生後3ヶ月
娘が生まれて3ヶ月が経った。
最近の娘は、とにかくよくお話をする。
「あーうー」「ぐふぅー」「ぷぅ〜」
満面の笑みで、おしゃべりを楽しんでいる。
笑いかけると笑い返してくれて、そのコミュニケーションが楽しくて癒し。
起きている時間も長くなり、授乳間隔も以前より開いた。
基本的にご機嫌でお利口さん。
育児って楽しいなあ。赤ちゃんって可愛いなあ。
と、思わせてくれる。
毎日毎日、特に何かあるわけでもないけど、幸せだなあ。と思わせてくれる。
11月には、夫の実家である北海道へ帰省した。
初めての飛行機で、はじめましての親戚に沢山抱っこしてもらった。
お義母さんには娘のお世話グッツを沢山用意していただいていて、私たちよりお金使ってるんじゃないか!?と思うほど。
会うのを楽しみに待ってくれていたんだなあと思うと、感謝が込み上げてくる。
そして私は義実家に帰省する度、夫をもっと大切にしようと思わされる。
夫も、大切に育てられてきた義両親の息子であり、自分が親となった今は、より、優しく接しよう。幸せにしよう。と思える。(常にその気持ちを保つことは難しいけどね。)
仕事や時間に追われることなく、最愛の娘と過ごせる時間が本当にありがたく幸せ。
夫は取りたかった育休を、空気を読んで諦めた。
2人で育休が取れたらもっと最高だっただろうし、夫の幸福度もまた違ったのだろう。
もし2人目が生まれたら、その時は育休を取れる環境になっているといいなあ。
今は私が夫の分まで、育休を謳歌し、満喫したいと思う。
出産から、あっという間の3ヶ月。
これを、あと3セットで1歳。と思うと、今この時間を存分に噛み締めておきたい。
ネット上では、○○式とか○○トレとか、
赤ちゃんを育てるためなのか、親の都合なのか分からない様々な育児法があるようだけれど、(嫌味に聞こえたらすみません。)
私は私と娘のペースで、日々穏やかに健やかにご機嫌に暮らしたいなと思う。
抱っこして欲しい時には抱っこをしてあげたいし、お腹が空いているときには授乳をして、空腹な思いをさせたくないし、眠れないときには極上抱っこで、いつまでも付き合いたい。
気候の良いタイミングでお散歩に出かけて、色々な景色を見せてあげたい。
と言っても、実はしてあげているのは私ではない。娘なのだ。
娘のおかげで、新しい経験をさせてもらい、新しい世界を見せてもらっている。
娘が居なければ、人を家に招く機会も少なかっただろうし、子育て支援のサービスも知らなかった。
ベビーカーを押しながら買い物をすることの不便さや、こんなに近くに最高の散歩コースがあることも、娘のおかげで知ったこと。
娘が生まれる前、子どものいない時の自分は、メリット・デメリットばかり考えていた。
子どもを持てば、お金がかかり、自分の時間が減る。
子どもを持てば、親からの期待にも一旦応えることができ、社会的に祝福され仕事を休める、
そんな薄っぺらい思考であれこれ考えていた自分がひどく幼稚に思える。
親になること。娘と過ごす時間、経験。もう、そのこと自体が人生におけるかけがえのない幸福であり、感謝してもしきれないこと。
夫の、彼氏でもなく旦那でもなく、「父」としての一面をみれることも嬉しく、微笑ましい。
とにかく、有難いのだ。
たくさんの幸せをくれる娘と、4ヶ月目も大切に、楽しく、過ごしていきたい。
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