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💛諺シリーズ⑭💛「琴線に触れる」


●琴線に触れる

類義語:心に響く、胸を打つ、感銘を受ける など

対義語:癪に障る、勘に触る、虫唾が走る など

英訳(一例):Touch my heart

意味:優れたもの、美しいものなどに触れ、感動すること 
   また、感動・共鳴を与えること
   触れたら鳴る琴の弦を、感動しやすい人の心に見立てた表現


◆◆◆◆◆

この諺はしばしば、他人の怒りを買う、という意味の「逆鱗に触れる」と取り違えて使われる場面に遭遇する。

たとえば、

● 昨日、遅刻してしまい、上司の琴線に触れてしまった

👆 このような用法は誤用であり、「上司の逆鱗に触れてしまった」が正解。


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さて、個人的な話になるが、noteでの創作発表や執筆活動を行うようになって以来、色々と生活に変化が生じている。

シリーズ記事の計画やら各種下準備、さらには友人クリエイターとのコラボ創作の協議など、かなり慌ただしく過ごすようになった。

しかしその一方、「心の琴線に触れる」ような、素敵な出逢いや出来事も急増した。


私が参加している依存症研究のためのコミュニティからも、拙記事を閲覧に来てくださる方が増えているし、心温まるエールが届く日もある。

また、音楽系記事を執筆するため、学生時代、繰り返し聴いていた音楽を再び掘り起こして聴いたり、未知の歌を友人クリエイターから教えてもらったりする中で、新鮮な感動に包まれることも多い。

そんな「琴線に触れる」経験をできるだけ多く重ねるためにも、円満なコミュニケーションが成り立たない相手とは距離を置き、休息時間は気の置けない人との触れ合いを愉しむようにしている。

心の中が恨みや怒りでいっぱいな状態、あるいはストレス過多で笑顔を作ることさえしんどくなると、「心の琴線に触れた」と感じるような出逢いは減ってしまう。

それと同時に、他者の心の琴線に触れるような芸術を追究することも難しくなる。

だからこそ、心理的負荷を与えてくる人とは関わらず、互いに親愛・尊敬の念を持ち寄って交流することができる、そんな人間関係を大切にしたいものだ。



最後に、私がつい最近、3年前に他界した祖母のことをなつかしく思い出し、自分の心の「琴線に触れた」と実感した歌をご紹介しておきたい。


「海の匂いのお母さん」 鳥羽一郎(1983年3月リリース)

作詞:田村和男
作曲:船村徹
編曲:丸山雅仁



本日の記事は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(__)m




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