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鳥取旅行のススメ

ちゃるめらです。
学生時代は自分の知らない世界に触れるのが楽しくて、お金を貯めては海外旅行に行っていたわたしですが、最近は国内旅行に夢中です。

日本再発見の旅とでもいいましょうか、ちょっと足を伸ばしただけでも「日本も広いんだな」と視野を広げることができるのが好きです。

今日は、今まで行った国内旅行の中で1番感動したと言っても過言ではない、鳥取旅行の魅力について語りたいと思います。

鳥取旅行の魅力

鳥取と聞いて、みなさま何を思い浮かべますでしょうか。
無知なわたしは「砂丘」と「スタバ」しか思い当たりませんでした。鳥取砂丘と、たしかスタバがなかった県だと取り上げられていたので、メディアだと「田舎」と表現されることが多いですよね。

特産品も何も知らず、ただ用事のついでに立ち寄っただけなのに「もう一度来たい」と思うほど、鳥取の何にそこまでハマったかと言うと、「とにかく癒された」。この一言に尽きます。

  • 予定をぎっしり詰めて遊びまくるより、のんびり気分転換程度においしいごはんや自然に癒されたい。

  • でも旅館に泊まるだけじゃなくてそれなりに観光もしたい。

こんな、毎日それなりに頑張っている社会人が休日にふらっと訪れるのにぴったりな場所なんです。

その理由として考えられる鳥取の魅力を、にわかながら3つ挙げさせてもらいます。押忍。

魅力➀ 海の幸に山の幸、食の魅力がぎっしり




わたしは特産品を知らずに鳥取に行ってしまった訳なので、何を食べるかお店選びに困るかな、と思っていたんです。

でも、それは要らぬ心配、杞憂というやつです。
なぜなら、鳥取は海鮮もお肉も野菜もフルーツもミルクもお米も卵も、素材がなんでもおいしいから!!!!

旅行のあと、東京のスーパーにも鳥取県産の野菜やフルーツがたくさん並んでいたんだなと気づいたんですが、本当に何を食べても新鮮でおいしいんですよね。

特にお魚はめちゃくちゃ新鮮だから衝撃的なおいしさ、魚定食を頼むと大体お刺身と煮付けとフライがついてくるお魚大満足セットだからどこのお店で食べても間違いないんです。

特に感動したのは、1番最初に食べた鯖のしゃぶしゃぶとスイカです。スイカも特産らしく、とってもジューシーでした。

魅力➁地球の要素をぜんぶ詰め込んだような豊かすぎる自然



地理的に海に面している場所が多いからだと思うんですが、風が運んでくる匂いや空気の重さから、ずっと海の存在を近くに感じます。
大山などの山も、海によって変わってきた土地を感じられる島も、そこに適応して営んでいる人間の生活と馴染んですごく「自然な」自然があるんですよね。

海の近くを走るドライブコースとしても、電車に乗って景色を楽しむ電車旅行のルートとしても最高。

海も山もあるからこそ、マリンスポーツやハイキングも楽しめるから何にしても自然が好き、もしくは自然に癒されたい人は何かしらの楽しみを見つけられる場所です。

魅力③いい意味でキラキラしてない



これが1番の魅力だと信じているんですが、鳥取がいいなと感じるのは、ではなく、地味でキラキラしていないところなんです。
言い換えれば、「the・観光地」ではないところが魅力だと思っています。

正直、ここまで紹介してきた食べ物が新鮮でおいしいとか自然が豊かとかは、沖縄だったり北海道だったり、他にもたくさんありそうじゃないですか。
でも、鳥取が他の観光地と違うのは、観光地として見どころはそれなりにあるのに人が多すぎなかったり、観光地なのに変に商売っけがなく、観光地価格ではないところなんですよね。

生活者がいることを強く感じるから、気負わずに適当な格好でちょっとふらっとができてリラックスできるんだと思います。

鳥取おすすめスポット

なにぶん地元の人間ではないのでほとんどガイドブックの情報ではありますが、行ってみて楽しかったところを上げておきます。

鬼太郎ロード


米子エリアにあるこちら。朝ドラ「ゲゲゲの女房」を見ていたから境港にはすごく馴染みがあったのだけれど、正直鬼太郎そこまで知らないし、すごく好きではないから、「とりあえず観光スポットだから寄った」感じだったのですが、もう大正解。

穏やかで静かなのに、昭和感のある懐かしい商店街に、ここにしかない鬼太郎をモチーフにしたお店やレトロかわいい雑貨屋さん、今流行りのカヌレやいちご飴を売っているカフェがあったり、大充実。

たくさんある水木しげる作品の銅像もかわいいし、街灯が目玉オヤジだったり、商店街のアーケードのランプにいろんな妖怪がいたり、写真を撮って歩いても楽しそう。

鬼太郎グッズも意外ととってもかわいいのでお散歩でもショッピングでも楽しいし、大人も子供も楽しめる空間だと思うからぜひ行ってほしい。

通称ベタ踏み坂の江島大橋

ニュースでよく見る場所だったからいつか行ってみたいと思っていたベタ踏み坂、思った以上に傾斜がきつくてスリリング。
わたしは運転できないので同行者に運転をお願いしていたのですが、運転が好きな人はとても楽しいと感じるらしいです。もちろん、乗っているだけでも楽しい。

動画や写真だとこの魅力が伝わりづらいので、百聞は一見にしかずの代名詞になるかもしれないレベルで大感動します。
非日常感も楽しい。

鳥取砂丘


こんなのおすすめされなくても行くよという感じでしょうが、行ってよかったNo.1スポットです。自然の雄大さを感じる、という月並みの表現になりますが、見渡す限り砂、砂、砂。

砂を超えて見えるのは、海。
なんだか進撃の巨人で初めて海を見たエレンみたいな顔しちゃいそうなくらい、海だ!!!!!となります。

ちょうど行った日は風が強かったこともあり、本当に生命の危機を感じたから、自然の存在を強く大きく感じます。いい運動にもなるから、食べすぎちゃっても大丈夫!

どこかしこにある道の駅



スイカが有名な倉吉で食べたスイカが忘れられない。海鮮もお野菜も手に入る道の駅を巡って、近くにある定食屋さんでお魚定食を食べまくるのも楽しそう。

田舎旅行の楽しみは珍しい食材や馴染みのない調味料なんかに出会うことだと思うので、地元のスーパー巡りも楽しいけれど、鳥取には道の駅が本当に多いからひとつは是非足を運んでほしい。

鳥取はジブリ的な空間なのかもしれない

観光地だけどのんびり、自然や空気を楽しみながら、心を穏やかに整えられる最高の場所です。関東から新幹線だと倉敷や姫路から乗り換える必要があったり、飛行機の本数が少なかったりで、アクセス的には行きづらいのかもしれないけれど、その道中も自然を目で楽しめる、心豊かな旅が叶います。

わたしは日々トトロを心に住まわせ、アリエッティみたいな家で自転車を走らせて豆腐を買いに行く海と暮らしたいと思っておりますが、そんなジブリ的な、昔はあったかもしれないけれど今はフィクションになってしまっている自然豊かな空間が中国地方にあります。

おいでやす鳥取。次回の旅行におすすめです。是非に。

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