インターネットビジネス実体験の物語(エピソード2)〜ネット中毒者は、不健康なセラピスト〜
【ネット不労所得、副収入を目指して奮闘した最初の3ヶ月】
前回のあらすじ
筆者(高尾 真也)は、民間整体の専門学校を
卒業した後、兵庫県の小さな町で店舗勤務が決まる。
職場での仕事や人間関係は、あまり苦労しない反面、
給与の少なさに不満を感じ、
インタネットを使って収入を試みる。
全くの未経験で、夢と希望、憧れだけを抱き、
何の方向性も持たぬままスタートを切った。
西暦2009年5月、年齢は31歳を迎えたばかりだった。
果たして、行く先はどうなったのだろうか・・・。
目的願望は明確、ネットで副収入を稼ぎたい
和佐大輔さんのThis is it(人生を変える究極の情報起業)
に出会ったのは、本当に衝撃的な体験でした。
DRMビジネスモデルの概要方法が
音声と字幕で流れているコンテンツ。
抽象度が高く実践に落とし込めない・・・
というのが難点でした。
というよりは、その時の知識や視点では、
理解が及ばないというのが適確な表現でしょうか。
他のジャンルや、ビジネスモデルを知らないので
情報教材を売って稼ぐ、という手段に決めました。
ウェブマーケティングに関して知識や経験がないに等しいので、
自分の能力、強みや特性を考慮せず
他との比較をする思考がありません。
早く稼げるようになりたい、
という願望だけが先わまりしていました。
そういった考え方で、ひたすらネットで収入を得る情報を
探していた時期でした。
夜中のネット閲覧者から、重度のパソコン中毒マニアへ
しばらくは、無料ブログの登録、ブックマーク、RSS、
ブログ人気ランキング、ツール、
集客や拡散のために時間と労力がかかりました。
その時は、無我夢中、ほぼネット中毒だったので、
意識がぼーと、、するまで
パソコン画面と格闘していました。
毎夜、ミッドナイトを超えて、
夜中の2時3時までウェブの世界にどっぷり浸かる
不健康なセラピストでした。
気がつけばプチノウハウコレクター
ネットでお金を稼ぐ情報を見つけようとすると、
必ずといっていいほど、出くわすページ。
答えは「情報教材」です。
その時は、アフィリエイターもすごく多く、
特典やメールサポート、個別サポートなどを
つけて販売する形が多く見られました。
値段も1000円から数万円まで、
差がありました。
ですが、大体流行している商品、
人気の商品は決まっていました。
ですので、内容と金額、買えそうな商材を
見つけては定期的に購入していたと思います。
しかし、・・・
問題が起こります。
教材を読んでも、理解できない、
再現できない部分が出てくるのです。
それは、コンテンツを作る場面です。
例えば、記事を書く、
何かを伝える、、、
といった最終的なところ。
この領域だけは、自分で制作しなくては、
いけないからです。
そもそも、そこに辿り着くまでに
ターゲットもテーマも、コンセプトも
全てはブレブレだったでしょう。
わかったつもりで何も理解できていないから、
出来上がるもののクオリティがないに等しい。
ですが、その時はできている、
やったつもり・・・、
結果は明白です。
読者もほとんどいませんし、
反応や質問、コメントがありません。
ちょうど、暑い夏が始まる前の7月が
終わる頃でしょうか。
正直なところ、私の心はだいぶ折れかかって
いました。
挫折の一歩手前です。
モチベーションと目的達成願望の天秤関係
毎日、仕事から帰った後、
ご飯とお風呂だけ済ませて、
ネットに向かう生活を続けて約2ヶ月。
インターネットに費やす時間は、
毎日5時間以上に及んでいました。
休みの日も、教材を読んだり、
情報の整理や何かの設定。
そして、新しい違う情報に振り回されたり・・・。
そして、8月に入ってこう思いました。
「一旦夏が終わる9月になったら、
方向性を変えるか、何か決断をした方がいい」
この時の経験で2つ分かった事がありました。
1、結果が出なければ、人(私)は3ヶ月ぐらいでモチベーションが下がる
2、目的意識や願望とメンタルやモチベーションを天秤比較した場合、
前者が強ければ行動することができる(個人見解)
迷いや不安、気持ちが落ち込み気味になり
うまく結果が出るか予想が立たない暑い夏の季節、
不当所得、ネットで副収入を手に入れる目的のため、
私はアクションを止めず動き続けました。
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