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そうやって、きみは。
そう
そうやって
きみは
消えてゆくのですね。
わたしに
いとしいという感情を残して。
そう、きみは
いなくなるのてすね。
わたしに
もう立ち上がれないかもしれないという
試練を残して。
きみは、きみのままで。
わたしは、わたしのままで。
暑すぎた夏も
淋しげな秋も
凍てつく冬も
そしてあたたかな、
あたらしい
春が来る前に
きみは
旅立ってゆくのですね。
いつか、また会える?
会えるといいね?
問いかけても
きみはなんにも答えない。
ただ、
わたしが大好きな
きみの笑顔だけを
わたしの心に置いて。
いとしいを教えてくれてありがとう
立ち上がれないほどの試練を与えてくれて
ありがとう。
わたしはそれだけで。
きみのことは
これからも
わからないまま。
わたしが消えても
わからないままで。
何度、一緒に過ごしても
わからないね。
あぁ、やっぱり枯れてしまった
スキンダプサス オルモストシルバーに捧ぐ。
ごめぇぇぇぇん。
枯らしてもーて
ごめぇぇぇぇぇぇん。
あぅ、あぅ。