手編みニットの世界(手袋の思い出)
NHKあさイチで「手編みニットの世界」といったコーナーをやっていました。
幼少の頃(昭和)に、セーターや手袋などは既製品ではなく、母親が編んでくれていました。
その頃、周りの家庭は兼業農家でも、共働きの家庭が増えていた時代。
そういった家庭では手袋など、合皮の防水手袋を使う子が増えていました。
手編みのニット手袋って、雪合戦で不利なんですよ。
まず溶けた水分がしみて冷たい。そして雪が張り付いて、雪玉を作ったり投げたりが出来ないんです。
片方だけ無くすので、左右紐で結ばれたニットの手袋。
手編みって大変なんだと、当時は知らなくて「こんなの嫌だ。」と駄々をこねた事もありました。
病弱だったのに、ニット以外の洋服・和服も作ってくれたのに、そういった苦労に気がつく前に亡くなってしまいました。
もう昔の話です。昭和は遠くなりました。
赤チンも、今日で製造終了だそうです。