【受験レポ】ゲーテB1試験をドイツで受けてみた
こんにちは。
先日、ドイツのボンでゲーテのB1試験を受けましたので、当日どんな感じだったか書いていこうと思います。
会場到着まで
試験開始は9時、30分前には来るように案内がありました。
ドイツは電車の遅延・キャンセルが非常に多いので余裕を持って8時に到着するようにしました。
会場到着〜試験開始まで
8時5分ごろに会場に到着しました。入り口に試験受ける方はカフェ(ゲーテの中の談話室的な場所)で待つようにとドイツ語と英語で看板が立ててありました。
通常の生徒さんもいるので、定かではありませんがおそらく一番乗りでした。カフェには1,2ユーロ程度で提供してくれるマシーンもありました。
20分くらいになると人が増え始めて、25分過ぎくらいに受付開始のアナウンスがありました。
事務室へ移動して、パスポート、電子機器端末、招待状を渡します。電子機器端末はBOXに入れられ、引き換えチケットを渡されました。(ゲーテA1をデュッセルドルフで受験した時は封筒に入れて、自分の机の上に置いておくスタイルでした。)
受験会場の部屋へ案内されて、自由席でした。机は綺麗で、かなり広々としています。
Schreiben
最初に問題用紙を配られて、記入説明があったので5分ほど遅れての開始でした。デュッセルドルフの受験と違い、携帯か何かでしっかり時間60分はかっていそうでした。
Teil1: 最近新しいパソコンを買ったので、友達にそれについてメールするという内容でした。
- なぜ買ったのか
- そのパソコンに決めた理由
- 会う提案をする
そのパソコンに決めた理由って意外と難しいなと思いましたが、modelltestから大きく逸脱した内容ではなかったです。10分ほどで書きました。
Teil2: 日曜・祝日に働くことについて
こちらもあるあるテーマかなと思います。ただ、私は対策しているときに書いたことのない内容だったので、ここにほぼすべての時間を費やしました。
Teil3: 銀行の窓口を予約していたが、いけなくなったのでその理由と変更をする
こちらもmodelltestで何度も出てくるパターンかと思います。予約変更のメールは何度も書いていたので5分ほどで書き上げました。
こちらは早めに書き上げた人がいましたが、途中退室はNGでした。
Lesen
Schreibenの後続けてせずに30分間空きました。一度部屋の外に出て、時間になればまた戻ってくるスタイルですが、時間ギリギリにならないと中には入れませんでした。
カンニング防止のためか、列がABABと机に書いてあり、隣の列の人とは異なる問題が配られます。
試験内容は、modelltestと形式に差異はありませんでした。しかし難易度は格段に本試験の方が高い印象です。(別記事で勉強法について書く予定ですが、ほぼLesen対策していません。)
特に短い文章を読んで、Ja/Neinを答える問題が、個人的に点数が稼ぎやすいと思っていました。modelltestではVerbotが質問でしたが、本番はFörderung。私はこの単語が分からず、とりあえずSampleと同じ側の意見の人にJaを当てはめる戦法を取りましたが、短い文章の中で両方の立場から書いているものもあるので、めっちゃ苦しかったです。
Hören
また、ここで30分ほど空きます。この時間本当に嫌でした。電子機器は預けているので、何も聞けないし、単語眺めててもなあと思い、結構しんどかったです。ただ、iPadを預けていない方がいて、その方は待合時間で悠々iPad触って準備されていたので、え、ありなん、それと個人的にはかなりモヤモヤしました。
試験開始前に、最後に転記する時間があるよ、もし質問あっても他の人の邪魔になるから放送終わってからにしてねというアナウンスが入ります。
試験難易度は全体的にmodelltestより難易度は高い印象で、特にTeil3のJa/Nein問題が難しいと感じました。Goethe のmodelltestくらいかな…?
ここで本当に後悔しているんですが、放送終了後に転記 or ◼️には最後までしないようにしましょう!
