運命の分岐点。イランの監督?
どうもです<(_ _)>
今回の投稿はほとんど、私の憶測と想像と野次馬根性で書いています。どうぞご注意ください。
つい先日ちょっと気になるツイートがあったもので、書いてみます。
時間は2019年1月28日。
この日はUAEのアルアインスジアムにて、アジアカップのイランvs日本の試合がありました。私もちょうどテレビで観ていました。結果は0-3で日本の勝利で終わったわけですが、イランはこの敗戦の後、長年に渡り代表を率いていたカルロス・ケイロス監督とお別れすることになりました。(数ヶ月後にマルク・ヴィルモッツ監督が就任→現在は退任)
その試合を意外な人が観ていました↓
ソース:هروه رنارد به نیمکت تیم ملی نزدیک شد؟+ عکس - jamaran.news(イランのサイト)
私はこの時すごくビックリしたのを覚えています。
今だったら、何?ルナール監督が観ててもフツーでしょ?と思うかもしれません。いやいや、このときルナール監督はモロッコ代表を率いていたんです。時期的にはアフリカネイションズカップ予選の合間でした。何でモロッコ代表のルナール監督が、アジアカップを観てるのん?誰もが思う疑問です。しかも隣に座ってる方がイランのサッカー連盟の事務局長&スポーツ副大臣だそうで、次へ向けての就職活動だろうか?と話題になりました。
ルナール監督のモロッコ時代ですが、ファンの間では「彼はそのうちどこかのクラブや代表監督になって、モロッコを去ってしまうのではないか?」という噂が絶えませんでした。要するにみなさん心配だったんですね。大体は噂で終わるのですが、たまーにガチなのもあって私もハラハラさせられた記憶があります。
ルナール監督はあんまりそういうの、隠しません(笑)
さて、話を戻します。
ここで大事なナゾが…
ルナール監督はなぜアジアカップを?しかもイランの事務方トップの人と?(次の就職先?)でもアフリカネイションズカップの予選をぶった切ってまで、別の代表チームに移るとは考えられない。もし何か動くときが来たら、そのときはアジア圏も考えてるのかもしれん…と当時の私は大きな疑問にフタをしました。
その半年後、ルナール監督はサウジアラビアの代表監督に就任しました。やはりアジアへの挑戦を考えていたのね~という予想が当たった驚きと、イラン代表監督の話は消えたのね~という安心感でした。
なぜ安心したのかはこちらの理由です。(リンクでご勘弁を)
1. カルロス・ケイロス監督と選手たちが気の毒すぎる理由(サッカーダイジェストWeb)
2. 後任ののマルク・ヴィルモッツ監督が気の毒すぎる理由-要するに給与未払い(Tehran Times)
さて、現在もこのフタをしたままの疑問がまだ私の中にありました。でも今はサウジアラビアの監督だし時間も経ってるし、みんなきっと忘れてると思っていました。
しかし!私と同じ人がいたんですね~。
何とご本人に直接インタビュー!いやぁ~ありがたい。
訳すとたぶんこうなりました↓
ルナール監督:確かに、イランのサッカー連盟と交渉をしたよ。彼らはとても熱心だった。問題だったのは、彼らが監督探しを急いでいたので、僕にはモロッコを離れる十分な時間がなかったんだ。
記者Q:イランのサッカー連盟があなたとの交渉に失敗した後、マルク・ヴィルモッツ氏が就任しましたが、期待通りの結果とはなりませんでした。
ルナール監督:イランの試合はフォローしているよ。どんなに良いチームでも、悪い結果になることはある。サッカーではよくあることだ。
記者Q:あなたのチームはとても良いチームですね(サウジアラビア)
ルナール監督:そうだね(笑) 良いチームだけど、あと1~2試合勝たないと予選通過にはならない。まだ仕事は終わっていないよ。
記者Q:いつかイラン代表を指導されたいとか?
ルナール監督:イランの監督をすることに興味はあるよ。でもこの先どうなるか、様子を見ていかないとね。
―――
まさか交渉時に、
イラン「今すぐ来てちょ!」
ルナール監督「それは無理だって~」
みたいなやりとりがあったんでしょうか?(笑)
さすがにモロッコの任期途中で辞任…という一大事は避けられました。もしあの時イラン側が就任を急いでいなかったら、アジア最強のチームをルナール監督が率いていた可能性もゼロではなかったということです。でも、別の面で苦労されていたかもしれません。ケイロス監督辞任の際の話をルナール監督は知ってるのかな?そこも気になります。
今はサウジアラビアで良かったと、私は思っています。
モロッコからサウジアラビアへ移るときに、アフリカで10年やったからアジアでも…というコメントもありました。未来は誰にも分からないけれど、ずっと長く監督業を続けて欲しいです。(ちゃんと契約守ってくれるところでね)
―――
ちなみに、私がたまに聞かれるのが「やっぱり日本代表に来て欲しいんでしょ?」という質問です。サウジアラビアはだいぶ以前からルナール監督にアプローチをかけてたそうです。日本が声をかけたのはそのずーっと後。
例えば、日本のテレビでインタビューに答えるのとか見てみたい。あのカッコ良さだからCMなどの広告に出てもいいかもしれん、などと思うことはありました。でもね、今の森保監督がけちょんけちょんに言われてるの見てたらそんな気は無くなったというのが正直なところです。好きな人があんなに言われるのは、私にはとても耐えられん!(笑)
以前の日本サッカー協会には積極的に外国人監督を呼んでくる方が居られたそうですが、今は去られたとのこと。だから望みは薄いかも。
結論は、ルナール監督が安心して仕事ができて幸せで、できれば強い国なら…などと思っております。
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