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テンエイティ(1080円構築)を始めよう

これは最近自分の周りで行われている貧者のフォーマット、テンエイティの紹介記事である。

テンエイテイとは?

テンエイティとは「税込1080円以内でデッキを組むフォーマット」である。ルールは以下の通り。

・メインボードは60枚以上、サイドボードは何枚でも構わない
・禁止・制限カードはレガシーに準拠する
・1つのサイトから通販し、その合計額が税込1080円以内とする。
・基本土地は0円扱いとする。

ちなみに自分達は晴れる屋通販での構築を行っている。在庫が豊富で10円のカードも数多く用意されているからだ。

1080円でデッキになるの?

答えを言うと、デッキになる。色んなデッキが出来る。アグロからコンボまであらゆるアーキタイプがいる。白青黒緑あらゆる色が使われる。ごめん。赤はあまり見たことがない。

デッキの組み方

さて、手元には野口英世が1枚しかない。それでどうやってデッキを組むのか?何も買えないんじゃないか?大丈夫。マジック・ザ・ギャザリングは25年の間にあらゆるカードを刷りまくっている。

一例として自分がビートダウンを組んだときの流れを紹介しよう。

キーカードを探せ

テンエイティに置いてはグッドスタッフはありえない。パワーカードは高いからだ。タルモゴイフは1万円だ。そのため、デッキ全体のシナジーを考えながら構築していくことは必須となる。

今回白羽の矢を立てたのはこの2枚だ。

10円で8枚搭載することが出来、カードパワーも悪くない。そして組み合わせることの出来るカードが無数にある。ここから始めることにしよう。

順風 10*4=40円
雷鳴のワイヴァーン 10*4=40円
現在のデッキ価格 80円

土地を買え

「えっ!?土地を買う!?基本土地はタダなのに!?」と思ったお前はもう負けている。土地はケチるべきではない、これはあらゆるフォーマットに置いて鉄則だ。「でも土地って高いじゃん…」そう考えたお前は資本主義に脳を焼かれている。もう一度いう。マジック・ザ・ギャザリングは25年の間にあらゆるカードを刷りまくっている。過去のカードを探せ。MtGWikiを読め。具体的に言うと多色土地のページを読め。

10円構築においてよく使われるのは隠れ家サイクルだ。2種8枚買おう…と思ったが隠れ家が20円だったので6枚で我慢。色拘束きつくないデッキだし。

横に売り切れている10円の同名カードがあると哀しい気持ちになる。

平穏な入り江 10*4=40円
セジーリの隠れ家 20*2=40円
現在のデッキ価格 160円

後はデッキを埋めていく

後は残されたスロットを適したカードで埋めていく。この辺はもうひたすらにWisdom guildとMtGWikiにお世話になる。

たまに謎言語が混じったりマスターズFoilが安いので買うことになるのが面白いよね。深夜の出没クソ高い

倒し霊 20*4=80円
雲ヒレの猛禽 30*3=90円
次元潜入者 10*4=40円
イーヴォ島の管理人 10*4=40円
リーヴの空騎士 20*4=80円
深夜の出没 50*4=200円
現在のデッキ価格 690円

ユーティリティーカード。特に否認は青いデッキにおけるサイド後の強さを支えている。サイド込みで間違いなく4枚欲しい。俺はもう20枚は買った。

排撃 10*3=30円
否認 20*4=80円
タッサの二叉槍 20*1=10円

メインボード価格 810円

こうしてメインデッキが出来上がった後は余った金額でサイドボードを組んでいく。本当にいろんなカードがあるからこの辺は好きに組んで欲しい。

サイドボードの一例。色対策系は冗談じゃないレベルのカードが結構あるので、メインの金額をケチってサイドに回すことは多々ある。

さあ、自分だけの1080円デッキを組んでみよう

1080円でデッキが組める気がしてきたと思う。何、失敗してもフェッチ1枚より安い。キミも1080円でデッキを組み、他のきちg…仲間を探して勝負しよう!

参考レシピ

コンボデッキも出来る、という一例として自分が作った黒死病の霧コンボを置いておく。

黒死病が10円であることに気が付き最高の相方を探した結果神出鬼没な拷問者/陰湿な霧にたどり着いたコンボデッキだ。陰湿な霧はまず除去されることがなく、黒死病は場に出るクリーチャーすべてを焼き尽くしていく。アリストクラッツの肉袋の匪賊で陰湿な霧が生け贄にされた時はどうしようもない悲しみを背負った。

ちなみに

テンエイティにおける数少ない独自禁止はこれ


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