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移動する人はうまくいく


長倉顕太

なぜ、移動する人はうまくいくのか?

この本、前にも読んだなと気づいたのは、前書きの

” 多くの人を敵に回すかもしれない本 "

という言葉。

この本には、とにかく行動しろ、と書いてある。

しかしたいていの人はこの本を読んだところで行動しないだろう。
だって、会社を辞めて、年4回の海外旅行と年4回の国内旅行、それから海外投資をはじめ、一日一冊の読書である。

ムリだ。

この現代を生きる人にとってはこれは、「夢」そのものである。
会社だって今すぐにでも辞めたい、年に4回も海外旅行、国内旅行に行きたい。
だが現実的ではない。生活保護でもホームレスでもいいなんて書いてあるが、今の生活を捨ててまでうまくいくのだろうか。

賭けが大きすぎる。そして最後の方にある言葉。
何冊も同じような啓発本を買うだろう。

中身の大半は啓発本によくある、そのままの自分を愛すことではなく、前に進む事。という内容。帯に書いてあるものがすべて書いてある。

以上だ。

この本を売った理由も、敵に回すかもしれないという言葉も改めて納得した。

これを読んで、良し頑張るぞ!となり、行動してうまくいく人はきっと0.01%、銀行の利子ぐらい夢のような話だ。

この本を読んでわかった事は、結局人生「金」という事。
今日は疲れてご機嫌斜めでうまくこの本のいい所を紹介できないが、本は表紙だけじゃないくて中身もチラ見してちゃんと選ばないといけないなという事を思い知らされた。

月約10万、4か月払って、私は、自己肯定感を買っていただけなのだ。
それに気づいたところで、行動を変えようと思わない時点でもう自分に絶望しかない。

習慣、行動、そんな本ばかり何十冊と読んで気づけたのは、この現実である。

さてこれからどうしたものか。
買った本がすべて読み終わってしまった。明日はブライダルフェアに朝6:00起きで、2軒はしごというハードスケジュール。

さっさと寝ろという気持ちと、この不甲斐ない自分、そしてマリッジブルーなのか何なのかわからない不安に押しつぶされそうな今日、書き終わりたくない。

27歳、本当に迷走する、何が正しくて、何が間違いの道なのか。
どの道を選べば将来の自分は満足してくれているのか。

全く皆目見当もつかない。数日前まで、道筋が見えていたはずなのに一気に暗闇の中のような気分だ。

答えを求めるために本を読んでいたはずが、結論どれも金みたいなところがあって、自分を見失う。あと30分でスーパーが閉まる。

夕飯買いに行こうか、お腹ペコペコのまま寝てしまおうか。
いや、買いに行く、アイス買う。

そしてさっさと寝る。

終盤日記になってすみません。それではまた本を読むその日まで。

いも





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