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光と色について学ぶ

絵を描くたびに影の付け方がわからない。
えーっと、光源をこっちと設定して……だから影が……
は?環境光??反射光??そもそも光とは……??
っていう疑問に襲われていました。

光について知りたい!という思いから、気になっていた書籍を買いました。

なんとkawaii表紙。しかもレビューもめちゃいい。
先週の金曜日にポチって夜には届きました。ありがとう川向うのAmazon倉庫。
開いてびっくり、文字ばっかり!!
書いていることも「光とは粒子と波動の2種類の性質を持っていて……」から始まり、何この専門書。20年前の大学の講義思い出しちゃったよ……。あの授業、先生怖くて厳しかったな。
難しいよ〜〜頭痛いよ〜〜と読み進めていけば、最初の基本説明が終われば知りたかったこといっぱい。
Youtube広告でお絵かき講座パルミーのCMよく見ません?お絵かき講座の動画を見てたら絶対見てると思うんですけど、「それでは表面下散乱の描き込みをしていきます」っていうCM。あれ、見るたびに意味わからなすぎて宇宙猫の顔になってたんですが、この本を読み終えて「あ!これ光と色のチュートリアルでやったとこだ!」ってなりました。これだから勉強っておもしろい。

本当いろんなことが書かれてまして、とてもおもしろかったです。
即自分の絵に反映できそうだなと思ったのは、

  • バリューの概念

  • 本影

  • ライティング

かな〜?

バリューについてですが、私は彩度をあまり考えたくないので(わからないから)有彩色はカラーサークルの左上しかできるだけ使わないようにしてます。ときどき忘れて好き勝手塗るときもあるけど。

彩度高い色は難易度が高いってばっちゃんが言ってた

それでも、時々起こる「一色が鮮やかすぎて色がまとまらない現象」に悩んでたのですが、これはバリューのせいだというのが判明しました。
カラーラフを作ってバリューを確認しつつ配色する過程が必要なのだと知りました。

本影については、線画のときいい感じの墨だまりを作りたいのですが、どこに入れたらいいかわからないといつも首をひねっていました。
本影のことを知り、だいたいそのあたりに墨だまりをつくればいいのか、と解釈。間違っているかも知れないけど、今度やってみようと思います。

ライティングは、もういろんなパターンのライティングとワンポイント解説が載っており、絵を描くたびにここを参照しようと思いました。

他にも材質による光の当たり方や天気などのいろんな環境においての光と陰影の出来方、もちろんメイキングもあって、本当に勉強になりました!

勉強にはなったのですが、これでばっちり光を表現できるようになったぞ〜!とは思えず……。逆に「これを私ができるようになれるのか?」と恐れ慄いております。
これから読み返しては少しずつ身につけていけたらいいなぁと思います。

昨日描いた推し

本を読んでカラーラフを作ってみた推し。最後まで仕上げたかったけど、気力がなくなりました。
バリューを確認しつつ配色してみたので、色の収まりはとてもよくなったと思います。扇子の青がなんか気になる気もしますが、背景をまだ考えてないのでそれに合わせてまた配色し直してみたらいいかな。
影も以前よりかは大胆に、あと立体を意識して描けたかなぁと思います。

まだまだ首を捻りながらの作業ですが、たくさん描いて経験を積みつついろんなことを自分のものにしていけたらいいのではと感じています。

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