8 / お付き合いすること
まだ中学生の頃
それほど好きでもない人と
お付き合いしたことがあります
どこで知り合ったかは忘れたけど
同級生で違う学校の子でした。
私は、ただの仲のいい友人の一人だと
思っていたのですが
「俺たち付き合ってるよね?」
という彼の一言に
若干の違和感を抱えつつ
「友達」から「彼女」という風に
私の肩書きが変わるだけで
他は今までと何も変わらず
ただ遊びたいときに遊ぶだけ、と
安易に思って首を縦に振りました。
それが間違いだったと気づくのに
それほど時間はかかりませんでしたね
いかんせん、私がそれほど
彼に好意を寄せてなかったくせに
受け入れてしまったのがダメでした
「彼女」になったとたんに
彼からの連絡がいきなり増えまして
得体の知れぬ恐怖を感じた私は
2ヶ月程でサヨウナラしました。
それから高校生になって
ちゃんと好きになった人と
お付き合いしました
とても真面目な人で
「好きです、付き合ってください」と
ちゃんと告白していただいて
彼とは高校1年の頭から2年の冬まで
お付き合いしました。
で、3年になって
違う人とお付き合いしました。
1年から付き合ってた彼とは
正反対の人でしたので
始まりも、初めましての当日
「試しに付き合ってみようか?」という
なんともラフな感じでした。
そんな感じだったのにも関わらず
結局、1番長い間この彼と居ましたけど
(以前の投稿で出てきた、寝言の相方です)
と、私の恋愛遍歴を
少しだけ暴露したところで
何が言いたいのかと言うと
若い頃って必ずどんな形であれ
「付き合ってください」
と、言葉に出して
お互いの意思を確認してました
それが、大人になって
そういう事を言わなくなったな、と。
きっと私に限ってなのかもしれませんが
告白だったり、プロポーズだったり
そういう人生における
はっきりとした節目的なものが
ない気がします。
何となく心地がよくて
何となく気が合って
何となく一緒に居る時間が増えて
気付いたらいつも隣に君が居た
的な感じで。
それもまた素敵な事ではありますが
私はロマンチストな面があるのか
「好きだよ」とか「一緒に居て欲しい」とか
言われたいタイプです。
まだ、言われる気配は無いですが、、
ってか、ますます遠のいてる様な気すらもします。
人間、大人になると
どんどん不器用に
なっていくのでしょうかね、、