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日本保守党を信用できない理由その13-キ(②国政政党としての問題)
今日も、子宮摘出発言の問題を見ていきましょう。
今日からは、党内の問題が起きた時の党としての対応の問題です。
これはサクサクいけるかな。
↓今日の記事の目次です。
②国政政党としての問題
百田さんの発言の後の党としての在り方も問題でしたね。
あくまで、百田さんの個人的な発言という事にしたかったからだと思いますが、百田さんのXと、あさ8で弁解して終わりでした。
百田さんと有本さんの認識が、「①子宮摘出発言について曲解されている、しかも②曲解している人は、ごく一部の人だけ」ということが理由だと思います。だから、Xとあさ8で弁解すれば、問題は収束すると思って、そうしたんでしょうね。でも、現実は違った。報道する媒体が次々現れ、結果的には、全世界的に報道されてしまった。どういう媒体かはともあれ。
これは、百田さん、有本さんの読みが外れたという事でしょうね。百田さんと有本さんの考えが甘かった。
まぁ、読みが外れることもあるでしょう。だけど、読みが外れたときに、軌道修正、あるいは、対応のレベルを上げることができたかというと、それもできなかった。
つまり、最初の対応もダメだったし、問題が収束するどころか、拡大していっても対応を変えることもできなかったのもダメだった。
なぜこうなったのか。
進言してくれる人を重用しないから。
耳の痛いことを言ってくれる人を遠ざけるから。
結果的に、二人だけで考え、決定するから。
問題が起こった時の党としての解決方法を模索する仕組みを作れていないから。もっと言うなら、党員から意見をくみ上げる仕組みを作れていないから。党員からなる組織作りをしないから。
きっと、党員の中には、きちんと党として、ホームページや会見を開いて公式見解を表明してほしいと思っている人がいたんじゃないかな。
でも、進言できない。
電話番号も住所もわからないし、メールしても返事はないし、XでPOSTすれば、百田さんにブロックされる可能性もあるし、さらされて攻撃の対象とされるかもしれない。
党員と党幹部の関係のいびつさが、そのまま今回の問題の拡大につながっていると思います。
②-A あさ8の立ち位置
メリットとしては、党首である百田さんと事務総長/幹事長である有本さんが運営しているため、且つ、平日は毎日放送しているため、気軽にリアルタイムでの党の内情、党幹部としての考えに触れることができる。
デメリットとしては、規約には「あさ8が公式見解の発表の手段」と定められていないのに、あたかもあさ8での百田さんと有本さんの発言が党としての公式見解ととられる可能性がある。今回のあさ8での子宮摘出発言がその一例となった。
それもこれも、あさ8というYouTubeチャンネルで、ニュース番組と、党としての発表ライブを混合して行っていることが原因。党としてのチャンネルを作って、党としての発表はそちらでするなどすれば、あさ8で百田さんが問題発言をしても、これは党首個人の発言であり、党としての公式見解ではないということができるのに。多少の無理はあるけれど。党首としての資質を問われることは避けられないけれど。「二人の私物であるあさ8」と「党の公式チャンネル」に切り分けて使えない。二人の公私混同の気持ちがそのまま表れているように思える。
では、どうすればよかったのか。それは次の項目で考えてみましょう。
今日はこれでおしまい。
これが、私の日本保守党を信用できない理由です。
皆様の日本保守党理解の一助となれば幸いです。
#日本保守党 #百田尚樹 #有本香 #子宮摘出発言 #あさ8