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spinel3
歌志内市はリトルスイス?!
そうなの。歌志内って北海道のスイスなのだ。
山に挟まれた一本道を行くと、沿道にある市営住宅がラブリーな「スイス風とんがり屋根」がついている。バス停の小屋もスイス風。スキー場の
レストハウスなんか、もう思いっきりチロル地方。
確かにオーストリアやスイスの山岳地帯のイメージがある。
そして私は歌志内市の「道の駅チロルの湯」(裏に温泉宿泊施設があるのだ)その名も「チロル」という名を冠した道の駅のバックヤードで、偶然ホンモノの「アルプホルン」を見つけてしまった!
最初、ゴルフの道具?と思われたレザーとキャンバス地の丈夫そうな大きな袋を開けてみたら、三つのパーツに分かれたアルプホルンじゃないの?
初めて見た!
組み立ててみると、長さ3.5メートル。デカい。というか長い。
先端のラッパ状になった部分には、エーデルワイスなどスイスの高原に咲く花々の装飾が施され、美しい木管楽器だ。
かつて、本当にスイスから音楽家を呼んでコンサートもやったらしい。
素敵。
羊だっていたらしい。ヤギだっていたらしい。ハイジだっていたんじゃないの?みんなどこに行っちゃったんだ?
今は野生のエゾシカとエゾリス(たまにヒグマ)が闊歩する歌志内だが、このアルプホルン発掘を機会に、シン・スイスランド歌志内がやれなくもないのでは?と野望を抱いている。
(歌志内市地域おこし協力隊・石井葉子)