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🍨猛暑疲れをスッキリ癒す夏の歌⑤(最終回)


連日の記録的な猛暑、地震、台風……💦💦

異常気象の多かった8月も今日が最終日となりました。

この台風(現時点では熱帯低気圧)が過ぎ去ったらスッキリとした9月の秋空が広がることを願いつつ、本シリーズの締め括りにふさわしい、素敵な歌をご紹介して参りたいと思います😊


🌻 本日のラインナップ 🌻

①最後のサーフホリデー(杏里)
②ペガサスの朝(五十嵐浩晃)
③晩夏の岬(多岐川舞子)
④朝花(石川さゆり)
⑤夏の終わり(森山直太朗)


✅シリーズ記事(過去作品)はこちらから👇




①最後のサーフホリデー
歌:杏里
作詞:吉元由美
作曲:杏里
編曲:小倉泰治

1988年7月リリース。
杏里さんの22枚目シングル、「SUMMER CANDLES」のレコードB面(カップリング)収録曲。

とてもリズミカルで、ノリの良い一曲。

バブル期特有の、恋や遊びに能動的で、活発な若者たちの「夏の終わり」が描かれている。

タイトル通り、「最後のサーフホリデー」という感覚で、曲に乗っていただきたい。




②ペガサスの朝
歌:五十嵐浩晃
作詞:ちあき哲也
作曲:五十嵐浩晃
編曲:鈴木茂

1980年11月リリース。五十嵐浩晃さんの3枚目シングル。

明治製菓「明治チョコレート」のCMソングに起用され、五十嵐さんにとって最大ヒットとなった。

これまで「夏の終わりにおすすめの歌」を数多く紹介してきた中で改めて感じるのは、「恋人よりも友達でいたい」とフラれてしまう展開の歌詞作品が目立つ、ということ。

ただ、この歌の場合はそれをネガティブに伝えるのではなく、あっけらかんとしたメロディで爽やかに、そしてポジティブに伝える内容となっている。

夏から秋にかけては台風の多い時季ではあるものの、こんな軽快な歌を聴きながら、せめて心だけでも軽やかさをキープしていきたい。




③晩夏の岬
歌:多岐川舞子
作詞:紺野あずさ
作曲:岡千秋
編曲:南郷達也

2022年5月リリース。

まず歌の冒頭から、多岐川舞子さんの美しい高音が冴えわたる。

いわゆる「別れ歌」なので、歌詞だけを見るとせつない。

しかしながら、パワフルな歌唱力とイントロからダイナミックに展開するメロディ、この2つの要素によって、失恋・別離への悲壮感よりも、屹然と聳え立つ山のような気高さ・崇高さを醸し出している。

もちろん、夏につらい別れ、とくに失恋を経験した人にとっては、深く共感できる一曲かもしれない。




④朝花(あさばな)
歌:石川さゆり
作詞・作曲:樋口了一
編曲:森 俊之

2007年9月リリース。石川さゆりさん、96枚目のシングル作品。

奄美大島で古くから歌われてきた島唄である、「朝花節」が歌のモチーフ。

島唄特有のリズム・音色が心地よく染み渡る。

そして、夏の暑さ疲れだけでなく、人生の喜怒哀楽・波瀾万丈にやさしく寄り添ってくれるような歌詞。

まさに夏の終わりから初秋にかけてじっくり聴きたい、癒しの一曲。




⑤夏の終わり
歌:森山直太朗
作詞:森山直太朗・御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲:中村タイチ

2003年8月リリース。

会えない恋人との別れを刹那的に振り返るような歌詞ではあるが、反戦歌としての意味が込められている。

日本の夏、とりわけ8月というのは、先の大戦の悲劇に思いを馳せる月。

そんな8月の締め括りにふさわしい一曲。

好きな音楽を心ゆくまで味わえる幸せはけして当たり前ではない、そう気づかせてくれるとともに、今生きている、ということへの感謝も含め、さまざまな感謝が込み上げてくる、そんな名曲だ。





🐥本日の記事は以上です🍀
ここまでお読みいただき、ありがとうございました m(__)m

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