就職活動#12 面接の主導権を握れ!!(面接の質問を誘導する自己紹介編)
こんにちは。クローバーです。
今回は面接で主導権を握るための方法について解説していきます!
導入
皆さんは、
「自分にとって都合の悪いことばかり質問されて、自分がアピールしたいことを主張できなかった」
という経験をしたことはありませんか?
大前提として、企業(面接官)によってはあらかじめきわどい質問をすると決めている場合があるため、それらの質問に対してはワンキャリアや就活会議を参考にして対策する必要があります。
しかし、
それ以外の場合で自分にとって都合の良くない質問ばかりされている方は、自己紹介の内容が原因かもしれません。
自己紹介の位置づけ
面接前の段階で面接官が学生に対して持っている情報は基本的にエントリーシートに記入した情報だけです。
そんなほぼ初対面の学生のことを知るために面接をするわけなので、自己紹介で紹介された内容は面接での質問の参考にされます。
学生と面接官の間に生じる「自己紹介」の認識のずれ
面接においてその後の質問を左右するほど重要な自己紹介ですが、実は、学生と面接官の間には「自己紹介」に対する認識のずれが生じています。
多くの学生は、「面接官に自分のことを印象づけるために学業や課外活動についての情報を自己紹介にたくさん盛り込もう」と考えています。
しかし、
面接官は、「自己紹介で紹介された内容が学生の主張したい内容だろうから、それらの内容について質問しよう」と考えています。
このように、学生と面接官の間で「自己紹介」に対する認識のずれが生じてしまっています。
そのため、
詳細にアピールできない内容を自己紹介で紹介したばかりに、自分にとって都合の悪い質問をされるという事態が生じているわけなのです。
面接で主導権を握るためには?
前置きが長くなりましたが、ここから今回の本題に入りたいと思います。
ここまでの内容で、自己紹介の重要性と学生と面接官の間で自己紹介に対する認識がずれているということをお伝えしました。
これは逆に言うと、
自己紹介で紹介する内容を自分が詳細にアピールしたい内容だけで構成することで、自分にとって都合が良い質問が来るようにコントロールできる
という風に考えることができます。
つまり、
自己紹介で話す内容は、
①自分が企業にアピールしたい内容。
②自分が深掘りされても回答できる内容。
この2つの条件を満たしている内容のみということになります。
ここまでの内容を踏まえて、私が実際に活用していた自己紹介のテンプレートを紹介します。
「自己紹介」のテンプレート
こんにちは。
○○大学の○○です。
学生時代は、○○(主張したい内容のタイトル)でした。
具体的には、○○や○○、○○などです。
また、持ち前の○○力を活かし、○○サークルでは○○(役職)として○○、○○のアルバイトでは○○(役職)として○○に尽力してきました。
改めまして本日はよろしくお願いいたします。
こんな感じです。
自分が主張したいことだけを詰め込み、逆に、言いたくないことは隠すということを意識していました。
時間は約30秒でした。
1分程度であればどの企業でも問題なく使い回すことができると思います。
まとめ
今回は、面接の主導権を握るための方法について解説してきました。
自己紹介を有効活用することで、面接をコントロールしちゃいましょう!
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます!
次回は、グループ面接で意識するべきポイントについて解説していきます。