3ヶ月イラスト上達法〜2巡目〜
この記事は↓の動画を実践する記録になっています。
以下、3ヶ月イラスト上達法の概要です。
①好きすぎておかしくなりそうな絵師さんをひとり決める
②その絵柄にコピーレベルに近づけてイラストを本気で描く(二次創作でも可)
③描いた後問題点を極力細かく書き出す(全部ダメ!のように書かない)
④その問題点の中から自分が最も気になる一つだけを決めて、その練習をする(もしわからない場合は顔・髪→手→体の優先度で)
⑤「こうすれば上手く描けるかも!」という発見を得られたら一度練習を止める
⑥再び②に戻る(PDCAサイクル)
⑦これを3ヶ月続ける(劇薬なので注意)
前回までは⑤の髪の練習をしました。
髪もブロック分けをするという発見をして、少しは自然になったかなと思います。
それでは、この記事から2巡目。上記②からまた始めます。
では、1巡目を終えての本気絵です。
どうでしょうか。自分としては髪の毛サラサラで自然に描けたと思います。
でもこのキャラ、そんなに髪の毛サラサラキャラではないのかもしれません。けっこうボリュームもあってツンツンだったり、でもサラサラなかんじもあるし、難しい髪質ですよね。
反省点はもっとボリュームあってもよかったなぁと思いました。
他は、全身を描いてみたり、何より一番苦手な背景!背景描いてみました!!
パース適当だったり、色塗りは単色で素材ブラシで汚して誤魔化してみたりと課題ばかりなんですが……
101%は描けたと思います!!
では、憂鬱な憂鬱なお手本との見比べです……
今回もギャーーーと心のなかで叫びながら問題点書き出しました。
お手本絵師さんに似た雰囲気のキャラがいらっしゃったのでそちらを参考に書き出してみました。
以下、問題点まとめです。
・顔が全体的に大きい、手も大きい
・顔パーツも輪郭に対して大きい
・髪のシルエットはOKだけど、塗りで質感だしたい
・服がピッタリしすぎてところどころもこもこしてる
・服の皺で服の質感だしたい
・靴をもっと描き込みする
・背景はもっとポップなかんじがお手本絵師先生っぽい
顔や手が大きくなるのは、描いている本人が好きなところ、描いてて力が入ってるところは大きくなりがちだと聞いたので、多分それですね。
特に私は目が大きくなりがちなのでそれを意識しながら描いているのですが、今回もだいぶ大きかったです。
あとは、服や靴、塗りの仕方、背景などいろいろ問題点はありますが、イラストで一番重要なのは顔だそうなので、今回の練習対象はやはり顔を優先しようと思います。
上記でも挙げた目。目の描き方を練習していきたいなと思います。
練習では、目の塗り方、バランスの取り方を中心に練習していくことにしました。
まず目の塗り方。
これは、もともと持っていたこちらの本を参考に付属していたドリルをやってみました。
完コピまではいかないですが、だいたいお手本っぽく描けたと思います。
目の描き方では、ハッチングという技法を知り、立体感が出たことに感動しました。アナログイラストで活躍しそうです。
塗り方の方は、「こんなに色重ねるの!?」とめちゃくちゃびっくりしました。私はだいたい、白目、黒目、影の3〜4枚くらいなので。
乗算や発光などの合成レイヤーもよくわからなくて使ってなかったので、こんなふうに使うんだなぁととても勉強になりました。
勉強になったけど、合成レイヤーも色のチョイスもよくわからない。
でも、これは後々色の勉強をしたいと思っているので、その時に取り組んでみようと思います。
あと、びっくりしたのが、まつげの塗り方。まつ毛上下は線画の時に黒く塗りつぶしていたので縁取って色を塗っていると知ってかなりびっくりしました。
お手本絵師先生の絵も見てみると、まつ毛の中身を色塗っていて、新発見。こうやって知識がないと見えてこない部分があるなぁ。と勉強って大事だなぁとしみじみ。
あと、白目も真っ白じゃなくて少し赤みがかった白をチョイスしていてこれもびっくりしました。いつもRGB255の白をしようしていたので、これは改めないと……。
ここまで勉強してエックスに投稿する絵を描くことにしたので、目は勉強した塗り方を実践してみました。
病みっぽくしたかったので発光レイヤーやハイライトはいれなかったのですが、なかなか雰囲気が出たと思います。
キャラが違うのでちゃんとした比較にはなりませんが、進歩は見られる気がする。
何より白目の色味!これでかなり雰囲気が変わるな〜と感動しました。
五条先生の目は、発光させたりハイライトを入れたりしてもっとキラキラにしたらいいかな。今度試してみます。
一応まつ毛も別塗りしたのですが、わかりにくい。今度グラデを入れてみたりしようと思います。
塗り方はここで一旦やめて、次は目のバランスの取り方の勉強。
何から始めたらいいのかなぁと思って、ときどきラフなどで目のアタリに眼球を描いている神絵師さんを見かけるなと思い出し、眼球を中心とした目の構造を理解してみることにしました。
いろいろネットで調べながら眼球のことを勉強。といってもだいぶ浅〜くですが。
そんな中でこの動画に出会います。
髪の描き方でもお世話になったhide channel様!
今回もお世話になりました。球体を描いて十字を描き込み、その中心に瞳を描く。そこから眼球を意識してイラストっぽい目全体のアタリをとっていくという描き方を紹介してくださっています。
おお!私が知りたかったやつコレコレ〜!!
今回もお世話になります。
練習①では、いろんな方向を向いた目を眼球から描きました。
それを踏まえて、練習②でイラストを描いて問題点を書き出しています。
眼球から描く方法は、左右両目のバランスがとりやすい!
私は、両目のバランスがなかなかとれなくて、よく片方が上にいっことがあります。線画のときに位置修正したりするのですが、ここの位置取りで本当にいいのかな?といつも不安でした。
眼球方法は、目のアタリの横線上に眼球を描いて瞳も描くのでズレにくい!これはとても良い発見!
しかし、上下の眼球の位置はわかったけど、左右の位置取りがわからない。この画像以外にも何個か試し描きをしているのですが、中には両目が離れすぎて変な絵になっているものも……。
なので、左右の感覚(顔中央からの眼球の位置)を覚えるべく、お手本絵師先生の絵に眼球を書き込んでだいたいの位置を確認してみました。
だいたい左右の眼球の間の空間は、眼球1〜1.5個分と結論付けました。
目の塗り方、目のバランスの取り方の発見をそれぞれから得られたので、これで2巡目の勉強期間は終了。
次回から3巡目に取り組みます。
本気絵、何描こうかな!