就職活動#7 エントリーシートを書いてみよう!(自己PR編)
こんにちは。クローバーです。
今回は、自己PRの書き方について解説していきますので、この記事を読みながら一緒に書いてみましょう。
自己PRとは?
自己PRとは、自分の強みと「その強みをどのように企業に活かすことができるのか」をPRすることで、エントリーシートや面接での頻出の質問になります。
前回、自己分析で挙げた強みとその強みを得る(認識する)きっかけとなったエピソードをガクチカとして文章化しましたが、自己PRでは自己分析で挙げた強みとその強みを活かすことができたエピソードを文章化するという作業を行います。
まだ自己分析が終わってない方は、自己分析編の記事を読んでからまた戻ってきてください!
自己PRを書いてみよう!
ここからは、自己PRを書いていきましょう!
自己PRの作成には7つの要素があります。
①強みの概要
②強みを活かした経験
③現状や課題点
④頑張った理由
⑤実際に行ったこと
⑥その結果どうなったのか
⑦入社後にその強みをどのように活かせるのか
エピソードを選んだら、上記7つの要素を箇条書きでもいいので挙げていきましょう。
このときに、要素を挙げる順番は特に気にせず、挙げやすい要素から挙げて大丈夫です。気楽にいきましょう。
7つの要素をある程度挙げることができたら、これらを順番に繋げて文章化しましょう!
目安は、320文字~400文字です。
理由は、エントリーシートでは400文字以内の文章を求められることが多いため、400文字の8割以上の文章を用意できていると後々使い回すことができるからです。同様の理由でガクチカや志望動機を作成する場合も320文字~400文字の文章を用意することをおすすめします。
よく、「です。ます。」調と「だ。である。」調のどちらで書けばよいのか迷っている方がいますが、結論から言うとどちらでも大丈夫です。
ただ、「だ。である。」調の方が内容の濃い文章を書くことができるため、字数制限が少ないときには、「だ。である。」調をおすすめします。
自己PRは3つほど用意できると2月以降のESラッシュの際に、企業に合わせてESを作成する手間が省けるのでだいぶ楽になります!
前回のガクチカ編を読んだ方はなんとなく察しがついているかも知れませんが、ガクチカと自己PRは書き方を少し変えるだけで、中身はほとんど一緒で大丈夫です。
以下に自己PRの参考例を記載しておきます。
参考例
①私は粘り強く努力し、目標を達成することができます。
②20人規模のテニスサークルで学内大会優勝を目標に2年半取り組んできました。
③④初心者で入部し、経験者との体力やスキルの差を痛感した悔しさから、工夫と努力でそれらの差を埋められることを証明したいと思いました。
⑤早く上達するためには皆と同じメニューではいけないと考え、上級者の先輩にプレーを分析してもらい、自身の強みと弱みを踏まえた練習を組み立てました。誰にも負けない練習量をこなし手応えを得ましたが、これ以上を目指すためには様々な人と練習し多様なプレースタイルに対応していく必要性を感じました。そこで、自主練習会を開催し、多くの人を巻き込む練習方法を加えました。
⑥その結果、日々の練習で成長を実感でき、先日の学内大会で初優勝を果たしました。
⑦入社後は、貴社の営業としてお客様満足度を追求し、周りを巻き込みながら大きな成果を挙げたいです。
テンプレート
私は○○できる。
○○人規模の○○で○○に取り組んだ。
○○には○○(現状・課題)があったため、○○したいと考え、○○(目標設定・課題解決)した。
具体的には、○○や○○に取り組んだ。
その結果、○○になった。
入社後は、このような○○(強み)を活かし、○○に貢献したい。
解説
自己PRを作成する際には、集団の中での話であれば何人規模なのか、長期間継続してきたことの話であれば何年間取り組んできたことなのかなど、前提条件を明確にすること。
そのうえで、7つの要素を抑えることで出来事だけではなく、行動の過程でどのようなことを考えたかという要素を含んだ文章になるため、企業の方に活躍しているイメージを与えることができます。
自己PRで大切なのはどれだけ凄いことを行ったのかではなく、どのような考えを持って、どのような行動を取ることで強みを活かすことができるのかという内面をアピールすることです。
そのため、自己PRを作成する際のエピソードはぶっちゃけなんでも大丈夫です。
まとめ
今回は、自己PRの書き方について解説してきました。
今回紹介した7つの要素を抑えることによって、簡単に自己PRを作成できたと思います。この型に当てはめて自己PRを大量生産しちゃいましょう!
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回は、志望動機の書き方について解説していきます。