとまりません。花押といえば著者の『花押を読む』(平凡社)も素晴らしいですね。 pic.twitter.com/BRPdiaRDYA
— 岩波文庫編集部 (@iwabun1927) February 14, 2020
こちらの表紙を飾っているのが室町幕府初代将軍足利尊氏の実弟足利直義の花押です。花押とは武将たちのサイン、実印と考えていいでしょう。この足利直義の花押が時代とともに変化します。直義が室町幕府の執政者として権力を拡大し続けた、最もイケイケな時代の彼の花押がこちらです。
凄いよね。右へのはみ出し方!日付のとこまで上書きしちゃってるもんね。この足利直義の花押の変化は歴史好きの間ではとても有名で、彼のキャラクター・権勢を示すバロメーターとなっています。足利直義はこのあと、観応の擾乱と呼ばれる大混乱の最中に実兄である足利尊氏と戦って敗れ、尊氏の手によって毒殺されます。

もうこれからもやりたい放題過ごすんだもん!右下が大きくなるのは当たり前じゃん!1番最後の点だってどこに打とうか、もっと高いところに打っても良かったのさ!

筆跡診断ではいろんなことがわかります。判明します。書く文字を意識して変えていけば、その変えたことが視覚情報として目から脳に伝わり情報がアップデートされます。自分を高める文字、周囲から慕われる文字、それがあるんです。私もよく「越くん、いろんなところに顔を出して積極的で、なんか変わったね!」とは言われますが、基本的なことは変わっておらず、書いている文字を変えただけなのです。