私は対策している時に、解きながらマークをしていたので慣れている方式で、本番もそうしました。しかし、試験はボールペンで受験です。たとえば最初Bだと思って☒と回答して、え、やっぱCかもと思ってBの解答欄を◼️にして、Cを☒とします。でもやっぱりBかもと思った時にもう塗り直せないんです…. これ3箇所くらいしてしまって、うわ、たぶん落ちたなと思ったら案の定2問足りずに落ちてました。
Hören終了後からSprechenまで
Hören 終了後に電子機器を受け取れるアナウンスがあって、掲示板にSprechenの開始時間書いているから、その時間に来るようにとのことでした。ここで1.5時間の待機です。掲示板はみんなが見に来るのでSprechenのペアになるであろう方を探している方が結構いました。私は見つけられなかったので、ゲーテの廊下の椅子に座ってひたすらSprechenのプレゼンを見直していました。
Sprechen
4人一度に部屋に呼ばれて、15分間の準備時間が与えられます。ここは結構アバウトで15分くらい経ったかなくらいで別の試験官が呼びに来ます。
別室で移動して、軽く自己紹介します。名前、住んでるところ、なぜドイツ語を勉強しているかはいってねと指示があります。(時間があるのか軽くと結構強調されます。)あなたからお願いしますとパートナーが先に指名されました。パートナーの方は結構ダラダラと自己紹介していたので、途中でもういいよね?みたいな感じで試験官がストップを入れました。
次、あなたお願い、軽くでいいからね、軽くで。と念を押されました。笑
名前、出身、住んでるところ、ドイツ語を勉強している理由をいいました。言い終わったら、うん、終わりだよね、試験入るねとそそくさとやりたそうでした。笑
試験説明の前に、電子機器はこの箱の中にいれてねと言われます。
入れた後に、じゃあTeil1から始めるねと言われ、なにかペラペラ話さはります。私は15分の準備時間をプレゼンの用意に充ててしまったので、Teil1読めてなくて、焦りまくり。読みたいけど、試験官話しているから問題文に目を通すとおかしいしなと、結局みれず。
Teil1の内容はおそらくこんな感じ。同僚が結婚しました。会社でも軽くお祝いしてあげよう。
- いつ、どこでやるか
- なに準備するか
- あと忘れましたがTOTAL5項目くらい
じゃあ始めてくださいと言われて、とりあえず、1文目を読みました。ここで私はてっきり結婚式に招待されているものだと思い、うちらが何で企画すんねんと思いながら、結婚式の体で話し始めてしまいました。前提条件が間違っていたので、試験官からSTOPがかかり、状況を説明してくれます。パートナーから再開して、パートナーの方は項目を全部読み上げるスタイルでスピーチの如く話すので、あ、それいいねとか相槌を打ちながら、頑張って割って入りました。が、最初の指摘からもうばっくばくでめちゃめちゃつっかえて話してしまい、いつも話せる5割くらい(いつももそんなに話せないけど)しか話せませんでした。
Teil2はパートナーからのプレゼンでした。
最初に試験官の方がテーマ何について話すの?と質問されます。おそらく質問しやすいようにの配慮。また、プレゼン前に相手に対して、プレゼンしてね、紙をじっとみて離しちゃダメだよと言われます。
パートナーの渡されていたテーマは以下2つ
- ベジタリアンな食事について
- 楽器を演奏することについて
私こっちのテーマがよかった。これならどっちのテーマも準備していたのに。準備していたテーマということもあり、Teil3のフィードバック・質問は難なくできました。
パートナーはあまり対策していないのか、準備時間でどちらのテーマも準備していて、話すスタイルも自己流でした。プレゼン内容の冒頭の説明もなかったです。プレゼンの途中でパートナーを見るように指摘が入りました。
交代して、私の番です。
- 大都市の交通事情
- 子供の自由時間は少ないか
どっちも対策していないし、大都市の交通事情の方はテーマの中に一つわからない単語があって、間違っていたら怖いので、子供の自由時間は少ないかを選択しました。
プレゼンはなんなく終えて、質問回答はかなりテンパってしまいました…注目・緊張にかなり弱いので、弱さが出てしまいました。
試験自体は試験官の方がニコニコしてて、雰囲気を和らげようとしてくれていました。
最後に試験結果は2週間だけど、場合によっては早いよと教えてくれました。
まとめ
個人的には、待ち時間が結構間に挟まって精神的にしんどかったので、次ゲーテを受けるならモジュールごと受験か、個人的にはデュッセルドルフの方が試験会場周りに色々とお店がある、図書館もある、たぶんゆるめなこともあるのでデュッセルドルフ受験がいいなと思いました。
あと、ボンは待機時間本当にぜんっぜん周りの方が勉強していないので、自分だけこんなに必死なん?となんとも言えない気持ちになりました。笑