自分が恵まれていると気づいた話
僕は生まれてから、自分が恵まれているとは特に思わずに過ごしてきました。
なぜなら上には上がいるので、自分より良い環境だなと思う人はたくさんいたからです。
自分が恵まれてると気づいたきっかけは大学に入ってすぐの授業でした。
教職課程のどの授業かは忘れましたが、もし貴方が小1の担任で教え子の入学式と自分の子の入学式が被ったら、仕事と子どもどちらを選びますかというお題についてのディベートの授業でした。
僕は迷わず子どもを選ぶと決めましたし、それが当たり前だと思いました。ところが驚くことに、仕事を選ぶ人が半数近くいました。
「小学校の入学式は特別だから」
「教え子も家族の様な存在だから」
そんな意見が出ていました。なので僕は
「本当の家族を1番に大切に出来ない人が家族同然の存在を大切にできるのか」と。(この本当の家族って表現はもう少し工夫すればよかったと後悔しています)
なによりも僕がそう思ったのは、両親がこれまで当たり前にそうしてきてくれたからです。
思い返せば誕生日は必ず祝ってくれたし、クリスマスは僕が信じていた間は必ずサンタさんが来てくれたし、入学式・卒業式はもちろん来てくれたし、バスケの試合は地区大会1回戦だろうと出番がなかろうと来てくれた。
当たり前の様にそれをしてきてくれたので、それが当たり前だと信じてました。
もちろん、それぞれの家庭・人に事情があるので入学式にきたからそれが正解というわけではありません。
ただ、僕自身が恵まれてるんだなと実感するのに18年かかりました。いや、まだその有り難みは完全に理解しきれてないでしょうが。
それがあってという訳でもないですが、僕はなにをするにしても
“family is everything “ 家族がすべて
という信念で行動しています。
僕にとってバスケはなによりも大事なものでしたが、大学に入ってからは家族はバスケよりも優先されるものだとはっきりと意識しました。
この先何をやっていくにしても、これは僕の中で変わらないです。
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少しだらだらと長くなりました。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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