中村うさぎについての・・・
最近、めっきりお見掛けしない中村うさぎ先生。
Twitter時代にはコメントのやりとりでかなり仲良く?させていただいてて、「娘ちゃんのおばちゃんになってあげるね」とまでおっしゃってくださっていたが、私がTwitterから離れてしまって、もう私のことなどは忘れておられるに違いないと思う。
元々はライトノベル作家で、買い物中毒、ホスト、借金、整形、ゲイとの結婚、病気などなどとにかく波乱万丈の人生であられるわけよ。
ブランドものを買い漁る心境とか、ホストにいれあげちゃうとか・・・
私は、若い男が好きじゃなかったので結局ホストにハマることはなかったけど、買い物中毒ではあったし、まあまあな線を超えていたので共感しかないときがあった。でもさすがにうさぎ女王様のようにカードの請求が450万とか、印税数年先まで前借しちゃうとか、そんなことはできないんだけどさ。私なんか小者よ、小者。
買い物中毒の話は、シリーズ化されているので読んでみて。
買い物中毒については、私は、痛いほどわかる。
とにかくね、なんかショップの店員が「友だち」だと錯覚しちゃうんだよね。友だちがいなかったから。
新商品だの、ノベルティだの、いらないのよ。でも買っちゃう。だって「友だち」にちやほやしてもらいたいから。いわゆる顧客セールとかいらんて。でも、まあ「来月の私に頑張ってもらうか」ってカードきっちゃうんだよなあ・・・
中村うさぎ先生は、ハイブランドだったから桁違いだけど、私はどっちかというとPowder(ピンクハウス系のリアル動物モチーフ)とか、ちょっと人が着ていないものが好きで、当時おさなかった息子は、20471120(裏原宿系)のHyomaくんのTシャツ、Beauty:Beastの服とかを着ており、アメ村に行ったらお姉さんたちが「可愛い!」と群がってきたものだ。当時日本にはなかったアルマーニジュニアも着せていた。
なんだろうね、当時、承認欲求がめちゃめちゃやばかったんだと思う。私は、ママ友界隈でも孤高の人だったし、アメリカ帰りで友達付き合いもなく、もうホントにそれだけで生きてた気がする。
中村うさぎのライトノベルズは読んだことがない。
でも、佐藤優との対談形式のものは、一読に値すると思う。買い物中毒、整形マニア、とは全く違う中村うさぎがいる。
キリスト教や聖書に興味がある人は、特に読んだらいいと思うものがこれ。ありきたりではない切り口での対談は読みごたえありありです。旧約聖書と新約聖書に分かれているよ。
最後に、超面白かった1冊がこれ
タイトルで何が起こったかほぼわかる人は、中村うさぎのファンに違いない。この方、下の問題がね起こりがちなのね。
当時は腹抱えて笑ったが、かなり昔のエッセイなので、今、笑えるかどうかはわからない。
この人の生きざまも、とにかく「凄い」
そして、果てしなく共感できる
ただ私は、子どもがいたので、この人と同じ道をたどることはなかったように思う。子どもがいなければ、中村うさぎのような才能がない私は、今ごろ奈落の底で息絶えていたかもしれない。