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就職活動#6 エントリーシートを書いてみよう!(ガクチカ編)
こんにちは。クローバーです。
今回からは、3回にかけてエントリーシートの書き方について解説していきます。
1回目の今回はガクチカについて解説していきますので、この記事を読みながら一緒に書いていきましょう。
ガクチカとは?
ガクチカとは学生時代に力を入れて頑張ったことの略称で、エントリーシートや面接で頻出の質問になります。
以前、自己分析編で「最低3つ以上強みを用意しましょう」と説明しましたが、今回は自己分析編で挙げた強みとその強みを得る(認識する)きっかけとなったエピソードを文章化するという作業が必要になります。
まだ自己分析が終わってない方は、自己分析編の解説を読んでからまた戻ってきてください!
ガクチカを書いてみよう!
ここからは、ガクチカを書いていきましょう!
ガクチカの作成には6つの要素があります。
①学生時代に頑張ったことについての概要
②現状や課題点
③頑張った理由
④実際に行ったこと
⑤その結果どうなったのか
⑥その経験から学んだこと
エピソードを選んだら、上記の6つの要素を箇条書きでもいいので挙げていきましょう。
このときに、要素を挙げる順番は特に気にせず、挙げやすい要素から挙げて大丈夫です。気楽にいきましょう。
6つの要素をある程度挙げることができたら、これらを順番に繋げて文章化しましょう!
目安は、320文字~400文字です。
理由は、エントリーシートでは400文字以内の文章を求められることが多いため、400文字の8割以上の文章を用意できていると後々使い回すことができるからです。同様の理由で自己PRや志望動機を作成する場合も320文字~400文字の文章を用意することをおすすめします。
よく、「です。ます。」調と「だ。である。」調のどちらで書けばよいのか迷っている方がいますが、結論から言うとどちらでも大丈夫です。
ただ、「だ。である。」調の方が内容の濃い文章を書くことができるため、字数制限が少ないときには、「だ。である。」調をおすすめします。
ガクチカは3つほど用意できると2月以降のESラッシュの際に、企業に合わせてESを作成する手間が省けるのでだいぶ楽になります!
以下にガクチカの参考例を記載しておきます。
参考例
①私は20人規模のテニスサークルで学内大会優勝を目標に2年半取り組んできました。
②初心者でサークルに入部しましたが、周囲はほとんどが経験者だったため体力やスキルの差を痛感しました。
③その悔しさから、経験の差も工夫と努力で埋められることを証明したいと思いました。
④早く上手くなるためには皆と同じメニューではいけないと考え、上級者の先輩から自分のプレーを分析してもらい、強みと弱みを知り自分に合った練習を組み立てました。誰にも負けない練習量をこなし手応えを感じていましたが、これ以上を目指すためには様々な人と練習し多様なプレースタイルに対応していく必要を感じました。そこで、自主練習会を開催し、経験者・初心者関係なく多くの人を巻き込みながらさらに練習方法に工夫を加えました。
⑤その結果、日々の練習で成長を実感でき、先日の学内大会で初優勝を果たしました。
⑥この経験から、粘り強く努力し続けることが結果に繋がることを学びました。
テンプレート
私は○○人規模の○○で○○に取り組んだ。
○○には○○(現状・課題)があったため、○○したいと考え、○○(目標設定・課題解決)した。
具体的には、○○や○○に取り組んだ。
その結果、○○になった。
この経験から、○○を学んだ。
解説
ガクチカを作成する際には、集団の中での話であれば何人規模なのか、長期間継続してきたことの話であれば何年間取り組んできたことなのかなど、前提条件を明確にすること。
そのうえで、6つの要素を抑えることで出来事だけではなく、行動の過程でどのようなことを考えたかという要素を含んだ文章になるため、企業の方に納得感を与えることができます。
また、ガクチカで大切なのはどれだけ凄いことを行ったのかではなく、どのような考えを持って、どのような行動を取ることができるのかという内面をアピールすることです。
そのため、ガクチカを作成する際のエピソードはぶっちゃけなんでも大丈夫です。
まとめ
今回は、ガクチカの書き方について解説してきました。
今回紹介した6つの要素を抑えることによって、簡単にガクチカを作成できたと思います。この型に当てはめてガクチカを大量生産しちゃいましょう!
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回は、自己PRの書き方について解説していきます。