失敗は成功の元とは言うけども悔しいものは悔しい( ˘•ω•˘ )
Tピンや9ピン、丸カンなどの基礎パーツはかなりの消耗品だと思っています。
だからこそ、ちょっと繋ぎ方が、丸め方が、など気に食わなかったならやり直せばいいし、無駄にしてしまった…と落ち込むこともありませんが、レジンは違う…!
レジンで失敗した時、落ち込みます(ノД`)・゜・。
もちろん基礎パーツと言えど、上手くいかなかった時はしょぼんってなるけど、私はレジンの失敗は結構落ち込むタイプです(>_<)あ”~~~
着色し、ラメも混ぜ、何層も重ねて作った最後に失敗したりしたら…(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..
まず私の場合は圧倒的な技量不足もありますが、それでもレジンって最後までどうなるかわからないことが多い気がします。
基礎パーツを使って作る場合は、この色のスワロをこう繋げて、パールも足して、あ、このパーツも足して。。。割と理想通りに作ることが出来ます。
それに対してレジンは、モールドを使えば基本的には裏側から作ることになるので、モールドを外してみないと自分の理想通りにできているかわからないし、フレームに流す時も、もうちょっと真ん中に、いや右寄りに!など「理想通り」を形にするのは難しいです。もちろん着色も(>_<)
ちょっと脱線しましたが、今回はそんな失敗を忘れないように記録してみます。
レジンの表面を平らに…その1「セルフレベリング」
私はレジンで表面をぷっくりさせることが大好きです(*´ω`)
でも、作品によっては表面を平らにしたいこともあります。
モールドを使った場合、モールドに接していた面(一番最初にレジンを流した方)を表側にすると思いますが、外した後表面が曇っていることがありますよね。
その場合、レジンをつけるとツル艶に戻りますが、量が多すぎると平ではなくなってしまうし、少ないと筆跡や多少の凹凸が残ったりします。
後者の筆跡や凹凸はジェルネイルでもあるのですが、ジェルネイルの場合は少し時間を置くことでジェルが自然に均され凹凸等がなくなります。(結構なぼこぼこの修正はさすがに1度じゃ難しいと思いますが…)
これは「セルフレベリング」という言うのですが、そもそも「セルフレベリング」って何ぞやとGoogle先生に聞いたら
「ジェルが表面張力によって自然に平らになろうとする現象のこと。」
だそうです。
でも一番最初にでてきたのは、
「「セルフレベリング」とは、流し込むだけで均一なレベルを形成する性質(自己水平性)をもつ素材を活用したコンクリート床工事のことです。」
でした。だからコンクリートは平らなのか~(笑)
はい、そんなわけでレジンも表面張力、自己水平性なので、同じ要領で出来そうですね。
最初にも言いましたが、私の圧倒的な技量不足もありセルフレベリングでは求める理想ではちょっとないのですが、セルフレベリングで十分対応できる時もあると思うので、
少しの筆跡や凹凸が気になる方は、レジン流した!すぐ固めなくちゃ!の前に一呼吸おいてみてください(*´ο`*)=3
レジンの表面を平らに…その2「フィルムをのせる」
ではお前はどんな理想を求めているのか!といういいますと、
「ツルッ!サラッ!」です。
モールドから出した時、モールドと接していた面って、表面のレジンを硬化をした時と触り心地が違いませんか?
ただのツルツルというより、サラッとしているような…
伝わるかな…伝わるといいな…人(>ω・`●)
最初は単純にまっ平にするには削ったりして整えればいいのかと思っていたのですが、整えても白く濁った(削ったからね)部分をクリアに戻すのにまたレジンをつけて、折角平らにしたところがまた…と思っていました。
モールドに流せば当然真っ平だし、サラッとしてるし、モールド以外であればどうやったらいいのかずーーーーーっと疑問でした。
答えは簡単、硬化時に物理的に平らにすればいいのよΣ(゚□゚*)!!
