生後4ヶ月
娘が生まれて4ヶ月。
夫の居ない、平日のワンオペも難なくこなせるようになった。
娘は定位置であるローソファーの上が、そろそろ飽きてきた模様。
フローリングにプレイマットを敷きうつ伏せにすると、生き生きと、楽しそうに顔をあげている。
抱っこをすると、家中のあらゆるものをキラキラとした目で見つめている。
母はその横顔を間近で見るとき、この上ない幸せを感じ、心底癒される。ありがとう。
妊娠後期、まもなく我が家に赤ちゃんがやってくるという現実が、とても信じられず、想像もつかなかった。今でも時々、自分の娘が、今、目の前にいるこの事実が信じられない。それくらい、奇跡のような、尊い存在。
ありがたいことに、今のところ「産後うつ」のような症状は感じない。
ただ、夫への苛立ちは自分でも驚くほどに煮えくり返るときがある。
元々私は短気な性格なので、これは産後に関係ないとも思えるが、、、。
冷静になって考えれば、夫は夫なりに、本当に一生懸命、かつ、楽しみながら新しい生活を過ごしている。それはよく分かるし有り難く思う。尊敬するところも沢山ある。
なのに粗探しばかりして素直に感謝出来ないときは、無意識に私はプレッシャーを感じているようにも思える。
娘との過ごし方はこれで良いのか。体調が急変してしまわないか。後悔する育児をしていないか。この先も、順調に子育てしていけるのか。
などなど。
そんな不安を無意識に感じているように思う。
夫には仕事に育児に頑張ってくれている分、趣味は諦めずに楽しんでもらいたい。そう思っているはずなのに、快く送り出せないことが多い。
きっと、無意識に感じる不安が、私の心を邪魔しているように思う。
育児に正解なんて無いのだから、不安に感じる必要はない。木の上に立って見守るのが「親」
夫にも娘にも広い心で穏やかに、ドンと構えて見守っていたい。そして私は私の人生を諦めずに、まだまだ謳歌していきたい。
あっという間に過ぎていく時間、この尊く有り難い育休期間を、もっともっと笑って過ごしていきたい。人生で、きっと1番幸せな時間だと思うから。