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血戦!!!
2024年度 ベイルファイア作品 “血戦!!!”
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かつて王都として栄華を極めたこの街も魔物達の跋扈する魔都と化してから随分久しい。
冒険者達は道中多くの犠牲を払いながらも、遂にその最奥にある大聖堂廃墟へと辿り着いた。
そこで彼らと相見えたのは、もはや生ける屍と化した古の賢王と騎士団長を率いて静かに佇む闇の女帝であった…
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こんにちは!たまです。
例えば、指輪物語、コナン・ザ・グレート、ロードス島戦記など。
これらをはじめ名作ファンタジーと呼ばれる映画や小説の数々の作品はファンタジーファンの皆さんにとっては昔からとても馴染み深いものだと思います。ですが私自身は昔からの熱心なファンタジーファンという訳ではなく、それらの名作とはほぼ無縁でした。
そんな私にとって子供の頃に身近にあった異世界での冒険と言えば、映画や小説ではなく美麗なグラフィックで描かれたビデオゲーム達でした。
ゴールデンアックスのティリスは初心な子供だった私をドキドキさせました。今でも女冒険者を塗るのが大好きなのは間違いなく彼女の影響です。
GB版ウィザードリィ外伝。素晴らしいドット絵や8bitの美しい音楽と共にその作品の余白にファンタジーを自分で想像する原体験を与えてくれました。まだこの頃のゲームには正統派ファンタジーものが多く溢れていました。
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それらを忘れかけて大人になった頃に再び自分に火をつけたのはダークソウルやスカイリムであり、今年になってその想像を現実の世界に立体物として再現する新しい喜びを与えてくれたのが、この温かいオールドスクールファンタジーミニチュア界隈とハーミットインという訳です。
出来れば皆さんにはこの作品を見て自由にそれぞれの感想と物語を持ってもらいたいので、冒頭以上にこの作品自体について多くを語るつもりはありませんが、それらを踏まえて見て下さると、ああ成程ね。と思って下さる箇所もあるかも知れません。もし、そうなったらとても嬉しいな!
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私がオールドスクールファンタジーミニチュアを初めて塗り、ハーミットカウンシルに参加したのは今年の3月。
その頃はまだ昨年の焚火が一旦消されたばかりでカウンシルや過去記事にはその余韻が漂っていて、その燻る煙を眺めてそれへの参加を憧れたものでした。
その頃の予定では私自身もう少しペイントを楽しむ時間がある予定でしたが、今年の夏から自分の環境が変わり恐ろしく多忙な毎日となってしまいました。
正直、今年の参加は諦めるか小さな単体作品にしようと思ったのですが、やはりこの焚火の集いへの憧憬。そしてこのミニチュアの彼女の造形が私の中で湧き立たせる物語を形にしたい思いで、僅かな時間を少しずつ掻き集めて私にとっては大作となる初のジオラマ(ヴィネット)作品に挑戦してみました。
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まだまだペイントに粗は多いですが、自分が好きな世界観の雰囲気をほんの少しは表現出来たかな?とは思っています。
もっと時間が欲しい。まだまだ丁寧に手を入れたい。という思いはありますが、それは今後も自分の手元でこの作品を少しずつリペイントして叶えていく事にして、一旦、今回はこれをベイルファイアへの参加作品とさせて頂きとうございます。
ご覧頂きありがとうございました。