スマホケースをレジンで盛るという動画を見ていた時、硬化前にクリアファイルを乗せていたんです。
みた瞬間、そーーゆーーことかーーーーーーーーー!!!と一人で騒いじゃいました(笑)
というわけで早速挑戦してみましたが、記事のタイトルを思い出してください。「失敗は成功の元とは言うけども…」つまり失敗したわけですね。
画像にも書いていますが、単純にフィルムを乗せればいいってわけではないようです。ちなみにこの時はクリアファイルでもやってみましたが、手元にあるのが反っているものが多く、それならばとラッピングの時に使う透明の袋を利用してみました。(この方が薄くて抵抗なくレジンにくっつくかなと思って)
ポイントをまとめると…
・できるだけ歪みのないクリアファイル又はフィルム(レジンとくっつかないもの)を用意
・流したレジンはできるだけ均一にしておく
↑少なすぎても、一か所に集中していると段差になり欠けや空気のたまり場となってしまうっぽい)
・空気が入らないように片側からそっと乗せていく
↑スマホの画面保護フィルムはるの得意な人はきっと得意!
・空気が溜まってしまっていたら(大きな気泡)、硬化後表面を切って再度レジンを流せば修復可能な場合もある
↑画像だからというのもありますが、実際に現物を見ても修復後は他の部分の差はほぼありません。今回は着色なし(これは白レジン、ラメ、クリアの3層で空気が入っているのは3層目のクリア部分)の部分なので余計そう見えるのかもしれませんが、多分着色レジンでも色が同じならほぼ同化するんじゃないか。
修復方法として、穴ぼこを逆手にとって、別の色を流す、いっそ何かパーツを埋めるとかでもいいかもしれません。(いや、表面平らにしたいからやってんだけど(笑))
まさに失敗は成功の元。ヒントはクリアファイルと保存容器の蓋Σ(゚□゚*)!!
今回の疑問を解決するヒントになったのは、クリアファイルの上にレジンを流した時と、保存容器の蓋の上にレジンを流した時。
レジン作業をする際、クリアファイルを作業場所に敷く方も多いと思うのですが、レジンを流す際は枠ならクリアファイルの上にマスキングテープ、その上に枠を固定という感じが多いと思います。
なので直接クリアファイルにレジンを流すことはしたことなったのですが、マジェステを作る時にラップの芯土台にクリアファイルを貼りつけて型を作ったことがあります。
完成した後、クリアファイルと接していた面が、とってもつるつるさらさらで感動しました(*´ω`)
このマジェステ自体は反りかえりの角度が甘くて、棒をまっすぐ通せず失敗に終わりましたがね…棒を曲線にするという力業で使えなくもない状態ですが、刺す角度が難しくてあんまり使っていませんが( ;∀;)
そんなことを思いながら数年、今度は書店で立ち読みした「油性ペンで書いた文字をレジンに写す方法」を見て、保存容器の蓋(シリコンっぽいけどちょっとサラサラしてるやつ。100均でも売ってる!)で試していた時のこと。
※保存容器の蓋に油性ペンで好きな文字や柄を書き、その上からレジンを流し硬化。するとあら不思議!レジンに転写されるのです☆
本はマッキーを利用していましたが、100均で一番ペン先が細そうなものがサインペンしかなくて試してみましたが、なぜか端が滲んでしまう…(枠あり枠無し両方とも)油性ペンなんだけど。。。レタリングが得意!イラストが得意!な方は試してみてもいいと思いますが、いっそプラバン使った方が簡単かもしれない…(笑)
本はお洒落な英文の上に枠を利用せずレジンを直接流していましたが、う~んペンの問題なのか、何か私が読み飛ばしたのかな…
でもこの実験やってる時に、あれ!?サラサラしてる!と思ったので、いいヒントにもなりました(∩´∀`)∩(まぁ結局自力で気づけませんでしたが)
このツルサラッはどうしているのか不思議だったので、悩んでいる方の参考になれば幸いです♪