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弱さを見せて、チーム力を最大化する
リーダーになった頃は、何でも自分でやりたいタイプ。とにかく自分でやらないと心配。でも、ある時、手放す勇気を持ったらチームがうまく回った。
最近、こういう趣旨の話を複数のリーダーから聞く機会があった。
以前、当時の同僚が私に
自分で何でもやろうとしすぎ!手放すことで自分も周りも成長するよ!
と言ってきたが、その時は、
は? 何言ってんの?
と思っていた。
当時は、何でも自分でやるのが一番早いし、一番良いと思っていた。そこだけを切り取ってみれば、確かに早いかもしれない。
しかし、それでは自分が見えているところにしか行けない。
今の自分には見えないところ、より遠くに行きたいという思いがあるなら、みんなで前に進み、チームの力を最大化するのが早道だ。
チームの力を最大化するには、1人1人がその能力を最大に発揮する状況をを作ることが良いだろう。誰か1人が、全部自分でやるんだ!とガチガチになっていては、周りは他人事として捉えてしまう。1人1人の能力を発揮せずに終わってしまう。
だから、まず、自分が力を抜くのだ。力を抜くといってもサボるのではない。自分に弱さがあることを、自分自身が認めるのだ。
そうすることでガチガチだった自分の力が自然と抜けていく。そして、自分の弱さを勇気をもってチームにさらけ出す。だからあなたの力を貸してくださいとお願いするのだ。
次の記事で私の例を紹介する。