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就職活動#4 就職活動って何から始めればいいの?(業界・企業研究編)
こんにちは。クローバーです。
今回は、前回紹介した就職活動の始めにやるべきこと4選の中でも業界・企業研究について解説していきます。
業界・企業研究の仕方について
就職活動を進めていくうえで、業界・企業研究の完成度は選考において大きく影響します。
「どの業界がどのようなことをしているのか」「どの企業がどのようなことをしているのか」「その企業にどのような強みがあるのか」ということを明確に理解したうえで、志望動機を作成し、他の学生と大きく差をつけましょう。
業界・企業研究の方法は、主に3つのステップがあります。
①どの業界・企業がどんなことをしているのかを知る
②エントリーする企業をリストアップする
③就活ノートの作成
①どの業界・企業がどんなことをしているのかを知る
マイナビやリクナビなどが開催している合同説明会に参加し、聞いたことにある名前の企業からでもいいので、なるべく別々の業界の企業説明を聞きに行きましょう。
効率良く業界・企業研究をするならオンライン。企業の人事の方に直接質問がある場合は対面で参加するなど、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
②エントリーする企業をリストアップする
合同説明会で、ある程度興味のある業界や企業を絞ることができたら、その業界の企業をリストアップし、エントリーする企業の目星をつけましょう。
目安としては、本選考までに最低20社はエントリーする企業を用意しましょう。(業界のトップ~2番手・3番手~それ以下の企業をまんべんなく含めて)
ちなみに、僕は本選考で45社(4業界ほど)にエントリーしました。
余談ですが、就活セミナーに参加すると「業界を絞る」という言葉をよく耳にすると思います。しかし、僕は業界を絞る必要は必ずしもないと考えているため、そのことについてここで少し触れておこうと思います。
余談:業界を絞る必要性について
ここでは、なぜ「業界を絞る」という言葉が就活セミナーで言われているのかについて、「業界を絞る」メリット・デメリットを用いて解説します。
業界を絞るメリット
・1つの業界を理解するだけで、エントリーした全ての企業の業務内容を説明できるようになる。(他の業界のことに脳内リソースを割かずに済む)
・面接で選考状況を聞かれた際に、一貫性のある回答ができる。
(○○がしたいから、~業界を志望しています。)
・就職活動を通して、その業界への理解を最大限深めることができる。
(企業説明会や面接を通して、1つの業界について嫌というほど調べることになるから)
業界を絞るデメリット
・業界によっては数10社もエントリーする企業を用意することが難しい場合がある。
・他の業界のことを知ることができずに就職活動が終わる場合がある。
(将来関わるであろう取引先企業がなにをしているのか知らずに社会人になってしまうかもしれない)
・業界トップからあまりにも離れている企業の選考へのモチベーションを維持することが難しい。
結論「深く考えすぎなくて良い」
「業界を絞る」メリット・デメリットをもとに考えると、業界を絞った方が志望度の高さや目標への一貫性を示しやすいということが分かると思います。
それに対して、業界を広く見た方がエントリー企業が用意しやすかったり、どの業界がどのように関わってビジネスが行われているのかという企業関係を理解できたりするということが分かると思います。
そのため、結論として「業界を絞る」ことについては深く考えすぎなくて良いと伝えておきます。
ある程度は絞っておくとその後の工程が少し楽になりますが、1つだけにしなければいけない理由は全くないです。
気楽にいきましょう。
だいぶ話が脱線しましたが、ここからは業界・企業研究のステップの3つ目を解説します。
③就活ノートの作成
合同説明会や企業ホームページで収集した情報をPC上で管理している方が多いと思いますが、業界・企業研究の最後のステップで僕がおすすめする方法は、就活ノートを作成することです。
就活ノートとは、情報収集した企業の情報を整理するためのノートのことを指します。
僕は、A4サイズのノート見開き1ページに1つの企業情報を整理していました。
整理していた情報としては、
左ページ
1.企業名(上場・非上場かもメモする)
2.採用担当者(説明会で話していた人や面接官の名前)
3.代表者(社長、代表取締役)
4.設立日
5.資本金
6.従業員数
7.売上高(営業利益)
8.事業内容
9.経営理念
10.業界でのポジション
11.強み/弱み
12.ビジョン(今後の重点課題など)
13.求める人物像
右ページ
一番上に、選考ステップ(ワンキャリア参照)
1.基本給
2.年間休日日数
3.平均残業時間
4.平均有給休暇取得日数
5.勤務時間
6.採用人数
7.福利厚生について
・通勤手当(○○円)
・住宅手当(○○%)
・海外トレーニー制度の有無
・育休取得率(○○%)
・カフェテリア
・持株会
・服装
・特別な休暇など
8.興味を持った事業や志望動機に使えそうなネタのメモ
9.逆質問の用意とその回答のメモ
上記のように、左ページと右ページで整理する情報を分けていました。
これによって、いちいちPCを立ち上げたり、マイナビや企業ホームページなどを開いたりせずに一瞬で企業情報を比較できるため、非常におすすめです。
また、あらかじめノートを作成してから企業説明会を受けると、ノートの空白を埋めるように質問を考えることができるため効率良く情報収集ができます。
まとめ
今回は、業界・企業研究について解説してきました。
ここまでの範囲だけでも就職活動ってやることが多いんですよね。
迷ったときは、振り返り立ち返りながら少しずつ頑張ってみてください。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回は、WEBテスト対策について解説していきます。